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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

4/19 (木) 2007

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初選出

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広報部

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2

写真は広島MF駒野選手(左)、広島FW佐藤選手(中央)とボールを競り合う勇介

スポーツ報知の三宅記者より代表レポが届きましたので、お知らせします!!

「序盤戦の山場、レッズ戦を迎える2日前、代表3人がチームに再合流しました。
16日〜18日の日本代表候補合宿に参加していたのはエイジ、憲剛、そして初代表の勇介。
「目玉でしょ?」勇介のことをそう言ったのは千葉県内のホテルに集合した時の憲剛。昨年からいや仙台にいる頃から多くの選手に「勇介は代表に入る実力がある」と評価されてきただけに、彼を追ってきた人にとっては「目玉」だった。16日の午後4時前。エスパルス戦に見事勝利し気分も良くしたフロンターレ3選手がホテルにやってきた。集合前に勇介は憲剛に電話し、集合の際に何を持って行ったらいいか、どうやって行くかなど聞いたようだ。何と言っても15日の試合後にいきなり思ってもみない招集を受けたのだから...。しかし肝心の練習の内容については聞かなかったようだ。

「なぜ呼ばれた?よく分からないす。どこを評価された?分からないす」とホテルで記者陣に囲まれると「分からない」を連発する勇介。フロンターレ担当以外の報道陣の一部は"勇介節"に目を回していたが、「チームがオレのことを使ってくれたのでそのおかげす」と胸を張ってもみせた。だが難解と言われるオシム流練習については「頭を使いそうだからちょっと大丈夫かなというのはあります」と不安ももらした。

練習までの時間は部屋で一人でゲームをしていたという勇介。
オシム監督との初対面は午後7時からの練習に向かうバスでだった。
勇介「森っす」
オシム監督「おぅ」
しっかりと心をつかんだ!?

16日はエスパルス戦の疲れを考慮し別メニュー調整。14日に試合をした選手は通常通り多くの色のビブスを着て練習をしたが勇介は「どんなのやってるか見てたけど難しそうでした」と丸刈りの頭をかいた。「周りに有名人ばかりいて代表に呼ばれた実感が沸いた。呼ばれてビックリしたけどいつまでもびっくりしていられない」と気合も入っていた。

17日は午前、午後の2度の練習。確かに練習の意図を把握するのは時間がかかり最初は不安そうだった勇介。途中で何度も頭をかいた。頼りは憲剛。練習中は憲剛に何度も近づき、分からないことを聞いていた。「できる限りのことは教えました」と憲剛は話した。だが時間を追うごとに慣れた様子。そして高い技術は誰もが認めるものでスピードのあるドリブルや動きで徐々に本領を発揮し始めた。また静岡・清水東高校の後輩、内田篤人選手(鹿島)は同じ右サイドアタッカー。1月2日の初蹴り以来の対面となり「森さんは尊敬できる選手」と話していた。

18日、最終日の大学生との練習試合では勇介は憲剛と同チーム。エイジは別のチームだった。勇介は左のサイドバック。「あまりドリブルをしないでシンプルにやろうとしました。シンプルにダイレクトでやった方が面白いサッカーができました」。簡単につないで人数をかけて相手を崩すオシム監督のやり方を理解しようとしていた。チームでの右サイドMFとポジションは異なるが時間が経つにつれてFW矢野貴章選手(新潟)に好クロスを上げたり、中央に切れ込んでシュートを放つなど鋭い動きを見せた。本人としては「左足で蹴れればもっと(プレーの幅が)広がる」と課題も見付けた様子。「明日(19日)の(フロンターレでの)紅白戦で今日までやってきたことをうまく出せれば」と語った勇介はレッズ戦に向けて高いモチベーションを保ちつつ初の代表合宿を後にした。

エイジや憲剛も安定したパフォーマンスを見せすっかり代表に慣れたようだ。驚いたのは「気づいたら(練習試合の)メンバーで、自分と勇介が一番年上なんですよ」と憲剛が言った言葉。確かに憲剛のチームはU-20日本代表の内田選手やGK林選手のほか、藤本選手(清水)、太田選手(磐田)、阿部選手(浦和)、今野選手(FC東京)、山岸選手(千葉)、矢野選手(新潟)、近藤選手(神戸)と26歳の憲剛より若い選手ばかり。今の代表は本当に若い世代が多いことを印象つけた。(文=三宅 篤)」

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