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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

6/29 (金) 2007

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プロ

text by

「ファイト!川崎フロンターレ」ディレクター 前田

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先日、ここを見るベティの収録の際。ベティこと久野さんに無謀な質問をぶつけてみた。
「僕が今からサッカーのプロを目指したらなれますかね?」と...今年34になるメタボな僕がである。
久野さん即答でした!!「無理ですね。」まあ。当たり前っちゃ当たり前ですが、あの笑顔のまま、即答されると、何故かへこみます。
でも、僕は食い下がります。「じゃあ。砂川(番組スタッフ)は?」すると今度はしばし間があり、「今、いくつですか?」という質問(少し前に進みました)しかし、砂川が「25です。」と答えた瞬間。「無理ですね。」とあの笑顔。年齢の問題なのか...と「じゃあ。じゃあ。なおみちゃんは?」としつこく食い下がるが、結果は同じ。詳しく話しを聞くと、年齢と共に持久力が辛くなるんだとか、さらに久野さん続けます。「もし、前田さんの年齢でプロになれるなら、僕はまだ現役やってますよ。」と...返す言葉もありません。

なおみちゃんどうやら僕らはサッカーに関しては取材される側に回ることは絶対ないみたいだ。もっと取材道を突き進んでいこう。
そういえば、なおみちゃんも番組レポーターになって一年半が過ぎようとしています。大学在籍時から、プロのレポーターになるべく、日々努力している発展途中の彼女。僕が番組を担当になった日、彼女に言いました「なおみちゃんはアイドルになりたいの?レポーターになりたいの?」すると彼女は「レポーターです」と答えました。
それならとその日から決めた事があります。それはオープニングの前フリコメント(タイトルコールの前になおみちゃんがしゃべっている言葉)とインタビュー内容は基本的に自分で考えさせようと...自分の思ったことを自分の言葉で伝えるのがリポーターですから、それが当然といえば当然なのですが...
それからというもの僕は彼女のコメントには一切手を加えていません。例えへたくそリポートでも、それが今のなおみちゃんができる精一杯のリポートなのですから...

スタッフが言葉を考えるのはたやすいことです。でも、その言葉をそのままいうリポーターはただのお飾り、そんな人たちがざらにいるこの世界(まあ。それでもいいんですけどね)ですがなおみちゃんにはそうなって欲しくありませんからね。

番組を見ているみなさん。半年前と今、なおみちゃんは変わりましたか?どうですか?...正直僕の意見を言わせて頂くと、まだまだです。でも、決して駄目だと言っている訳ではありません。なおみちゃんは僕らが取材に行っていない日も時間を見つけては一人で麻生グランドへ行き、他の記者さん達と一緒に取材をしています。どうやら、いろんな記者さんたちを見、聞き。取材方法を学ぼうとしているみたいです。

なおみさんいち早くそれらを盗んで、「ファイフロになおみあり」というリポーターっぷりを僕らに見せてくださいね。期待しています。

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