皆さん、こんにちは!スカパー!フロンターレ担当の越智です。

今回は、8/25～8/28の4日間にわたって開催された『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ 2016』に密着!

『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2016』は、日本全国から14チーム、そこにFCバルセロナとマンチェスターシティを加えた、計16チームによって優勝を争うU-12世代の国際大会。強豪揃いのこの大会に、川崎フロンターレU-12も出場しました!（U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2016公式サイト）
まずはグループリーグ。フロンターレは、U-12熊本県選抜・FCバルセロナ・サンフレッチェ広島ジュニアと同組に。
初戦のU-12熊本県選抜に大勝したフロンターレは、その勢いをもって第2戦でバルセロナに挑みました。バルセロナは過去3大会で2回の優勝。ギャラリーの注目も集まります。いけ、フロンターレ!

試合は、バルセロナがトップチームのような華麗で効果的なボールテクニックとパスワークを披露。しかし、その点ではフロンターレも負けていません。GKを含め、最終ラインから臆することなくボールを正確につなぎ、流れるような攻撃を何度も試みます。前半、先制点を決めたのはバルセロナでしたが、フロンターレがすぐさまFKで同点に追いつき、会場を盛り上げます!
しかし、圧力をかけ続け徐々にペースを握っていったのはバルセロナでした。特に後半はバルセロナが選手交代を積極的に行い、パスワークのスピードもどんどんと上げていきます。
凄まじい暑さの中、プレスのギアを増し、「これでもか」というほどに相手の逆をつき、パスを散らし、要所でドリブルも仕掛け、足をつる選手が何人も出るほど必死なバルセロナの攻撃。それに対しフロンターレも全員のハードワークで応戦。マイボールにすれば簡単には失わず、ゴールへと向かい続けました。しかし、惜しくも終了間際に勝ち越しゴールを許し、結果は2-1での敗戦となってしまいました。
しかし、バルセロナに対し、フロンターレが普段磨いている戦術・パスワークそして個人技を発揮しようと真正面から挑んでいたのは明らかでした!選手たちは本当に悔しそうでしたが、バルセロナを本気で苦しめ、観るものを最も魅了した好ゲームだったことは間違いありません!

そして、敗戦を見事に切り替えたフロンターレは、グループ最終戦のサンフレッチェ広島戦に勝利し、2位でグループリーグ突破を決めたのでした。

その後の準々決勝では、あのマンチェスターシティと対戦!
大雨が降る中、フロンターレはここでも実力を遺憾なく発揮!見事2-0で完勝し、準決勝進出を決めました。ナイスシュート!

準決勝の相手は、大宮アルディージャジュニア。グループリーグを無失点、準々決勝を4-0と快勝し勢いに乗る相手との対戦です。会場は味の素フィールド西が丘!

試合は、フロンターレが高い個人技と正確なパスワークで相手を揺さぶり、ボールを支配し続けますが、大宮の堅い守備を切り崩すことがなかなかできません。真ん中から、サイドから…幾度と無く突破を試みますが、ゴールには至らず0-0でタイムアップ。PK戦の末惜しくも敗れ、決勝で待つバルセロナとの再戦は叶いませんでした。選手たちの本当に悔しそうな様子が伝わります。

3位決定戦では東京Vジュニアと対戦し、両チーム高いスキルを見せる好ゲームとなりましたが、初日からハードな闘いを続けた疲労も影響したのか、惜しくも敗れ4位で大会を終えたフロンターレ。しかし、そのクオリティの高さは今大会でも際立つ存在であり、トップチームを彷彿させるものでした!

最終的に、見事優勝を飾ったのはFCバルセロナ。その圧倒的なスキルと球際の厳しさ、勝負にかける集中力はさすがの一言でした!ただ、過去の大会から段々と海外クラブとの距離が縮まってきているのも事実。今後も楽しみです。

またいつか、ここで戦ったバルセロナの選手と再戦するところが見てみたいですね。フロンターレのミライたちにも注目です!

スカパー!では、この大会のダイジェスト（準々決勝・順位決定戦）、準決勝、3位決定戦、決勝をオンデマンドで無料配信しております!PC・スマホ・タブレットで、どなたでもご覧いただけます!

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