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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

6/29 (土) 2013

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2013新人研修

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広報部

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先日、毎年恒例となる「Jリーグ新人研修」を実施しました。今年の対象選手は風間宏矢選手、山越享太郎選手、安柄俊選手の3名。新人選手を対象に、Jリーグでは『社会人としてのモラルやマナーを知ることはもちろん、プロサッカー選手として多くの人々に支えられていることを知ること』を目的に研修を行います。そして各クラブで、Jリーグ全体で行う研修とは別に、地域ボランティア活動と公式試合の運営業務を行うことが義務付けられています。公式試合の運営業務については、7月13日vs浦和レッズで実施しますが、今回は地域ボランティア活動を中心に『ホームタウンでの地域活動』を体験してもらいました。

まずは、川崎フロンターレ事務所に来て、座学からスタート。武田社長と川崎フロンターレのOBで特命大使でもある中西哲生さんの講義を聞きます。
まず一限目は、武田社長から『フロンターレの選手に望むこと』というテーマでJリーグの理念、フロンターレのあらまし、事例を踏まえて活動を紹介、そして、川崎フロンターレ選手の選手として望むことを話してもらいました。
続いて二限目は、中西哲生さんによる講義です。選手時代から今のスポーツジャーナリストになるまでの経緯や元Jリーガーだからこそわかる選手にとって大事なことを語ってもらいました。

3選手とも、武田社長と中西さんの講義を、真剣に聞いていました。講義が終わると、現場での実践ということで、地域活動として商店街にいき7月からの試合告知ポスターの配布を行いました。講義で聞いた内容を実践しようと気合いの入る3選手でしたが、平間に到着すると新人研修2年連続の雨でした。平間では2班に分かれてポスター配布を実施。平間銀座商店街は安選手が担当し、平間駅前商栄会には宏矢選手と山越選手が担当しました。

まずは平間銀座商店街に到着した安選手。最初こそ、緊張のせいか声が小さかった安選手ですが、店舗を訪問するにつれて元気よく挨拶しテンポよく訪問していました。ポスター貼りについてもコツを掴んだのか、会話を楽しみながら貼っていました。途中、老舗の関豆腐店さんでは名物の豆腐を振る舞っていただき初めての食レポにもトライ。ゴマ豆腐を食べて、「ゴマの風味が口の中に広がって…」と中々のコメント。女将さんからも「できるじゃない!」とお褒めの言葉をいただきましたよ。


一方、平間駅前商栄会に到着した宏矢選手、山越選手の平間駅前商栄会組は、宏矢選手が「川崎フロンターレの新人研修で回らせていただいている風間宏矢と山越です。ポスターを貼り替えさせていただいてもよろしいですか?」と積極的に挨拶し、それに山越選手が続くという感じでした。最初は、雨の中ということもありポスター貼りに苦戦する2人でしたが、徐々に慣れてくると「次はどのお店ですか?」と進んでお店に向かっていました。テープを宏矢選手が丸め、山越選手が貼るという連携で次々と平間駅前商栄会に新しいポスターが貼られて行きました。


二手に分かれて実施したポスター貼りですが、担当エリアを貼り終わり再び合流。ここでは、商店街の方からこれまでのフロンターレとの関わりを地域という目線から選手たちに話して頂きました。クラブ発足時代の集客に苦しんだ時代やJ2時代、昇降格など当時のエピソードを交えて今に至るまでの貴重な話を聞くことができました。苦しい時代こそ厚く支えていただいたことを改めて実感しました。ポスターを貼っている際も皆さんから温かいお言葉、励ましの声を頂きました。選手たちも身をもって、地域があってこそのクラブなんだということを体感することができたと思います。平間の皆様、ご協力いただいた皆様、本日はありがとうございました。

新人研修を終え3選手に話を聞くと、「今日はプロサッカー選手としてというよりも一社会人として、タメになる話がいろいろ聞けてよかったと思います。昔から商店街のいろんな方々が応援してくれるというのが今回ポスター貼りをすることで、すごく伝わってきました。なかなかできない体験ができたので、たくさんの人が応援してくれているという期待に応えるためにも毎日努力してフロンターレで活躍できるように頑張ります」と話してくれたのは安選手。

山越選手にも話を聞くと「いろんな人と交流できたり、自分の為になる話が聞けてこれからの自分の人生に役立てられればと思います。どこのお店も温かく迎えてくださって、とても活動しやすい1日となりました。フロンターレが地域密着のクラブということを改めて知ることができて、これからも地域の皆さんを大切にして、自分がより活躍できるように頑張っていければと思います」と感想を話してくれました。

そして商店街でのポスター貼りに積極的だった風間宏矢選手は「改めてプロであるべき姿を把握できた1日でした。中西哲生さんの講義で、人間としての成長が一人のプレイヤーの成長につながるという言葉が一番印象的でした。ポスター貼りがその話を聞いた後だったので、プロであるべき姿というものをすぐに活かせる場面だと思い、積極的にアピールしていきました。自分なりに元気よくやったつもりです。川崎フロンターレというチームは実際にこうして商店街を回ったり、話を聞いてみてもそうですが、地域にすごく根づいているチームだなと思いました。僕自身もいつもサポーターの皆さんに声をかけていただき、その応援してくださる皆さんに感謝しながら1日1日上を目指してやっていきたいなと思います」と話してくれました。

選手はピッチで日頃の練習の成果を体現し、勝利に繋がるいいプレーをするのが仕事ですが、今日受けた研修で選手である前に社会人であること、そして川崎フロンターレの選手としてのホームタウンの大切さを学びました。今後はこの3人のプレー以外の部分にもご注目ください。

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