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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

9/22 (木) 2016

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開催迫る!

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第6回日本アンプティサッカー選手権大会 2016(主催:特定非営利活動法人 日本アンプティサッカー協会/共催:川崎市/協賛:株式会社川崎フロンターレ、プーマジャパン株式会社等)が10月1日(土)、2日(日)、富士通スタジアム川崎で行われます。

アンプティサッカーとは、主に上肢、下肢の切断障害を持った選手がクラッチと呼ばれる杖を軸にして片足でやる「サッカー」です。
基本的なルールは通常のサッカーのルールに準じていますが、一部ルールが異なっている部分もあります。世界中に普及し現在では30カ国以上で行われ日本国内では9チームが活動しています。昨年、富士通スタジアム川崎で行われた第5回大会のハイライト動画がこちらです。
障害者スポーツという枠に収まらないアスリート達による激しいコンタクトやアクロバティックなプレーな等、迫力あるシーンが満載です。

昨年に続き、今年も富士通スタジアム川崎で行われる今大会を盛り上げようと川崎フロンターレも大会協賛企業として名を連ねています。その川崎フロンターレの麻生グラウンドで先日、日本アンプティサッカー選手権大会のPⅤ撮影が行われました。
この撮影はアンプティサッカーと川崎フロンターレが共演することで多くの人々にアンプティサッカーの迫力や選手達のスキルの高さ、素晴らしさを伝えることが出来るよう、そして川崎フロンターレが指定管理を務める富士通スタジアム川崎で開催されるアンプティサッカー選手権大会に多くの市民の方に足を運んでいただけるよう、願いを込めて行われました。

アンプティサッカーから出演するのは「AFC BumbleBee千葉」の根本大悟選手、古城暁博選手。「FCアウボラーダ」のエンヒッキ・松茂良・ジアス選手。根本選手は日本のアンプティサッカー界を黎明期から支えて来たベテラン。古城選手は高校時代にシドニー・パラリンピックに陸上選手として出場し100mで8位入賞という輝かしい経歴を持っていますが、その後、サッカーに専念。順天堂大学のサッカー部を経て、現在はアンプティサッカー界随一のパワフルなキックの持ち主として代表に欠かせない存在となっています。エンヒッキ選手は「ヒッキ」の愛称で知られアンプティサッカーのブラジル代表歴もあるセレソン、スター選手です。3選手とも日本アンプティサッカー界を代表する文句なしの実力者達です。

川崎フロンターレ側からの出演は中村憲剛選手。そして大久保嘉人選手。

まずは先に練習を終えたケンゴが登場。「動画を見て来たよ」と予習をしてきた様子。
そんなケンゴ選手を前にアンプティサッカーの選手達がデモンストレーションを開始します。ヒッキ選手の「リフティングからのボレーシュート」や古城選手の「強烈なフリーキック」を見たケンゴ。「上手い!」。目の前で初めて見るパワフルでスキルフルなプレーに驚きを隠せない様子。

その後は実際にクラッチを手にして練習を開始します。「こうして…こうして…」とクラッチと脚の連動に苦心しています。

ヒッキ選手からはボールのキープ時の身体の入れ方を。根本選手からは相手のボールを持つ足に対するDFのポジション取りの関係等のレクチャーを受け、徐々にアンプティサッカーの技術を習得していきます。そしてアンプティサッカーの選手にクラッチを使っての一対一の対決を挑みます。初めての人であれば一歩進むのも難しい、ましてやドリブルなど到底出来ないクラッチでのプレーをケンゴ選手は少しずつ適応し、最終的には「カッ、カッ」とステップを切りシュートまで持ち込みました。すごい!
その後はアンプティサッカー選手達とセンタリングとボレーシュートを交互に。最後はフリーキック合戦で締めました。
体験後のケンゴに話を聞きました。「ボール、身体、片足、クラッチを置く位置、全てのバランスが難しい。頭を使うよね。」と、まだまだ物足りない様子でしたが「もう腕がパンパンだよ」と笑顔を見せていました。「一度試合を観てみたいなぁ。予定が合えば行こうかな」。

続いて登場したヨシト。「早くやってみたい!」とレクチャーも早々に切り上げ、自分からクラッチを手にしてプレーを始めました。
さすがトップアスリートだと周囲をうならせたのは、ヒッキ選手が得意としている「片手(クラッチ)を軸に身体を空中に浮かせてのボレーシュート」に挑戦したときでした。アンプティサッカーの華とも言われる、強靭な上半身とバランス感覚があるからこそ可能なスーパープレーです。果敢に挑戦したヨシトですが、中々決まりません。「あー、悔しい!もう1本やろう」と予定時間を超えて何度も何度も挑戦を続けます。周囲のスタッフも“もしものこと”が無いか心配そうな顔をしています。
ヨシトの性格、ストライカーらしさが出ています。そしてついに!空中で華麗に身体を回転させ強烈なインパクトでシュートを炸裂させました。「あー楽しかった!スピードもあって、迫力、凄いよね!明日は手のひらから肩まで筋肉痛になるよ」と最高の笑顔を見せてくれたのでした。

ケンゴもヨシトも少年のような好奇心、探究心で取り組みながらも、同時にトッププロの凄さを見せつけてくれました。もちろんそれを引き出したのはアンプティサッカーの3選手です。「ケンゴさんもヨシトさんも飲み込みの早さはさすがですね。プロ選手の能力を見せていただきました」「ケンゴさんからパスを受けられたのは一生の自慢です」「ヨシトさんのシュートを間近で見られて幸せでした。これからのプレーに必ず活きると思います」と口々に感想を述べていました。今回のPV撮影による交流は互いにアスリートとして多くの物を得た素晴らしいひと時だったのではないでしょうか。PVの完成をお待ちください。

でも、やっぱり生で観て欲しいです。10月1日(土)、2日(日)は富士通スタジアム川崎までご来場ください。

一方、富士通スタジアム川崎では8月末よりアメリカンフットボールの国内トップリーグ、Xリーグによる「社会人アメリカンフットボール秋季リーグ戦」が行われていますが、その会場で先日、待ちに待った大きな出来事がありました。

富士通スタジアム川崎では、これまでアメリカンフットボールを盛り上げるべく、様々なイベントやアトラクションを行っていることは、これまで何度もお伝えしている通りですが、中でも川崎フロンターレのスポンサーでもある川崎ルフロンには様々なイベントにご協力いただいております。

Xリーグ開幕直前企画として開催した「XリーグSuper9トークバトルin川崎ルフロン」。お子様に大人気のアトラクションである「ルフ子エアートランポリン」の富士通スタジアム川崎での設置。Xリーグ観戦チケットの半券を川崎ルフロンに持参すると豪華景品が当たる抽選会に参加できる「アメフト行こうぜ抽選会」等々、本当に多くのコラボ企画でご協力いただいていますが、最も注目を集めたのが、やはりこれ、「川崎ルフロンpresentsフィールドゴールチャレンジ」ではないでしょうか。

抽選で選ばれた挑戦者が女性は10ヤードライン、男性は20ヤードラインにセットしたアメフトボールをゴールに向けてキックし、キックが成功すれば、川崎ルフロンご提供のお買物券3万円分がゲットできるというもの。春に行われたパールボウルでは4名がチャレンジして残念ながら成功者は「0名」。事前に練習時間は無し、ハーフタイムの大観衆が見つめる前でたった1本のチャンスを決めることの難しさが浮き彫りになりました。そして、この度のXリーグにて再開。初日、9月10日。2人の挑戦者が失敗。そして最終日の9月11日。1人目の挑戦者も失敗。「企画の見直しか?」の声が囁かれ始めた2回目。ついに成功者が出たのです!20ヤードの距離を見事に決めました!キャリーオーバー分も含めて12万円分のお買物券を手にしたのです。インタビューでの「帰りに川崎ルフロンで食事をしていきます。」とのコメントも素晴らしかったです。応募者も殺到し「また是非開催を!」の声も多数聞こえている「川崎ルフロンpresentsフィールドゴールチャレンジ」。今のところ、次回の開催日は未定ですが、期待してお待ちください。

そしてXリーグ自体も9月の終盤となり、いよいよ佳境を迎えています。今年のXリーグはリーグ戦の形式が代わり強豪同士の対戦が激増しています。ここ富士通スタジアム川崎でも、昨年までならリーグ戦終盤にならないと観ることが出来なかったカードが最初から惜しみ無く続き期待に違わぬ熱戦が続いています。アメリカ人選手を加入し補強を進めるチームも多い中で、強豪チームの苦戦や、思わぬチームの躍進もあります。まだ観戦経験の無い市民の皆様もぜひ、日本トップレベルの選手達によるスピード、パワーを体感してください。

さらに今年は、これまで他会場で行われていたセミファイナルの1試合が富士通スタジアム川崎で開催されます。11月27日(日)です。これは川崎市民にとっては喜ばしいことですね。4,000人の観客席を埋めたいですね!

富士通スタジアム川崎では上記の川崎ルフロンのコラボ企画だけでなく、川崎屋台村かわさきアメフトパン等次々と新しい企画を打ち出しています。

川崎フロンターレが指定管理をやってよかった!と言っていただけるよう、これからも精進していきます。ご期待ください。

今後のイベントのご案内や詳しいスケジュールは「お知らせ」やブログ等でお伝えしていきます。どうぞお楽しみに!!

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