11月12日に中原ゆめ区民祭が行われ、川崎フロンターレからは、中原アシストクラブによる放置自転車に関するブースとサイン会が催されました。ブースは川崎フロンターレ中原アシストクラブのインターン生が自分たちで全て企画し、実行しました!!

"地域ごとに課題となっている問題点を、企業の方と協力して解決させていこう"という専修大学で行われている「課題解決型インターンシップ」で参加した9名は、区民祭までの期間、大学生活の限られた時間の中でどのような企画をしたら中原区のためになるのか、また、参加者が楽しめるようなブースにするはどうすればよいかを考えてきました。区民会議への参加や打ち合わせの回数を重ね、今回は【放置自転車】をテーマにすることを決めました。これは近年中原区が直面している自転車の不法放置問題に対し、楽しく学んでもらうことで、「放置自転車、ダメゼッタイ!」の意識を植え付けたいと考えたからです。

そして、そのテーマをもとに当日のレイアウトや運営の仕方、製作物などの準備を進め、【〇×ドリブルクイズ～自転車マナーを学ぼう～】を実施しました。小学校3年生以下を対象にしたアトラクションで、内容はドリブルで進みながら各所に設置された3問の自転車に関する〇×クイズに答えていくというものです。何回もチャレンジできるように全9問用意し、途中に障害物を設けるなど工夫しました。たくさんの方に参加していただき、「キャー!!」と元気いっぱいものすごいスピードで駆け抜けていくお友だちや、勢い余って防護フェンスにぶつかっちゃうお友だちも見られました(^^;)
また、お子さんが一生懸命考えている姿が多く見られ、「わかんない…。」と自信無さ気だったお友だちも、お母さんの「自分ならどう思うかな?」というようなアドバイスをもらって、最後には「☓!!」と、とびきり笑顔で答えてくれ、そのけなげな姿に心を打たれました（笑）
ゴール地点での答え合わせでも「なんで☓なのー!?」「そーなんだ、知らなかった!」と大盛り上がり（笑）全問正解者も多く、景品のロッテお菓子をたらふくもらって大満足の様子! みんな新しい知識を学べてハナタカでしたよ～! 参加してくれたみんな、本当にありがとう!!

ちなみに途中で遊びに来てくれたふろん太は、ドリブルはとっても上手だったけど、肝心のクイズは1問正解止まりで、思わず解答をきれいに2度見してました（笑）これからもっとお勉強していこうね。

ドリブルチャレンジのお隣では、ソンリョンのサイン会が行われました。
先着50名ということで事前に整理券の配布をしたのですが、配り始めてわずか20分後には配布終了してしまいました。
そして、ソンリョンが会場に現れるとあちこちから「うお～! ソンリョンだ～!!」「本物だ、すごーい!」などの声が。皆さんから「頑張ってね」や「ぜひ優勝を!!」などとあたたかい言葉をかけていただきソンリョンも嬉しそうでした。

また、この日は小さなお子さんが多く、特にソンリョンをはじめキン通訳、そして我々スタッフをメロメロにさせた小さな女の子。ソンリョンの1番のユニフォーム柄ロンパースを着て会場内をハイハイする姿を見て、ソンリョンが「カワイイ～」と日本語で呟いていました。きっと最年少ソンリョンサポだと思われます!!（笑）大きくなってもソンリョンとフロンターレを応援してね。そして後援会に入会してくれると嬉しいな、小学生になったらシーチケも買ってくれるともっと嬉しいな（笑）

そして、この日はサイン会に参加してくださった方の気の利いた行動に感心させられることがあったんです。そのご家族はソンリョンの大ファンとのことで、韓国代表のユニフォームを持参。しかし様子を見ていると、おや？何だかユニフォームの形が変わっているぞ？
気になって近くで見てみるとサインをもらう箇所にあらかじめ刺繍枠をセットしていたのです。お話を伺うと「刺繍枠を使うことによって生地が引っ張られてサインが書きやすくなるんですよ、ソンリョンが少しでも書きやすくなればいいなと思って」とのこと。優しすぎて感動!! 実はユニフォームにサインを書く時ってスタッフ2人掛かりでユニフォームを引っ張ったりしているんですよね…。それでも、どうしてもよれてしまって上手く書けないこともしばしば…。みなさんも参考にされてみてはいかがでしょうか？

この日は、選手参加のイベントが川崎市内の至る所で行われました。そんな中、中原区民祭を選び、遊びに来てくださった皆さんありがとうございました!!