2011年3月11日に発生した東日本大震災から7年が経ちました。川崎フロンターレでは、震災後、「支援はブームじゃない」を合言葉に、クラブ独自の被災地復興支援活動として「Mind-1ニッポンプロジェクト」を立ち上げ、クラブ・選手会・サポーター・行政・スポンサーという川崎フロンターレに携わる全てのみなさんと共に、継続して被災地への復興支援活動を行ってきました。
これからもこの震災を風化させることがないように、3月11日(土)14時~15時、JR南武線武蔵溝ノ口駅前のキラリデッキにて街頭募金を実施しましたので、ご報告いたします。
今年も川崎フロンターレ選手会が主催となり、ACLメルボルン戦の遠征のため不在の選手や、治療の都合上参加できない選手を除いた全選手が参加しました。また、大勢のサポーターやボランティア、ふろん太、カブレラ、応援番組MCの阿井莉沙さんなど、総勢89人で募金を呼びかけました。
募金活動を始める前には、安藤駿介選手会長の発声で、全員で黙祷を行い、その後、デッキ上4ヶ所に分かれて募金をスタートしました。
今回の募金活動について、事前にホームページやTwitterでお知らせをしていたこともあり、14時の募金開始と同時にたくさんの方が協力してくれました。わざわざこのためだけに溝の口まで足を運んでいただいたサポーターや、駅を利用していてたまたま通りかかったファミリー、フロンターレのことはよく知らないけど、募金活動を見て震災のことを思い出し、支援をしてくださったご年配の方。皆さん年齢や立場は違っても、それぞれが復興への思いや優しい気持ちを持って行動に移していること。とても素晴らしいことだなと感じました。
15時までの募金活動はあっという間に終了し、今回の募金金額は440,752円でした。募金していただいた皆さん、本当にありがとうございました。集まった募金は、川崎フロンターレ東日本大震災復興支援活動「Mind-1ニッポンプロジェクト」の活動費に充て、より直接的に被災地支援の活動を行っていくための資金とさせていただきます。また、一緒に復興支援の呼びかけをしてくれた皆さん、寒い中ご協力いただき、ありがとうございました。
最後に安藤選手会長から参加してくれたサポーターやボランティアの皆さんに「今日はお忙しいところ協力していただきありがとうございました。おかげさまで多くの方が募金に協力してくれました。震災のこと、復興支援のことを毎年3月11日だけではなく、日頃から頭の片隅においてほしいです。」と挨拶があり、活動は終了しました。
川崎フロンターレではこれからも継続して、復興支援活動をしていきます。フロンターレが活動することによって、少しでも皆さんの目が、想いが被災地に向き、そして被災地の方々の願いでもある「忘れないでほしい」という思いを共有していただけたら嬉しいです。これからも皆さんの継続的なご支援、ご協力をよろしくお願いします。
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