ヨーロッパ各国では、人々は、FOOTBALL CLUBを中心にしてスポーツを楽しみ、市民とクラブが一体となってスポーツ文化を育んできました。「豊かなスポーツ文化の振興」というJリーグの基本理念は、このようなクラブ中心のスポーツのあり方をモデルにして創られました。川崎フロンターレもJリーグの理念の基本として活動していますが、ヨーロッパにおいても長い歴史を重ねることによってスポーツが文化として定着したのです。ですから、市民と私たちクラブが共に様々な困難を乗り越え、実績を積み重ねていくことによって、この理念が実際のものになるのだと考えます。いつも意識することは、私たちは単にサッカーをするだけの集団ではないということ。サッカーを、歴史に裏打ちされた奥行きのあるスポーツ、或いは文化として捉えていかなければならないということです。市民、選手、スタッフ、スポンサー、そしてサポーター。すべての人と共に歩むクラブとしての「TOGETHER」という言葉は、FOOTBALLを軸にスポーツ文化を築き上げていこうという私たちクラブの信念を象徴しています。いつも皆さまの身近にある市民クラブとして川崎フロンターレは歩んでいきます。