2004年に川崎市市民ミュージアムで初めて一般公開型でスタートした川崎フロンターレの新体制発表会見。2005年より「音楽のまち・かわさき」とスポーツの融合イベントとして、大幅にバージョンアップし「川崎音楽の拠点」である洗足学園音楽大学、ミューザ川崎シンフォニーホール、昭和音楽大学、カルッツかわさきで行われてきました。そして今年は2019年以来となるなる「洗足学園音楽大学」での開催となり、947人の方々にご来場いただきました。本当にありがとうございます。サポーターの皆さんの熱気と拍手がクラブを奮い立たせてくれたイベントになりました。

会場へ来たかったけど来られない皆さんのためにも、クラブ公式YouTubeチャンネルでのライブ配信を実施しました。
下記URLからぜひご覧ください。（会場へ行った皆さんも改めてふり返ってみてくださいね!）
■川崎フロンターレクラブ公式You Tube
https://youtu.be/4wtYw9E3nL0

第1部のオープニングパフォーマンスは洗足学園音楽大学「フロント－ルズ」による演奏や、「キャンディ・キャンディ」で有名な堀江美都子さんなどの歌唱とともに、セーラームーンやドラゴンボールの楽曲で会場を盛り上げてくれました。

続いて、第2部では皆さんのお待ちかね新加入選手のお披露目の時間。入場曲とともに、鬼木達監督、選手たちが登場すると大きな拍手と声出しエリアからの声援が会場に響き渡り、ステージに登壇しました。特にルーキー選手は緊張した様子でしたが、温かい拍手に迎え入れられ、とても喜んでいる様子でした。

そんな様子を見てから挨拶に登壇した吉田明宏代表取締役社長は胸が熱くなり、涙が溢れていたのが印象的です。続いて竹内弘明強化本部長が今年の選手編成や新加入選手の特徴を語り、鬼木達監督は今シーズンに懸ける思いを言葉に紡ぎました。

「“最強のチャレンジャー”として、自分たちの目標であるJリーグ奪還を最大の目標にやっていきたい。そんな『何が何でも優勝する』という気持ちにさせてくれたのは、選手とサポーターの皆さんです。昨年の終盤、ホーム3連戦は本当に勇気づけられる大きな声援でした。それに選手が必死で応えようとする姿。そしてアウェイでありながら最終戦、多くのサポーターの方たちが集まってくれて大きな声援をいただきました。ただ、結果は優勝できず2位。僕自身は結果が出なかった瞬間に選手には『2位では意味がない』という言葉をかけようと思っていました。だけど、終わったあとの選手の姿や、サポーターの皆さんの熱い声援が、やっぱり忘れられません。あの感動をもう一度見たい、そして私たちが見せたいという思いで今年に入っています。このクラブをみんなで、皆さんの、私たちの力で唯一無二のクラブにしましょう。今シーズンも本当によろしくお願いします」（鬼木監督）

熱いサポーターと一緒に戦い続け、作り上げてきたクラブの歴史。吉田社長、竹内強化本部長、そして鬼木達監督の言葉で、より今シーズンも“フロンターレ一丸で戦うんだ”と一致団結して2023年に向かっていきます。そして新加入選手の挨拶も笑いも取り、真面目に堂々と意気込みを語り、しっかりサポーターの心を掴んでいましたね。

次の第3部は中村憲剛FROがナレーションを務めた「ゆめちゃんカブレラ新展開VTR」の公開や、体操着に着替えた“大人小学生”の大関友翔選手、山田新選手、名願斗哉選手、高井幸大選手、松長根悠仁選手が子どもたちに混ざって体操を披露。1次キャンプから練習した成果が出たステージとなりました。

終盤にはオリヒカ新オフィシャルスーツのスーパーモデルとして宮代大聖選手が登場しキレキレの笑顔満点で動きやすいスーツであることを存分にアピールをしていました。

その後、2023ユニフォーム紹介＆ユニフォームパートナー発表、記念撮影を行い、締めの挨拶を務めた松長根悠仁選手が締め、会場に足を運んでくださったサポーターの皆さんとタオルを振り回して今年の新体制発表会見の幕を下ろしました。

ちなみに例年、どう時間を調整しても大幅オーバーで終了してしまっていましたが、ほぼ予定どおりの時間に終わらせることができました!ありがとうございました!!