今からさかのぼること17年前。
2007年4月に「鷺沼スクール・女子一般・火曜日（午前）クラス」が誕生しました。

当時の記録を見ると、「向上心の高いクラス」と書かれていました。

たしかに、このクラスのスクール生、下野毛スクール（2019年4月より中原スクールへ会場変更）、味の素スクール（2016年3月末で閉鎖）と週2回で通ってくれていた方が多かったり、自チームに所属しながらスクールに通ってくれていたり、他にも定期開催のフットサルクリニックに参加されていたり、バスケットボール、ランニング、筋トレなど、サッカー・フットサル以外にも体を動かしまくっている方が多く、楽しみながら（ふざけながら）も、ちゃんとサッカーをする、みんなが自然体なクラス、という印象はずっと変わらずです。

顔ぶれも変わらずの方が多く、いつ行っても超ウェルカムで温かく迎え入れてくれて、取材に行った日も、グラウンドで会うやいなや開口一番、「メイク入ります」と言いながら、汗で浮いていた日焼け止めをティッシュオフしてくれました(笑)

コーチたちよりもフロンターレ歴が長い安定感と安心感も健在で、振りを入れてくる、ガヤる・いじる（いい意味でですよ）、ボケる・かぶせる、笑いが止まらなくなる、おしゃべりに夢中で話聞くの忘れちゃう（いい意味でですよ）、そしてサッカーはちゃんとやる。

個性豊かでかっこいいクラスです。

練習のルール説明の際に笑いのムーブを起こしがちなコンビが見本として出ると、いじり上手なスクール生が「一番やばい2人」とボソッとつぶやき、本人たちそんなこと言われているとはつゆ知らず堂々と見本をして、案の定わちゃわちゃしちゃって爆笑する、みたいな平和な時間が、やっぱり素敵だなと思いました。

フロンターレを草創期からずーっと応援してくれている方が多く、大人になってからサッカー・フットサルを通して仲間ができて、こんなに長い付き合いになって、お互いのことをよくわかっていて、いじっていじられて、慣れた絡みをしているみなさんの姿を見ていると、なんだかうらやましいなぁと思います。

コーチ・スタッフの体調や人生の心配までして温かい声をかけてくれたり、けっこうないじり方もされますけど（いい意味でですよ）、愛と思いやりにあふれた絡みが素敵でうれしいと、コーチたちも思っているはずです（はずです）。

サッカーも、技術が高くて、サッカー（フットサル）をよく知っていて、大人女子ならではの賢さで、みなさんとっても上手なのです。（上手だからこそ、みんなで長く楽しめる）

運動神経抜群のサバサバ系女子、言いたいことはっきり言いながら細やかな心配りが光るいじり上手、単独でもにぎやかなのにコンビになると最強な2人、ナチュラルな雰囲気にみんなが寄っていきたくなる癒し系、おもしろい人・現象に遭遇しがちなシュールさん、ちょっと悪い顔でにやにやしながら絶妙なタイミングでふざける小悪魔系女子、抜けているところがあるのが、人間味があって愛しい学級委員長、などなど...

17年前の開校当初からフロンターレスクールに変わらずいてくれるのがうれしくて、新しい仲間も増えながら、これから先も末永く、ケガのないようにこのクラスでサッカーを楽しんでいてほしいなと、改めて思いました。

余談ですが、Ankerフロンタウン生田の窓口で活躍中のこの方も、かつてこのクラスのスクール生でした。

大事な大事なスクール生のみなさん、これからも変わらず、サッカー・フットサルを楽しんでくださいね。