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代表取締役社長 吉田明宏 ご挨拶

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新年、あけましておめでとうございます
日頃より、川崎フロンターレに熱いご声援と多くのご支援を賜りまして誠にありがとうございます。

Jリーグ加盟を目指して1996年11月に運営会社を設立してから30年。今年はJリーグのシーズン移行やFIFAワールドカップ開催も控えており、我々にとっても、日本サッカー界にとっても節目の年となります。

まず、移行期の特別大会として開催される明治安田J1百年構想リーグは、AFCチャンピオンズリーグエリート2026/27の出場権をかけた重要な大会となります。昨年5月、サウジアラビアの地で初めて決勝に進出した喜び、そしてそれ以上にアジア青覇を目の前で逃した悔しさ。あの舞台にもう一度戻るために、2026/27シーズンに向けたチームの成長はもちろんですが、明治安田J1百年構想リーグでは優勝を最大の目標として戦ってまいります。

選手育成の観点では、2026/27シーズンの開幕に合わせて、U-21 Jリーグ(仮称)がスタートします。この大会は、アカデミーや高校を卒業したばかりの、いわゆる「ポストユース」年代の育成・強化を目的としており、フロンターレのみならず、日本サッカー界にとっての大きなチャレンジとなります。U-18の選手たちにとっても、いち早くトップチームに近い強度の試合を経験できる貴重な機会となります。U-21 Jリーグを経験した選手がトップチームで一人でも多く活躍できるよう、強化部門だけでなく、試合会場への集客やメディアでのプロモーションなど、事業部門も一体となって大会の発展と成功を目指します。

アカデミーではAnker フロンタウン生田の開業からまもなく3年となり、U-15が2チーム体制となった初年度に加入した選手たちが、この春に卒業を迎えます。昨年はU-15生田・U-15等々力から、それぞれ年代別日本代表の選手が選出されるなど、お互いに切磋琢磨しながら成長してくれました。U-18に進む選手たちにはU-21 Jリーグも含めた公式戦の場でのさらなる成長を、高校での活動を続ける選手たちにもフロンターレのエンブレムを付けて戦った自信と誇りを胸にサッカーと向き合い続けてくれることを期待しています。

事業面に目を向けますと、Jリーグが今年から本格的に国際的なイニシアチブ「Sport Positive League(SPL) 」に参画することが決定しています。イングランド・プレミアリーグなどに続き、Jリーグは世界で5番目の参画となります。この取り組みは、気候アクションに関するスコアや順位を競いながら、クラブに関わる皆様と共に持続可能な社会の実現を目指す、大変意義のあるものです。クラブとしてもこれまでのホームタウン活動、そして「川崎フロンターレSDGs」の活動をさらに発展させ、積極的に取り組んでまいります。

昨年の新体制発表会見でお話しした社内制度改革についても、着実に進捗しております。クラブ創設30年を迎え、事業規模や時代に即した働きやすい環境を整えることは、選手に対する環境整備と同様にクラブの成長にとって不可欠です。各拠点のスタッフがそれぞれの持ち場で最大限の力を発揮し、さらに輝くことができるよう、今年も引き続き改革に取り組んでまいります。

結びとなりますが、こちらも昨年の新体制発表会見でご紹介したとおり、2030年に向けた中期事業計画で「川崎を起点に世界に通用するJリーグクラブとして、ACLE優勝・クラブワールドカップへ出場し、日本・アジアのサッカーを牽引する」という目標を掲げています。ホームタウンでの活動にもこれまで同様真摯に取り組んでいくと同時に、「KAWASAKI」の名を世界に轟かせるべく、まずは明治安田J1百年構想リーグでのタイトル獲得を目指してまいります。2026年も熱いご声援をよろしくお願いいたします。

2026年1月1日
株式会社川崎フロンターレ
代表取締役社長 吉田明宏

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