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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

11/15 (木) 2012

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ヤンフロと楽しむカラオケ権利

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広報部

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東日本大震災後クラブとして取り組んでいる「Mind-1ニッポンプロジェクト活動」の一環として、フロンターレ選手、クラブから提供する「権利」「サービス」など様々な商品をオークションにかけ、最高金額を提示した方がその品(権利)を購入(獲得)できる「フロンターレ ハンマープライス2012」。今回は「ヤンフロと楽しむカラオケ」を実施してきましたので、ご報告します。

今回カラオケの権利を落札されたのは、田中雄大選手(現・栃木SC)のファンという都内在住のヒトミさん。元々は「田中雄大選手らヤンフロと楽しむカラオケ」というタイトルだったので、雄大選手とカラオケ出来るのを楽しみにしていたのですが、日程等調整中に雄大選手が期限付きで移籍してしまい…そこでサネこと實藤友紀選手にひと肌脱いでもらい、アンドゥこと安藤駿介選手、フクこと福森晃斗選手、パウロこと田中淳一選手、そしてギーチャンこと高木駿選手の5名が参加しておもてなしをすることになりました。

カラオケで一番難しいのが、選曲する際の「間」をいかに気まずくしないようにするかということ。気心知れた友人同士ならまだしも、落札者と選手は初対面同士。ただカラオケするだけでは、お互い歌う曲を選ぶため俯いて選曲リストとにらめっこ…それでは一緒にカラオケをする意味がありませんよね。
そこでとイベント満載の夢空間をご提供する事にしました。

当日、会場となったのは新百合ヶ丘駅北口駅前にある「カラオケスタジオ オペラ新百合ヶ丘店」。今年からサポートショップに加盟していただいた店舗です。待ち合わせ場所に集まったのは落札者のヒトミさんに、そのご友人のカズコさん、トモミさん、サキさん。スタジアムで知り合ったというサポーター仲間です。会場はカラオケルーム2部屋をつなげただけあって、ゆったり広々。部屋に入るとフロンターレ一色の飾り付けに驚く皆さん。でもサプライズはこれからです。

司会を務めるスタッフの自己紹介の後、さっそく選手たちとのご対面。選手たちは“勝負服”に身を包んで、小さな花束を持って入室すると、「ようこそいらっしゃいました!」と頭を下げて花束を前に差し出しました。これには皆さん感激と困惑が入り混じったような表情でびっくり。でも実はここには仕掛けが。落札者メンバーの皆さんは4名。選手は5名。ということは…一人があぶれる計算になります。事前にこれを聞いた選手のうち、まっさきに「それ絶対俺だ〜嫌だ〜」と言っていたのがパウロ選手。周りもさんざん彼をイジッていたのですが…。

実際に花束を差し出した5名の選手に落札メンバーが一人づつ花束を受け取ります。選手達は下を向いているので、誰が受け取られるかは分かりません。緊張の瞬間のあと、最初に選ばれたのは…、なんとパウロ(田中淳一)選手でした!これには思わず「やったー!」とガッツポーズのパウロ選手。そのあとはリーダーの實藤選手、福森選手が選ばれ、残されたのはGK同士の二人。そこで實藤選手が「最後の一人は罰ゲームとして一発芸をやってもらいましょう!」とその場のノリで重大発表。一気に緊張感が高まる二人。選ぶのは落札者のヒトミさん。「安藤選手の一発芸が見たい」という理由で、高木選手からの花束を受け取り、見事安藤選手が最後の一人になってしまいました。

「いや無理っす。俺そんな芸持ってないです。」と突っぱねようとした安藤選手。しかし實藤選手はリーダーとして許しません。結局紆余曲折を経て、とっておきの一発芸を見せてくれました。内容はここでは伏せますが、ウケたかどうかは…本人の名誉のために内緒です。

と、最初からこんな形でのスタートとなりましたが、その後は各自自己紹介をして、チームに分かれます。「チーム・サネ」は實藤選手、安藤選手、福森選手にヒトミさん、カズコさんの計5名。対する「チーム・パウロ」はパウロ選手、高木選手の同期コンビにトモミさん、サキさんの計4名。皆年齢も近いので選曲には困らなさそうです。

さて、第1ラウンドはソロ対決。6枚のカードから1枚を引き抜き、出た演目の歌を歌ってもらうというものです。カードに書かれた演目は「自由」3枚、「演歌」1枚、「アニソン」1枚、「海外」1枚。
最初の対決は安藤選手 vs 高木選手。先攻の安藤選手が引いたのは「海外」カード!いきなりの海外に動揺する安藤選手。少し悩んで選んだのがK-POPグループ“Big bang”。しかし歌詞が日本語です。「ずるい!」、という声が選手から出る中、最後は實藤選手の「ま、いいんじゃない?」の一言で難なくクリア。しかも85点という高得点です!続いて高木選手が引いたのは、またも海外カード!6分の1の確率が二度続くという思わぬ展開でしたが、高木選手はファン感で田中裕介選手が披露したレディ・ガガの「Poker face」をほぼ鼻歌だけで歌いきるという荒業に出て、これまた84点という高得点をマーク!これにはちょっとブーイングも出ましたが、高木選手はどこ吹く風でした。

続いてはトモミさんとカズコさんの落札者対決。トモミさんが引いたカードは「演歌」。対するカズコさんはまたまた「海外」。先攻のトモミさんは「天城越え」でコブシの効いた美声を聞かせれば、カズコさんはレディ・ガガをチョイス。こちらは高木選手とは違い、しっかりと歌いきりました。結局第一ラウンドはチーム・サネが168点、チーム・パウロが169点という接戦で幕を閉じました。

続いて第2ラウンドはデュエット対決。先攻のチーム・サネは全員でKinki kidsの「ガラスの少年」を熱唱。対するチーム・パウロはパウロ選手とミキさんとのデュエットで「青春アミーゴ」で勝負!結果は89対87でチーム・サネが勝利!総合得点でも逆転して1点リードしました。

第3ラウンドはイントロ・ドン対決。目隠しをして曲の冒頭部分を聞いて、先に曲名を当てた方が勝ちとなります。まず先鋒対決は安藤選手vsトモミさん。ファン感でも使用したタレ目イラスト入り目隠しをしての対決は、トモミさんが見事SMAPの「青いイナズマ」を当ててチーム・パウロが勝利。中堅対決はカズコさんvs高木選手。曲はイントロから印象的なサザンオールスターズの「いとしのエリー」。簡単かと思いきやここで少し波乱が!まず最初にボタンを押したのは高木選手。

「えーと…“桑田佳祐”のいとしのエリー」

…合ってるけど、惜しいっ!残念ながらソロ曲ではないので不正解。
ではカズコさんどうぞっ!と司会が促したものの、カズコさんも緊張してかグループ名が出て来ず…。結局助け舟が入った形でカズコさんが正解して1勝1敗のタイになり、勝負は3人目へ。チーム・サネからはヒトミさん、チーム・パウロからはサキさんが出陣。曲はモーニング娘。の「LOVEマシーン」。これはイントロで素早く反応したヒトミさんが見事に当てて、チーム・サネがこのラウンドを取りました。

ここでちょっと一息いれましょうということでトイレ休憩を挟みます。トイレに行くふりをして部屋を出る選手達。実はエキシビジョンとして、昨年のファン感でも大いに盛り上がったメイド服に着替えて、AKB48の熱唱タイムを用意していたのです。隣の控室で素早くメイド服に着替える選手達。スタッフが用意した思い思いのウィッグを被りスタンバイ完了。そうとは知らずに食事をしながら選手達を待つ女性陣。すると「ヘビーローテーション」のイントロと共に選手たちが雪崩れ込んで来てショータイムの始まりです!みな面食らった表情を一瞬したあと、歓声をあげて大喜び。まずは選手だけで一番を熱唱したあと、女性陣を巻き込んでハゲかつらや角刈りかつらを被せて、選手と一緒に踊り、歌い、はっちゃけて楽しみましたよ!

皆で楽しんだ後は、第5ラウンド「歌いきりまSHOW」対決。これは一定時間歌った時点でコンピューター審査員が歌を審査。上手ければ持ち時間が延長され、下手だとその時点で打ち切りの仁義なき対決です。長い時間歌えた方が勝利となります。ここはチーム・サネからは福森選手。チーム・パウロからはサキさんの対決となります。

ちなみにこのラウンドから罰ゲームが発動。負けたチームのメンバーは「わさび」「激しょっぱい」饅頭が含まれたまんじゅうを食べることになります。絶対に負けられない戦いとなったこのラウンド。福森選手は持ち歌?のBIG BANGで勝負をかけるも、何か不安な立ち上がり。罰ゲームがかかってるだけ「おい、まじめにやれよ!」と實藤選手、安藤選手がハッパをかけるも、結局あえなく前半部分で撃沈…。達成率27%に青ざめる一同。

対するサキさんも持ち歌のポルノグラフィティ「サウダージ」で勝負をかけます。普通に上手い立ち上がりに頭を抱える福森選手。案の定何度も審査をクリアし、結局ほぼ1番を歌いきるところまで行き、達成率49%で圧勝。ということで、チーム・サネの皆さんは罰ゲームを受けることに。4つのお饅頭のうち、二つはわさび&激しょっぱい饅頭が含まれています。それぞれ手に取った實藤選手、安藤選手、福森選手、ヒトミさん、カズコさんの5人は「いっせいのせ!」で口に放りこみました。もぐもぐもぐと食べる一同。あれ?誰もノーリアクション!?と訝しがっていると、實藤選手と安藤選手の様子が明らかにおかしくなってきました。實藤選手は耐え切れずに口を開けて一言「わ、わさび…、半端ない」。安藤選手は「うわっ何これ。しょっぱい…」。どうやら期待通り!?選手に当たったそうです。でも安藤選手はさすがというか「しょっぱいけど食べられなくはないです」と男前発言をして完食!スタッフもちょっと食べましたが、そんなレベルのしょっぱさではなかったことは付け加えておきます。ちなみに實藤選手はすぐトイレに駆け込んでいました。ついでに負けた原因となった福森選手は美味しく饅頭を食べながらほくそ笑んでいました。

そして最終第6ラウンドは両チームの大将対決。お互いのチームリーダーである實藤選手、パウロ選手がそれぞれの十八番でガチ勝負!パウロ選手はMokey Majikの「Together」。實藤選手は湘南乃風の「曖唄」をチョイス。どちらも聴かせる歌です。先攻は負けているパウロ選手から。歌い始めて程なくして、高木選手がすっと立ち上がってパウロ選手の元に。かつらを被せたり、ハロウィンのカボチャを持たせたりと応援してるのか邪魔しているのか分からない行動に出ます。「何してんねん!」といいながらも最後まで熱唱したパウロ選手。味方からの妨害?というアクシデントにもめげず、何と96点という高得点を叩きだしました。

これでプレッシャーがかかったのは後攻の實藤選手です。大きく深呼吸して集中し、完全に自分の世界に入り、ジェスチャーを交えてのまさに熱唱には皆も聴き惚れていました。歌いきり採点を待つ實藤選手。出た得点は…、92点!超ハイレベルな争いは、わずかにパウロ選手に及ばず…。またも罰ゲームはチーム・サネが受けることに。

そして全ラウンドが終了し、最終結果はチーム・パウロの勝利!敗者チームの罰ゲームは、なんとイナゴの佃煮入り饅頭。一部分ではなく、完全な姿で饅頭に入っています。3つの饅頭のうち1つがイナゴ入り饅頭です。3つの饅頭を頬ばる實藤選手、安藤選手、福森選手。しばらくして思わず腰が折れたのはまたしても安藤選手でした。

しょっぱい饅頭は涙を浮かべながらも食べきった安藤選手でしたが、さすがに半分まで食べたところでイナゴを拝見した途端気持ちが折れたようで、パウロ選手を呼びだすと「半分食べろ」との指令が。「え?ボク勝ったんですよ!?マジですか?リアルですか?」と戸惑うパウロ選手。結局なんだかんだ言いながらも二人ともイナゴを食べきりましたが、パウロ選手は口をゆすいでくると言って部屋を抜けました。

その間、大将対決の罰ゲームである暴露サイコロタイム。サイコロを振って出た目の質問に答えなければなりません。安藤選手は「女性にして欲しいしぐさ」。これに対して「仕草は特にないけど、料理を作って欲しい」とのことだったので、司会が「じゃあ安藤選手に料理作りたい人〜」と聞いた所、誰も手を挙げずシーン…、出だしの花束に続いて心に傷を負った安藤選手でした。続いて福森選手は「フロンターレでつきあうなら誰ですか。理由を添えて」という質問に対して、「實藤選手です。お互いガサツだから」という、何とも突っ込みづらい回答。最後に實藤選手は「最近異性と遊びに行ったのは、いつ、どこですか」という質問。結構真面目に答えましたが、さすがにここでは控えさせていただきます。

罰ゲームも終了し、じゃあそろそろ…という空気が流れ始めたところで、どこかで聞いたことのあるイントロが流れて来ました。そう、ファン感ステージでも歌った「とんぼ」です。そしてギターをもった長渕剛ならぬ長渕パウロが登場!最後は皆で肩を組んでとんぼを熱唱しました。

サプライズはそれだけでは終わりません。実は一週間前がヒトミさんの誕生日だったということで、ささやかながら誕生日ケーキが登場!しかも高木選手からのアーン付きです!實藤選手から誕生日プレゼントの選手サイン入りボールの贈呈もあり、いい誕生日記念になったでしょうか。

そして楽しかった時間もあっというまに終わりのときを迎えましたが、やはり最後はこの歌でしょう!ということで、みんな輪になって、肩を組んでアカペラで「バスケットケース」を歌い、そのまま今日の参加選手一人一人のコール、そして最後はフロンターレコールをして終了となりました。

店内出口のエレベーターまで選手に見送られた落札者の皆さん。エレベーターに乗った途端「はあ〜」とため息をついてその場に座り込んでしまう人もいました。ヤンフロたちとのまさにプライスレスなカラオケタイム。十分に堪能して頂けたようでなによりでした。選手達も結構楽しんだようですよ。

これからもハンマープライスをはじめ、被災地復興支援のため様々な取り組みをして参りたいと思います。最後に、ご協力いただいた「カラオケスタジオ オペラ新百合ヶ丘店」様ありがとうございました。そしてヒトミさん、ご落札ありがとうございました。

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