10日（土）から絶賛開催中の「2011川崎フロンターレ展『挑』」。皆さんもうご覧になりましたか?一年間の様々な出来事を振り返る年末の恒例行事として、すっかり定着した感のあるイベントですが、期間中は様々な催しを行なっており、何度も市民ミュージアムに足を運んで楽しんでもらおうと思っています。

さて、まずはご報告から。
先日の23日、市民ミュージアム逍遥展示空間にて、フロンターレ展特別企画・Mind-1ニッポンプロジェクト特別企画「僕がバナナを売って算数ドリルをつくるワケについて話をするワケ」を開催しました。「僕がバナナを売って算数ドリルを作るワケ」はJクラブ初ともいえる現役の事業部スタッフによる異色のサッカービジネス本。フロンターレの独自のプロモーション戦略や、ユニークな発想の原点、そしてその根底にある川崎愛などについて、著者である天野春果集客プロモーション部部長が「僕バナ」について話をするワケを語るという、現役クラブスタッフによる異色のイベントです。

およそ160名が集まったトークショーでは、司会の小森さんの絶妙なリードもあってか、とても予定していた時間内では収まらないほどのマル秘ネタを披露してくれた天野部長。例えば著書のタイトルについては、90年代初頭に流行ったJ-POPの曲はタイトル長いけど印象に残っているのはなぜだろうという素朴な疑問からヒントを得たり、自身の業務であるプロモーション部には5ヶ条のおきてやいくつかのパターンがあること、そして毎回サポーターも巻き込んでの企画プロモーションの誕生秘話など、随所にその独特の感性と企画行動力を感じさせるエピソードで笑いの絶えないイベントとなりました。
また当日は株式会社Doleのご厚意により、先着100名様にボビーバナナひと房を、そして来場者全員に「ふくしまの米」様よりパックごはん1セットが一足早いクリスマスプレゼントとしてプレゼントされました。
トークショーの最後には、本の即売会も催され、既に持っているけど2冊目、3冊目を買うという人で長蛇の列となり、天野部長はサインをしながら一人一人に感謝の言葉をかけていました。

そしてここからはこれからのイベント告知です。

毎年フロンターレ展の最後を飾るイベントとして楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。「展示写真プレゼント予約会」。大堀カメラマンが展示用に厳選した写真は、どれも試合の迫力や臨場感、選手の素顔などを余す事なく引き出しているものばかり。ただし会期終了後のお渡しとなるため、当日は写真予約受付のみとなります。引き渡しは後日、市民ミュージアムに取りに来られる事が条件となります（取り置き期間あり/終了後は回収）。
なお点数に制限がありますので、整理券配布は先着順とさせていただき、無くなり次第終了とさせていただきます（約250名程度/お一人様一点限り）。
日時は2012年1月9日（月・祝）成人の日。
会場は市民ミュージアム内逍遥展示空間となります。整理券配布は9:30から市民ミュージアムのトーマス転炉側の中庭入口で開始し、写真予約会受付開始は11:00からとなります。予めその写真ボードを見て欲しい写真を決めておくもよし、フロンターレ展内の実物写真の下のキャプションに「展示番号○○」と記載されていますので、その番号を控えておいて下さい。会場にはボードに展示写真と番号をサムネイル形式で展示し、予約された番号から×がつけられていきます。ですので、リアルタイムでどの写真が無くなり、どの写真が残っているかが分かる仕組みとなっています。なお整理番号順に選んでいってもらいますので、狙っていた写真が先に予約されてしまうこともしばしば。そういう意味でも、何点か候補写真を選んでおいた方がいざ自分の番になったときに「あれ?もうない!?」と慌てずに済みます。
お気に入りの写真をゲットしたい方は、ぜひ9日は市民ミュージアムにお越し下さい!

そして展示では、23日より先のクラブW杯で来日していたサントスFCの展示を行なっています。来日全選手のサイン入りボードやネイマール選手・ガンソ選手の心温まるエピソード、塀内夏子先生直筆のネイマール選手のイラスト、そしてネイマール選手とおそらくJ界で一番世界のスーパースターと写真を取っているマスコットであるふろん太との2ショット写真などが展示されています。こちらもまだご覧になっていない方はぜひお越し下さい。
なお市民ミュージアムは29日（木）〜1月3日（火）まで休館となりますので、ご注意ください。

2011年は一言では言い尽くせないほど色々な出来事がありましたが、来たる年が皆様にとって良い年となりますようにお祈り申し上げます。今年もフロンターレ日記をご覧頂きましてどうもありがとうございました。