いよいよ今週末からJユースカップが開幕します。

Jユースカップとは?
簡単に説明すると、U-18世代のJクラブナンバー1を決める大会です。今年行われているプリンスリーグ、夏に行われたクラブユース選手権と並ぶ3大大会のひとつと数えられます。
フロンターレの過去の最高成績はベスト8。昨年は残念ながら予選リーグを突破できませんでしたが、夏のクラブユース選手権ではベスト8に進出するなど、今年こそは予選リーグを突破し、ベスト4を目指しています。

予選リーグでは東京ヴェルディユース、ヴァンフォーレ甲府U-18、京都サンガF.C.U-18と同じEグループに所属し、このうち上位1位は決勝トーナメントに進出。また2位の場合は9グループあるうちの成績上位7チームが決勝トーナメントに進出できます。

対戦相手の紹介をすると、東京ヴェルディは夏のクラブユース選手権の優勝チーム（しかも2年連続）京都サンガF.C.は予選リーグで敗退したもののすでにトップチームで試合出場している選手もいるなど強豪。またヴァンフォーレ甲府も近年着実に力をつけているチームです。
と、このように強豪揃いの予選リーグですが、フロンターレも負けていません。夏のクラブユースでもベスト8に進出し、現在行っているプリンスリーグ2部で2位につけるなど、確実に力をつけてきています。

そしてなによりも大きなアドバンテージがあります!
それは等々力陸上競技場で2試合を戦えるということです!!

トップチームと同じ等々力で戦えることは選手たちにとっても大きな力となるでしょうし、今年はホーム、アウェイ関わらずアカデミーの試合にもたくさんのサポーターが駆けつけて力強い声援を送ってくれています。選手たちも「毎回、毎回遠いところまで足を運んでくれてありがたいです!」と感謝の気持ちを話していますし、安部監督も「等々力で2試合できるので、なんとか勝てるように頑張りたい。そしてサポーターの皆さんと一緒に成長していきたいと思います。地元での試合ですので、ぜひ応援に駆け付けてもらえればと思います」と話してくれました。

この中で注目は中学生ながらすでにU-18の中心選手として活躍する三好康児選手。先月、U-16日本代表としてアジア予選を戦い、厳しい環境の中でも一回りも二回りも成長したことでしょう。
そして中学3年生の三好選手も気軽にチームに溶け込むことができる、「いい雰囲気」がフロンターレU-18の良さと強さだと思います。

また三好選手が代表のためチームを離れていた時に活躍したのが、高校1年生の岡本一輝選手。プリンスリーグ渕野辺戦を皮切りに、柏戦、鹿島学園戦と3試合連続ゴールを決めるなど高い得点能力を見せつけています。

またこの大会が高校3年間の集大成となる高校3年生にも注目です。
キャプテンの萩間大樹選手を中心にまとまりを見せ、ここまでチーム一丸となって戦ってきました。もちろん若い選手が出てくれば、出場機会が少なくなる中、どんな時もチームのためを思って、行動する3年生の背中を見て、成長してきた1、2年生が必ずいます。

もちろんこの3試合で終わらせるわけにはいきません。まずは昨年進むことができなかった決勝トーナメント進出を目指して、そしてその先のベスト4、優勝を目指してチーム一丸となって挑みます!

サポーターの皆さん10/30（日）は等々力陸上競技場に足を運んでください。入場は無料!

ぜひ、フロンターレU-18の選手たちに熱いご声援を送ってください!