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前節

SEASON2021

準決勝

vs.大分トリニータ

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日時:2021年12月12日(日)14:00キックオフ 会場:等々力陸上競技場

試合終了

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試合終了

  • エンブレム

    川崎フロンターレ

  • 1

    00
    00

    00
    11

    45

    1

  • 大分トリニータ

    エンブレム

THE 101st EMPEROR'S CUP
vs.Oita Trinita

2021 天皇杯 準決勝 vs.大分トリニータ:開催データ
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態
17,595人 晴、弱風 16.5℃ 47% 良芝
試合時間 コミッショナー 主審 副審 副審
90分 北郷 光宏 松尾 一 西橋 勲 武田 光晴
第4の審判員 VAR AVAR 記録員  
清水 勇人 山本 雄大 平間 亮 大高 常勝  
過去の対戦成績(J1) 過去の対戦成績(J2) 2021シーズン対戦記録
対戦無し 対戦無し

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公式記録OFFICIAL MATCH RECORD

川崎フロンターレ[ホーム] チーム [アウェイ]大分トリニータ
1

0 前半 0
0 後半 0
0 延前 0
1 延後 1
(4 PK 5)

1
鬼木 達 監督 片野坂 知宏
─ > ─ 勝点 ─ > ─

小林 悠 113分

得点
選手/時間

120+1分 エンリケ トレヴィザン

選手名
シュート数 ポジ
ション
シュート数
選手名
4590EXEX9045
チョン ソンリョン 10000 GK 0000 1 高木 駿
山根 視来 130134 DF 00003 三竿 雄斗
山村 和也 281001 211014 エンリケ トレヴィザン
谷口 彰悟 50101 100115 小出 悠太
登里 享平 20000 00006 小林 裕紀
橘田 健人 220000 MF 00008 町田 也真人
脇坂 泰斗 81214 202011 下田 北斗
大島 僚太 1010 1 0 0025 小林 成豪
110031 ペレイラ
家長 昭博 410112 FW 1 10 13 伊佐 耕平
旗手 怜央 4710 1 1100 16 渡邉 新太
レアンドロ ダミアン 931 4
 
GK/丹野 研太 27       0 SUB 0       22 GK/ポープ ウィリアム
MF/塚川 孝輝 3     1 1 0 0     4 DF/坂 圭祐
MF/小塚 和季 17     0 0 0 0     49 DF/羽田 健人
FW/遠野 大弥 19     0 0 0 0 0   7 MF/松本 怜
FW/マルシーニョ 23   2 3 5 0 0 0   17 MF/井上 健太
FW/知念 慶 20   0 2 2 0       43 MF/弓場 将輝
FW/小林 悠 11   0 2 2 0 0     20 FW/長沢 駿
経過
得点選手 得点経過 得点選手
経過

中央 20 ~ → 中央 13 → 17 → 11 右足S

11 小林 悠 113 120+1 エンリケ トレヴィザン 14

右 17 → 6 → 右 11 ↑ 中央 14 ヘディングS

[得点経過の記号の意味]〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート


キッカー
PK戦
キッカー
20 知念 慶 下田 北斗 11
28 山村 和也 × × 長沢 駿 20
17 小塚 和季 松本 怜 7
3 塚川 孝輝 × エンリケ トレヴィザン 14
11 小林 悠 × 小林 裕紀 6
5 谷口 彰悟 三竿 雄斗 3
13 山根 視来 × 町田 也真人 8
OUT IN 交代選手 IN OUT
10 大島 僚太 23 マルシーニョ 65 71 7 松本 怜 13 伊佐 耕平
47 旗手 怜央 20 知念 慶 82 71 17 井上 健太 25 小林 成豪
9 レアンドロ ダミアン 11 小林 悠 82 104 4 坂 圭祐 31 ペレイラ
22 橘田 健人 17 小塚 和季 109 105 20 長沢 駿 16 渡邉 新太
8 脇坂 泰斗 3 塚川 孝輝 109 114 49 羽田 健人 15 小出 悠太
41 家長 昭博 19 遠野 大弥 109    
警告・退場
選手名/理由
  
  
  
  
  
  
45 90 EX データ EX 90 45
7 8 13 28 シュート 8 3 4 1
0 4 0 4 GK 24 6 10 8
5 7 2 14 CK 3 1 1 1
4 5 1 10 直接FK 9 2 5 2
1 1 0 2 間接FK 1 0 0 1
1 1 0 2 オフサイド 1 0 0 1
0 0 0 0 PK 0 0 0 0
警告・退場
選手名/理由
10 C2 15 小出 悠太
  
  
  
  
  

注1:オフサイド欄の数値は、間接FK数のうちオフサイドによるものを表している。
注2:*はハーフタイムなどのインターバル中、あるいはPK戦中を意味する。

警告理由
C1 = 反スポーツ的行為 C2 = ラフプレイ C3 = 異議 C4 = 繰り返しの違反 C5 = 遅延行為  C6 = 距離不足
C7 = 無許可入 C8 = 無許可去
退場理由
S1 = 著しく不正なプレイ S2 = 乱暴行為 S3 = つば吐き S4 = 得点機会阻止(手) S5 = 得点機会阻止(他)
S6 = 暴言 CS = 警告2回

前節終了時の累積警告

  • 2枚 4/ジェジエウ

今節の出場停止

  • なし

スターティングメンバーLINE-UP

川崎フロンターレ
大分トリニータ

最近の結果と予定 RESULTS & SCHEDULE

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あんたが大賞

photo

─試合後に掲載─

贈呈者
賞品

photo

勝利のマーチ

本来であれば、来場者の皆さんにもおすそ分けして、全員で勝利の喜びを分かち合うセレモニーですが、コロナ禍で選手からサポーターの皆さんに手渡しができないため、選手のみ進呈をさせていただきます。

贈呈者
(株)ロッテ
賞品

他会場の結果 OTHER MATCHES

2021 天皇杯 / 準決勝 >利用規約をご確認ください

日 程 対戦 キックオフ 会 場 入場者数 結果
2021年
12月12日(日)
浦和 vs C大阪 16:00 埼玉 30,933 2 - 0

ラジオ日本 フロンターレ応援番組 ハッピーフロンターレ

モバフロだけ! 試合前の選手コメントPLAYERS’ COMMENTS BEFORE THE MATCH

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川崎フロンターレ:登里 享平

リーグ戦が終わったあと、いったん体を休めてからまたしっかりトレーニングすることができた。天皇杯も勝つという目標に向けて、チームの雰囲気も良かったと思う。大分は特殊なビルドアップの形で、戦術的なチームというイメージ。そういう相手に対して隙を見せず、自分たちから攻守でアグレッシブにしかけるサッカーをやりたい。等々力で試合ができるのは自分たちの力になる。トーナメントなので次につなげる結果が大事だが、…

つづきは
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川崎フロンターレ:大島 僚太

リーグ戦最後の横浜FM戦では、強度が上がったときにミスが増えてしまった。そこを踏まえてプレーの質の部分を高めることを意識して、今週トレーニングしてきた。大分は戦い方がはっきりしているチームという印象。結果としては降格してしまったが、試合を見ているとすごくやりづらさを感じさせる相手。ただ、優勝報告会で監督も触れていたが、ホームで試合ができるのはアドバンテージになる。今年最後の等々力で強気に戦う姿…

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川崎フロンターレ:山根 視来

リーグ優勝が決まってからもリーグ戦1試合1試合を大事にしてきたが、天皇杯があるのは分かっていたので、天皇杯連覇という目標につなげるためにもしっかり戦ってきた。そういう意味では今までと変わらず、1週間準備することができた。大分は人数をかけてビルドアップしてくる印象が強い。個々で見るとホクト君(下田北斗)とは湘南時代やフロンターレで一緒にプレーして、技術があって左足の精度はトップクラスの選手というこ…

つづきは
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川崎フロンターレ:橘田 健人

リーグ戦から気持ちを切り替えている。リーグ戦は全部勝つ思いでやってきたし、天皇杯も引き続き、その流れでやっていきたい。天皇杯は一発勝負なので、どのチームも全てをかけて戦ってくる。リーグ戦よりも、さらに難しい試合になると感じている。大分はボールを動かして、ボールを握るプレーがうまいチームで、崩しもうまい。我慢する時間も増えるかもしれないが、そこは我慢しながら、自分たちの良さを出せればと思う。シー…

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川崎フロンターレ:山村 和也

天皇杯は一発勝負なので、良い準備をして結果にこだわりたいと思っている。今年は2冠を取るチャンスで、大分に勝って決勝に進めるように頑張りたい。大分はボールを動かしてくるチーム。うまくGKを使って、プレスを剥がしてくる。繰り返し味方をプレスにいかせるところと、しっかりとリトリートするところ。チームの状況を見ながらうまくプレスをかけられるようにしたい。ラインのコントロールはミッドフィルダーの選手たち…

つづきは
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試合レポートMATCH REPORT

天皇杯準決勝、大分との一戦。トーナメントの一発勝負。今年最後の等々力のピッチで1年の積み上げを体現し、決勝のチケットを手に入れたい。会場は等々力陸上競技場。14:00キックオフ。

前半THE FIRST HALF

フロンターレのスターティングメンバーは、トップにダミアン、左ウイングに旗手、右に家長、中盤はインサイドハーフに橘田と脇坂、アンカーに橘田、最終ラインは登里-谷口-山村-山根、GKソンリョン。3分、フロンターレの攻撃。左サイドからのフリーキックの場面。脇坂のボールから混戦となり、ダミアンがシュートに持ち込むが枠に飛ばず。3分、大分の攻撃。中盤でボールを奪い返されるが守備陣が対応。5分、フロンターレの攻撃。左サイドに展開。崩しをかけるがフィニッシュにつながらず。6分、大分の攻撃。左コーナーキックの場面。下田のボールをヘッドで落とされるがGKソンリョンがキャッチ。6分、右サイドから崩しをかけ、脇坂が折り返しを狙うがブロックされる。8分、右コーナーキックの場面。脇坂のボールからパスをつなぎ 左サイドから崩しをかけるがフィニッシュに至らず。12分、大分の攻撃。中盤でボールを奪われ左サイドから崩しをかけられるが、橘田が戻り守備陣が対応。13分、フロンターレの攻撃。左サイドから崩しをかけ抜け出した脇坂が折り返すが、惜しくもGKに触られる。15分、大分の攻撃。中盤センターからのフリーキックの場面。下田のボールをファーのエンリケ トレヴザンに折り返されるが、混戦から守備陣がクリア。17分、フロンターレの攻撃。中盤で橘田がルーズボールを拾い、縦パスを受けたダミアンがシュートを放つがGKにキャッチされる。19分、相手陣内で橘田がボールカット。右サイド家長が突破をしかけて折り返すが、大分ディフェンスにしのがれる。22分、自陣からボールを運び右サイドから崩しをかけ、旗手がクロスを入れるがクリアされる。24分、セカンドボールを拾って圧力をかけ、大島が右サイドからのクロスを入れるがゴール前に合わず。24分、大分の攻撃。直後に速攻を狙われるが前線の小林成には山村が対応。

26分、フロンターレの攻撃。左サイドでパスをつなぎ最後は脇坂が強烈なミドルシュートを放つが、GKの好セーブに阻まれる。27分、右サイドに展開。ゴール前でパスをつなぎ大島が左足でシュートを放つが、これもGKの好セーブに阻まれる。28分、左ショートコーナーから大島がボールを入れるが、GKに触られしのがれる。28分、飲水タイム。31分、大分の攻撃。中盤でボールを奪われカウンターを狙われ、一発のスルーパスが入るがセンターバックが対応。GKソンリョンがキャッチ。33分、フロンターレの攻撃。相手陣内でボールを奪い旗手がスルーパスを入れるが、惜しくも家長に合わず。37分、大分の攻撃。右サイド裏のスペースにボールを入れられ、深い位置から折り返されるが橘田が戻り対応。38分、フロンターレの攻撃。直後にカウンターを繰り出し家長が前線で粘り、左サイドに流れたボールを旗手が拾い折り返すがダミアンに合わず。41分、大分の攻撃。右スローインの流れからクロスが入るが、山村がクリア。43分、右サイドから崩しをかけられるが、チームディフェンスで対応。44分、フロンターレの攻撃。自陣からボールを運び、左サイドに展開。パスをつなぎ登里のクロスのこぼれ球をダミアンが合わせるが、惜しくもポストに当たり外れる。45分、中盤でボールを拾った山村が遠目からロングシュートを放つが、GKにキャッチされる。アディショナルタイム2分。45+1分、フロンターレの攻撃。直後にカウンターにつなげ左サイドから旗手がシュートを放つが、GKにセーブされる。惜しい場面だった。45+2分、左サイドから崩しをかけ、旗手がクロスを入れるがクリアされる。立ち上がりからフロンターレが攻勢をかけ、大分が厳しくチェックをかけながらカウンターを狙う試合展開。何度かチャンスを作るものの得点につながらず、スコアレスで前半を折り返した。

ハーフタイムコメントHALF TIME COMMENTS

エンブレム

川崎フロンターレ:鬼木 達 監督

球際は厳しく、ボールを奪いきるように。相手のロングボールにしっかり対応していこう。攻撃は中と外をうまく使って。焦れずにボールを奪っていこう。

エンブレム

大分トリニータ:片野坂 知宏 監督

粘り強く、我慢強く。攻撃はアグレッシブに。切らさず、スライドをしっかり。

後半the 2ND half

46分、大分の攻撃。こぼれ球を拾われ左サイドから崩しを狙われるが、山根が対応。47分、フロンターレの攻撃。左サイドからクロスが入り、さらに右サイドから崩しをかけて山根が折り返すがブロックされる。48分、旗手がサイドチェンジ。右サイド家長が戻し、山根がダイレクトでシュートを放つがブロックされる。49分、左サイドからのフリーキックの場面。脇坂が直接ゴールに向かうボールを入れるがブロックされる。左コーナーキックの場面。脇坂のボールをファーサイド旗手が折り返すが、GKにはじかれる。50分、旗手が左サイドからドリブルをしかけるが、大分ディフェンスにしのがれる。51分、左コーナーキックの場面。脇坂のボールを家長がヘッドで合わせるがゴール上に外れる。53分、右サイドから崩しをかけて山根が折り返しを入れるが、ぎりぎりのところでDFに触られる。55分、右サイドから崩しをかけられるが登里と谷口で対応。57分、大分の攻撃。早いリスタートから左サイドにボールを入れられ伊佐に折り返されるが、GKソンリョンがキャッチ。58分、フロンターレの攻撃。セカンドボールを拾って押し込むが、フィニッシュにつながらず。60分、左サイドから崩しをかけ、登里が速いボールを入れるがブロックされる。61分、旗手が左サイドから中央に切れ込みラストパスを入れるが、ダミアンに合わず。62分、大分の攻撃。パスをつながれ押し込まれるが、守備陣がしのぐ。64分、フロンターレの攻撃。こぼれ球を拾って旗手が左サイドからシュートに持ち込むが、大分ディフェンスにしのがれる。65分、左サイドからのフリーキックの場面。脇坂のボールはクリアされる。65分、大島に代わりマルシーニョが入り左ウイング、旗手がインサイドハーフへ。67分、フロンターレの攻撃。左コーナーキックの場面。脇坂のボールはクリアされる。69分、大分の攻撃。左サイドからのフリーキックの場面。下田のボールは流れるがこぼれ球を拾われ、右サイドから折り返しが入り混戦となるが守備陣がしのぐ。69分、飲水タイム。

72分、フロンターレの攻撃。右サイドから崩しをかけて脇坂からボールが入り、こぼれ球を拾ったマルシーニョがシュートに持ち込むがDFに当たりGKにセーブされる。73分、右コーナーキックのボールは流れるが、左サイドで家長がキープ。折り返しのボールを入れるがGKに触られる。75分、左サイドから崩しをかけてマルシーニョからパスを受けたダミアンがトラップからオーバーヘッドでシュートを放つが、GKにキャッチされる。77分、大分の攻撃。前線からプレッシャーをかけられペナルティエリア内でボールを奪われ、下田にシュートを打たれるが枠を外れる。危ない場面だった。79分、フロンターレの攻撃。右サイドで細かくパスをつなぎペナルティエリア内にボールが入り、最後はマルシーニョが詰めるが惜しくもGKに止められる。81分、左コーナーキックの場面。脇坂のボールはそのままゴール前を通過。82分、旗手に代わり知念、ダミアンに代わり小林がピッチへ。83分、フロンターレの攻撃。中盤から脇坂がスルーパスを入れ、右サイドから抜け出した小林がクロスを入れるがゴール前に合わず。85分、左サイドで細かくパスをつなぎ、右サイドに展開。小林がペナルティエリア内でボールを受けるが、シュートに持ち込めず。87分、さらに圧力をかけ続けるが、大分ディフェンスにしのがれる。88分、フロンターレの攻撃。左サイド登里がゴール前に速いボールを入れるがクリアされる。88分、大分の攻撃。自陣から右サイド裏のスペースを狙われるが、井上には谷口が対応。90分、大分の攻撃。右コーナーキックの場面。下田のボールをエンリケ トレヴィザンにヘッドで落とされるが、ボールはラインを割る。アディショナルタイム3分。90+2分、大分の攻撃。中盤右サイドからのフリーキックの場面。下田のボールはクリア。こぼれ球を再びゴール前に入れられるが、谷口がクリア。さらに下田にシュートを打たれるが、GKソンリョンがキャッチ。90+4分、フロンターレの攻撃。中盤右サイドからのフリーキックの場面。脇坂のボールを谷口がヘッドで合わせるが、枠に飛ばず。90分で0-0。勝負は延長戦へ。

延長前半90>105

円陣となって監督が選手たちに声をかけ、延長前半がスタート。91分、大分の攻撃。中盤左サイドから長いボールを入れられるが、井上には谷口が対応。93分、フロンターレの攻撃。左サイドから右サイドに展開。山根が突破をしかけるがクリアされる。95分、大分の攻撃。左サイドから崩しをかけられ三竿にクロスを入れられるが、ボールはゴール前を通過。96分、早いリスタートから渡邉に強烈なミドルシュートを打たれるが、GKソンリョンのセーブでしのぐ。97分、左コーナーキックの場面。下田のボールをペレイラにヘッドで叩きつけられるが、GKソンリョンがキャッチ。97分、フロンターレの攻撃。左サイドで縦パスを受けた知念が折り返しを入れるが、ブロックされる。101分、右サイド山根が縦パスを入れ混戦の中で小林が粘り、最後は脇坂がシュートを放つがGKのビッグセーブに阻まれる。101分、左コーナーキックの場面。脇坂のボールを家長がヘッドで合わせるが、GKにキャッチされる。105分、右サイドから崩しをかけ、抜け出した脇坂が速いボールを入れるが大分ディフェンスにしのがれる。さらに攻勢をかけ、家長のラストパスを受けた小林がシュートに持ち込むが右に外れる。惜しい場面だった。アディショナルタイム4分。107分、フロンターレの攻撃。ゴール前に圧力をかけるが大分ディフェンスにしのがれる。108分、左コーナーキックの場面。脇坂のマイナスの長いボールを、山根がダイレクトで合わせるがクリアされる。109分、マルシーニョの左サイドからのクロスを小林が競り合うが、こぼれ球をクリアされる。さらに相手陣内でボールを奪い返し、知念が左足でミドルシュートを放つがゴール右に外れる。お互いに得点を奪えず、0-0のまま延長後半へ。

延長後半105>120

短いインターバルあと、延長後半へ。106分、フロンターレの攻撃。立ち上がりから攻勢をかけるが、大分ディフェンスにしのがれる。109分、家長に代わり遠野、橘田に代わり小塚、脇坂に代わり塚川がピッチへ。中盤3人を入れ替える。110分、フロンターレの攻撃。マルシーニョが左サイドからシュートを放ち、GKがこぼしたボールを右サイドから山根が合わせるが、シュートは惜しくもポストに当たり外れる。111分、左サイドから切れ込んだマルシーニョがシュートを放つが、GKにセーブされる。112分、細かくパスをつないで押し込むが、フィニッシュに至らず。迎えた113分、右サイドから崩しをかけ、抜け出した小塚の折り返しを小林が押し込み先制点を奪う。(1-0) 114分、フロンターレの攻撃。左サイドチェンジを受けたマルシーニョが切れ込みシュートを放つが、GKにキャッチされる。118分、遠野が負傷、ピッチ外へ。118分、大分の攻撃。中盤左サイドからのフリーキックの流れから、さらにゴール前にボールを入れられるが守備陣がクリア。119分、遠野が一度は戻るが、プレー続行不可能。ピッチ外へ。アディショナルタイム4分。迎えた120+1分、大分の攻撃。長いボールを入れられ圧力をかけられ、下田の右サイドからのアーリークロスをエンリケ トレヴィザンにヘッドで合わせられ土壇場で追いつかれる。(1-1) 120+3分、フロンターレの攻撃。小塚の縦パスを小林が落とし、塚川が走り込むがシュートはうまくミートせず。120+4分、大分の攻撃。左サイドに展開され、ゴール前にボールが入るがGKソンリョンがキャッチ。120+4分、フロンターレの攻撃。ゴール前に圧力をかけ、山根、知念とシュートを放つがブロックされる。120分間、1-1で終了。勝負はPK戦にもつれ込んだ。

PK戦PENALTY SHOOTOUT

チーム全員で円陣を組み、PK戦がスタート。先行は大分。1本目は下田。GKソンリョンが反応するがゴール右に決められる。フロンターレ1本目は知念。ゴール右にPKを決める。大分2本目は長沢。GKソンリョンがPKに反応し、ボールはポストに当たり外れる。フロンターレ2本目は山村。ゴール右へのPKはGKに止められる。大分3本目は松本。ゴール左上にPKを決められる。川崎3本目は小塚。ゴール右にPKを決める。大分4本目はエンリケ トレヴィザン。ゴール左にPKを決められる。フロンターレ4本目は塚川。PKは左ポストに当たり外れる。大分5本目は小林裕。ゴール左へのPKをGKソンリョンが止める。フロンターレ5本目は小林。ゴール左にPKを決める。大分6本目は三竿。ゴール右上にPKを決める。フロンターレ6本目は谷口。ゴール左にPKを決める。大分7本目は町田。真ん中上にPKを決められる。フロンターレ7本目は山根。GKにPKを止められる。

この結果、PK戦4-5で敗戦。天皇杯は準決勝敗退という結果に終わった。

試合終了後 監督コメントCOMMENTS AFTER THE MATCH

エンブレム

川崎フロンターレ 監督

[公式記者会見 総評]

まず長い間、待ち望んでいたサポーターが満員で、選手はすごく気持ちの入ったゲームをしてくれました。そういう期待に応えようと言って送り出しました。最初、難しい時間はありましたが、徐々に自分たちのペースでしっかりとやってくれました。今日は、相手のGK高木駿選手がすごくあたっていました。それをこじ開ける作業をもっともっと、これから先、来年に向けてですが、やらないといけないと思います。ただ1年間を通して選手はよくやってくれました。今日の試合も最後の最後まで戦ってくれました。その選手たちの戦う姿勢は、自分の目に焼き付いています。悔しい思いはすごくありますが、選手たちには1年間の疲れを取って欲しいと思います。サポーターの皆さん、タイトルを届けられなかったですが、また来年もフロンターレの選手たちを後押ししてあげてください。以上です。

[公式記者会見 質疑応答]
── 大分さんのフォーメーションが事前の予想と違っていたのかと、そこが試合の入りなどに影響はあったのか?
メンバーを見たときに、4枚はあると話していました。トレーニングでは、それに対して特別と言うのはありませんでしたが、メンバー発表でミーティングでも話しました。そこでどうこうと言うのはなく、時間とともに、どこが空くというのはわかっていた。選手もそうですが、スタッフも把握していたので、そんなに大きな混乱はなかったです。良い流れの時に得点が取れなかった。最後の精度を突き詰めないといけない。それを改めて思いました。
── 愚直にやり続けた中で、ゴールを取れました。攻撃陣に対しては?
スタートの選手も、サブの選手も、自分たちのやるべきことをやり続けてくれました。大会は違いますが、前節のマリノスの試合でも、ボールをしっかりと握らないといけない。その中でチャンスを作りたいというところでいうと、やってくれたかなと思います。ただ本当の意味での決定機を作り続ける必要があると思っています。
── 失点場面は1人少ない状況でした。不運もあったのでしょうか?
当然、1人少ないことはサッカーではよくあることです。オーガナイズのところで、一瞬、あそこをフリーにしてしまった。パワープレーになっているところで、キックの精度を高い選手をフリーにしてしまった。そこは自分がもっとコントロールすべきだったと思います。
── 延長後半に選手を3枚交代しました。なかなか出場機会のない選手を入れたことの考えについては?
こういう大会というのもありますが、パワーを出せるタイミングでというところと、彼らがやりやすい状況を選びながら、あそこで活躍できるタイミングだったと思っています。あとは1人ではなく人数が多く入ることで、もともと中でやっていた選手もエンジンがかかる瞬間だと思いました。スタートの選手も精一杯やってくれましたし、後から入る選手も十分にやってくれたかなと思います。

エンブレム

大分トリニータ 監督
片野坂 知宏

[公式記者会見 総評]

お疲れ様です。正直、自分の中でも勝ち上がった実感と言いますか、勝てた試合ですが、そういう感じはないです。夢のようなというか、ちょっと信じられない結果になったと感じています。今日の準決勝川崎戦に向けて、我々は4枚でチャンジしました。そして、川崎さんは今シーズン素晴らしい成果をあげていて、天皇杯も優勝を目指されて、優勝できる力のあるチーム。絶対王者の川崎さんに、我々がどういう風にすれば勝てるか。そこをスタッフと準備して、選手はそれを信じて粘り強くやってくれました。高木駿のビッグセーブがなければ、勝ち上がることができなかったゲームだと思います。内容に関しても、川崎さんの強さは素晴らしいし、迫力がある。非常に苦労しました。川崎さんをゼロに抑える時間をとにかく長くやりながら、ワンチャンス、ツーチャンスを狙って展開する形でした。うまく試合を運ぶことができて、延長に入ってPKまで行きました。疲労している中、結果を出してくれたと思います。選手、スタッフ、力を与えてくれたファン・サポーターに心から感謝したいと思います。川崎さん相手に、我々の今日の戦い方として、ウィークとストロングもあると理解して、選手もそれを感じ取った中でやってくれたと思います。途中も3-4-3に戻そうかなとか、4枚のメンバーを変えようかなと、いろんな試行錯誤をしながらの120分でした。非常に頭も使うし、気も使うし、疲れたゲームになりました。こうやって勝ち上がって決勝に行けたことで、その疲れを吹っ飛ばしてくれました。大分トリニータに関わる全ての方に、この決勝に進出した喜びを与えることができて本当によかった。決勝の相手はまだわかりませんが、決勝戦も我々らしい戦いが思い切ってできるように。今シーズン、最高の結果で終えられるように。そして悔しい思いをしたリーグ戦からタイトルを取るということに迎えられるように、喜んでいけるように準備したいと思います。

[公式記者会見 質疑応答]
── スタートのフォーメーションを、4-4-2で中盤のダイヤモンドにした狙いと結果は?
スコアだけ見れば、1-1。最後はなんとかパワープレーで一点取ってPKに持ち込んだ。内容的には川崎さんのうまさがありました。我々の4-3-1-2の守備を剥がして展開して、個で打開されてチャレンジされて、危ない場面もありました。そこを高木駿を中心に粘りよく守ってくれました。0-0の状況が続けば、川崎さんも焦ってきたり、前がかりになれば、そこのスペースをワンチャンスでも仕留めることができれば良い結果になる。そこを信じて選手はよくやってくれたと思います。
── 相手のチームのタイプによって戦い方を変えながら、まず粘って失点しないようにする。最後に勝負をかける戦い方をしたと思いますが、鹿島戦と今日の試合、戦い方の違いでポイントを置かれる所は?
川崎さんは非常にボールの動かし方がうまく攻撃力があるチーム。スペースと時間を与えると、個の打開、コンビネーション、カウンターも含めて点を取れる選手もたくさんいる。出来るだけゴールから遠ざけたい。守備でもある程度、制限できるようにしないと、我々が引き込まれてのサンドバック状態になる。できるだけ中は使わせず、サイドに対して強く行くようにする守備をしました。川崎さんもこういう形でくるのは想定外だったかもしれないが、ある程度、狙いの中でやってくれたと思います。鹿島戦に関していえば、鹿島さんは4-4-2、4-2-3-1の形でサイドに強くサイドバック、サイドハーフが激しくきますし、トランディションも早く、強度のあるサッカーをする。その中で来るところをしっかりと判断しながら剥がしていけるように。強度の強い相手にも、ワンチャンスを狙う。我々が勝ち点を取るための策としての川崎戦、鹿島戦の戦い方かなと思います。残念ながら、鹿島戦は勝ちきることができませんでした。強い鹿島さんに4枚で攻撃的に行くというのもあったかもしれない。あの中ではベストの戦いではあったかなと思います。
── PK戦に対する準備は?
トレーニングでPKを入れることもしました。スタッフが、川崎さんはPK戦を3試合して勝ち上がっている。キッカーがどっちを蹴るのか。その特徴をデータで持っている。それを高木駿に頭の中に入れさせる形では伝えました。
── PKの前はどんな指示を?
ここまで川崎さんに対等に戦えている。PKは運もあるので、外してもいい。思い切ってPKを蹴ってくれれば、必ず高木駿が止める。PKは思い切ってやってくれと。自信ある選手が思い切って蹴ってくれと話しました。蹴る順番は私がスタッフと話しながら決めました。
── 今日の高木駿選手の評価については?
ビッグセーブがなければ敗退していました。そのビッグセーブの勢いをPK戦に持ってきてくれました。そして最後、エンリケ(エンリケ トレヴィザン選手)がパワープレーでしっかり決めてくれたおかげです。
── 高木駿選手はシーズン途中にスタメンを取り返したと思うが、彼の評価について
キャプテンとして責任と覚悟を持ってチャレンジしてくれました。前半戦は結果が出なくて、ミスもあって、少しパフォーマンスが悪くなりました。普段のトレーニングからGKコーチと話し合って、パフォーマンスが悪くなっているのであれば、ポープ ウイリアムがいる中で、ポープにもトライさせながら、お互いを競争させながら、コンディションやパフォーマンスで選ぶようにしています。それはフィールドもそうです。高木駿は、チームに貢献するために、トレーニングから集中してトライしてくれました。高木駿がレギュラーを取り、ゲームでも集中して存在感も出してくれる。フィードやクロス対応、背は高くないが、私自身がGKに求めるものにチャレンジしてくれました。残念ながら、リーグ戦は良い結果に繋がらなかったですが、今日のパフォーマンスを見れば、彼が日頃からどれだけ集中していたのか。その成果が今日の活躍につながったと思います。高木駿が普段からああいうトレーニングをしてくれるから、彼に取ってはああいうプレーは当たり前だと思います。キャプテンとしてチームを引っ張ってくれたと思います。
── 降格が決まった中でも明るい雰囲気があるチームだが、この勢いを作って出すことは難しいと思っている。チームを中から見ていて感じるものは?
僕自身はリーグ戦の鹿島戦で降格が決まり、残りの2試合、ホームゲームの横浜FC戦と柏レイソル戦は大事だと思っていました。選手も悔しい思いがありますが、ファン・サポーターに最後まで戦う姿勢を見せないといけない。応援に来ていただける方がたくさんいる。最後まで諦めずに最大値を出すことがトリニータの使命だと思っている。勝てるゲームをするために準備をして、選手がそこで奮起してくれたと思います。ピッチの中でも選手が一人一人、責任を持って戦ってくれました。横浜FC戦と柏レイソル戦と連勝して、その勢いが今日の川崎戦でも出たと思います。天皇杯もノックアウトの中で、絶対王者の川崎さんが相手で、簡単なゲームではない。今シーズンの成績からすれば、間違いなく川崎さんが決勝に勝ち上がるとみんな思っていたと思います。事実上の決勝戦だと話しました。思い切って、自分のやりたいこと、やれること、最後まで出し切るとか、それをファン・サポーターに見せようよと話していました。選手は奮起してくれましたし、気持ちのこもったプレーをしてくれたと思います。そういうメンタル的なところを立ち直して、強い気持ちを持ってやってくれているからこそ、こういう結果につながったのではないかと思います。
── 最後の交代のところについて。羽田選手を入れる直前に失点して、そこからパワープレーの陣形にしましたが?
あの時はまだ0-0だったので、中盤の4人が疲労しているように見えました。中盤のところで変えて、そこからバランスを取ったり、攻撃の起点も羽田を含めてできればと。前線の長沢駿にしても、渡邉新太が疲労していたので、駿(長沢駿選手)の高さと井上のスピードで点を取りたかった。ただ交代直前に失点してしまった。もう延長後半の残り少ないこともあって、長沢駿もいるので、パワープレーに切り替えたほうがいい。羽田をディフェンスラインに落として、エンリケをあげる。切り替えてやるようにしました。下田北斗もパワープレーにしますよね?と話していて、そのバランスをやるようにして一点返せてよかった。パワープレーの用意は、いろんなプランがありましたが、最後は点を取るしかないので、放り込みで高さのある2人がいたので、なんとかセカンドボールを拾って押し込むような状況を作れたらと。トーナメントなので1-0で負けようが、2-0で負けようが、点を取るしかないと割り切った中でやりました。

試合終了後 選手コメントPLAYERS’ COMMENTS AFTER THE MATCH

川崎フロンターレ:チョン ソンリョン

── 試合を振り返って
天皇杯はどうなるかわからない大会。僕らのホームで、お互いに100パーセントの力を出して、結果に対しては悔しいと思っている。僕らの攻撃の時間が長かったと思うが、攻撃しながらもリスク管理、カウンターの準備。特にスローインが相手のストロングポイントなので、そこは準備していた。試合前にも戦術的にもキープレイヤーだった下田北斗選手。そこから良いクロスが入って得点された。あそこで防げたら良かったが、みんなの集中力が欠けていた部分もある。そういうところで最後まで集中を切らさずにやれれば良かった。今年はPK戦が多かった。僕らが準備した中で、相手もよく準備してきたと思う。そこも踏まえて、蹴る方も守る方も強くしていかないといけない。チームとしてはどの大会でも優勝できる力がある。リーグは優勝できたが、他の大会で峠、山を越えられなかった。来年のために反省し、力をつけていきたい。

川崎フロンターレ:谷口 彰悟

── 試合を振り返って
90分、120分で決着をつけたかったし、つけられるチャンスは多かった。そこをモノにできなかったことが悔やまれる。相手のGKを含めてDFラインも最後まで身体を張ってやらせないところを集中していた。そこは素直に悔しい。そこで差をつけられなかった。PK戦は技術もあるが仕方がない。外した選手を責めるようなことはしたくないし、それまでに決着をつけたかった。0-0というか、その時間がどれだけ長くても、向こうはじれることはない。リーグとは違って差がつくまでやるのがカップ戦。その辺は割り切って守っているなと、やりながら感じていた。こっちがリスクをかけて点を取りに行くのか。しっかりとした技術で、外してゴール前まで行くのか。集中してどういう選択をしていくのかは考えていた。それがなかなか形にならなかった。押し込んでやることはできたが、なかなかビッグチャンスというか、相手に迫っていく時間はあまりなかった。失点の時間帯は、うちはダイヤ(遠野大弥)がケガをして、10人という状況だった。そこでどう守るのか。そこがうまくいかなかった。一番気をつけないといけないホクト(下田北斗選手)の左足。あそこをフリーにしてしまった。あの辺のアラートさ。誰がどう行くのか。そこを整えられなかった。そこが反省点。相手が前にパワーをかけてきたのはわかっていたので、どう弾き返すのか。ひっくり返すのか。まだまだチームの課題。その辺でバタついたり、フリーな選手ができたし、中で弾ければいいが、そこで弾ききれなかった。そこらへんはまだまだ伸ばしていきたいと感じている。ここは来年につなげていきたい。正直、ここで敗戦するのは想定はしていなかった。決勝に行って優勝してシーズンを終える気持ちでいた。ショッキングな結果。なかなか切り替えることは難しい。振り返ってみると、今年1年苦しい中で戦い続けたことは、間違いなく来年につながる。逆につなげていかないといけない。この敗戦も真摯に受け止めて、次の糧にしないといけない。良い教訓を得たと思ってポジティブに捉えて、まずはしっかりとみんな休んで英気を養って、もう一回行くぞという雰囲気でできたらと思う。

川崎フロンターレ:脇坂 泰斗

── 試合を振り返って
すごく悔しい思いでまだ明確にゲームを振り返ることはできないが、感覚的にチャンスは多くあった。90分間であれだけ攻めていて得点がないということは、やはり決めきれないことに尽きると思う。決めきれないのは一番にくる反省で、トーナメントでもあるので勢いやPKで勝負が決まってしまう。アクシデントもあったが、その前の90分間で決めきるチャンスがあった。そこはチームとしても個人としても、課題として先につなげていきたい。ただ、1年を通してみればみんなで成長しているのは確かなので、課題を克服して、もっと強いチーム、もっと強い個になっていきたい。今日ゲームでより強く思った。

川崎フロンターレ:小塚 和季

── 試合を振り返って
最初ベンチから見ていて、チャンスはあったがなかなか点が入らない展開だなと思っていた。相手がカウンター狙いで堅く守っていたので、そこを崩すのはかなりのエネルギーが要るだろうと思っていた。後半はじまったぐらいから自分の中では準備ができていたし、自分が出たら絶対結果を出してやろうという気持ちを強く持っていた。ミドルシュートやランニングと、自分たちからアクションを出していきたいと思っていて、そこは出せたと思う。ただ、PK戦の勝負になってしまった。アクシデントもあって率直にみんな悔しいと思うし、こんな形になるとは誰も思っていなかった。今は何ともいえない感情しかない。対策されて引いてきた相手に対してシュートはかなり打っていたが、そこで決めきる力、勝ち切るところは、チームとしても個人としても来シーズンの課題。

川崎フロンターレ:橘田 健人

── 試合を振り返って
厳しい戦いになるのは最初からわかっていて、その中で前半から多くのチャンスを作れたが、その段階で決めることができれば違った展開になったかなと。相手がフロンターレを想定した準備をしてきた、最初少し混乱した部分はあったが、試合の中でうまく相手のマークを外してチャンスを作ることはできていた。そこはよかったが、あとは決めきるところ。自分も得点に直結するようなパスを出せれば、展開は変わったと思う。カップ戦はほとんどの試合が厳しい展開で、難しいと感じた。とくに天皇杯はカテゴリー関係なく自分たちに向かってくるので、厳しい大会だなと感じた。天皇杯はずっと続く大会なので、本気で向かっている相手に対して、チームとしても個人としても上回って圧倒できるようになりたい。そう強く感じた大会だった。

川崎フロンターレ:マルシーニョ

── 試合を振り返って
トーナメントの準決勝ということで、本当に難しいゲームになった。これはお互いのチームにいえることだが、1人ひとりができることを精一杯やっていたように思う。当然、自分もいつでもピッチに入れるように準備をしていた。左サイドは少しフリースペースがあった。監督からも積極的に攻撃に出るようにという指示があって、自分としても積極的にしかけようと意識していた。最後はPK戦になったが、やはり運も必要だと思う。PKを蹴った選手はできることをやったと思うし、チーム全員で戦うことができた。みんなにはお疲れ様といいたい。PK戦になった時点で敗戦は起こり得ること。それは仕方ないと思う。対戦相手の大分さんには、決勝も頑張ってほしい。個人的には夏からフロンターレに加入することができて幸せな気持ちだし、皆さんには感謝の気持ちでいっぱい。1シーズンを通してではないが、このチームで今自分ができる最善のことはやったつもり。この数ヶ月でコンディションもいい状態には持っていくことができた。こうしてサッカーができる環境を作ってくれたクラブの皆さんに感謝している。

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