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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

2/10 (土) 2007

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これからも走る!!

text by

広報部

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これからも走る!!

いよいよ12日(月)から2次キャンプが始まります。
先日のこの日記で昨年で引退したヤスとオニの初出社の様子を日記でお知らせしましたが、いよいよ今年からアシスタントコーチを務めているキンちゃんから皆さんへのメッセージが届きました。

『現役時代はたくさんの応援ありがとうございました。今はチームに帯同して練習の準備やエジソンやツトさんの補助をしたり、ゲームの人数が足りない時に一緒に参加したりしています。また、試合が近づくと相手チームの分析や試合のVTRの編集作業も行い、少しでもチームの力になれるよう頑張っています。1次キャンプではVTRの編集などはなかったので選手と一緒に楽しめましたが、やはりコーチへと立場が変わったことで多少の感覚の違いに戸惑いました。やらなければいけないことも増えましたからね。ただ、これからは立派な社会人として、当たり前のことは当たり前のようにやらなければならないと実感しています。

選手とコーチの違いは、選手は試合や練習で自分自身のことをサッカーで表現できるけど、コーチはそんな選手を支える陰の存在であると思います。自分はまだかけ出しなので、その部分をこれから勉強を積みたいと思います。
いよいよ2次キャンプが始まり、実践を意識した練習・対外試合が増えて、長いシーズンに向けての準備の最終段階に入ってきます。今まで積み重ねてきたものの完成度を高め、新加入選手もフィットしてきているのでチームとしてのパフォーマンスを見るのが楽しみです。また個人的にはそのようにチームを作り上げていく過程を指導者として勉強する楽しさもあります。
開幕戦の鹿島は厳しい相手ですが、昨年の開幕戦に勝利したことで良いスタートダッシュを切ることが出来たので、今年も開幕戦に勝てるよう全力でチームをサポートしていきたいと思います。選手も非常に気合いが入っているし、コミュニケーションも良く取れています。チームの仕上がりも例年以上ですので、期待して競技場に足を運んでください。
僕は昨年までと違ってスタンドからの観戦となりますが、皆さんのことを等々力でお待ちしています!見かけたら気軽に声をかけてくださいね。』

思えば1月のチーム始動日に声を掛けると「いやー、何か変な感じだよ。慣れないなー。」と緊張気味に言っていたのですが、1次キャンプから帰ってきたキンちゃんの背中が心なしか少し大きく見えた気がしました。我々の立場で言うのは多少気がひけますが、やはり、幾つ歳をとっても経験は人を成長させるのでしょうか。

昨年で引退したとは言え、3人は名実共にまだまだこれからもフロンターレの「家族」です。新しい人生のスタートをきった3人を、これからも温かく、時には厳しい目で見守ってください。

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