2013年からJリーグ主催のもと行われてきた「Jリーグマスコット総選挙」。
惜しまれつつも今回の「Jリーグマスコット総選挙2023」で幕が閉じられることになりました。フロンターレも創設から毎年エントリーを続けており、2013年～2021年はふろん太が、2022年はカブレラが参加。クラブの2枚看板を参加させてきましたが、ラストイヤーとなる今年は、あえてワルンタをエントリーさせました。「最後なら、ワルンタ出たらちょっと面白いかな...」そんなクラブスタッフのちょっとした”ワルノリ”からスタートした今回。

他クラブのマスコットは、ふろん太やカブレラのように自前のSNSアカウントを持っていて投票のお願いをしている中、基本やる気のない彼はアカウントをもっておらず。自ら投票を呼び掛けることもなく。正直苦戦するかなと思っていたところ、いざワルンタのエントリーが公表されると、想定を遥かに超える応援の声がSNS上に溢れました。3位以内に入ると、2/11（土）国立競技場で行われる「FUJIFILM SUPER CUP 2023」のハーフタイムで最終順位を発表してもらえるということで、「ワルンタを国立に連れていきたい」というフロサポの皆さんの熱い応援がたくさん寄せられました。一時トレンド入りを果たした「#ワルンタを国立へ」というハッシュタグも、フロサポの方発信によるもの。こんなことを言っては怒られてしまうかもしれませんが、サポーターの皆さんの熱心な投票の呼びかけを受けて、クラブ公式もはっぱをかけていただきました。そんなワルンタ一大ムーブメントは選手やスタッフたちにも届き、「なんかワルンタ盛り上がってるらしいね」と皆快く告知に協力してくれました。

そうして、願いが通じワルンタは3位以内のランクインを決め、国立の舞台に立つことができました。結果は56体中、クラブ史上最高順位である第2位に。衣装部さんお手製の金色羽織で国立のトラックを歩いたワルンタ。今回の結果に一番驚いたのはきっと彼だと思います。やる気がなかったのはいつも通りでしたが、なんだかんだいつもより嬉しそうでした。

この日は「マスコット大集合」ということで、たくさん他クラブのマスコットたちと写真を撮らせてもらったので、思い出としてこのフロンターレ日記に残しておきます。みんな、ありがとう!!いちマスコット好きとして、マスコットにあんなに囲まれる1日は幸せでした。（笑）

そして第1位に輝いた、横浜F・マリノスのマスコットである「マリン」ちゃん。おめでとう!!マリンちゃん、とっても可愛かったです。いじわるするワルンタにひるむことなく仕返ししていたマリンちゃん。珍しく押され気味なワルンタでした。（笑）

今回、マスコット総選挙を通じて2位という結果は何より誇らしいものではあるのですが、それ以上にSNS上でフロンターレサポーターの皆さんがひとつになってワルンタを全力応援していただいたことに、大きな喜びと感謝を感じています。やっぱり、フロサポの皆さんの団結力はすごいなと実感した今回のマスコット総選挙でした。また、サッカーという競技の垣根を越えてワルンタを応援していただいた全ての皆様にもワルンタに代わりお礼申し上げます。ありがとうございました!!

ぜひこれからも、ワルンタ含め自慢の川崎フロンターレクラブマスコットたちをよろしくお願いします!!