こんにちは。アカデミープロジェクト担当です。
先日5月31日（水）、Anker フロンタウン生田にて「第47回 日本クラブユースサッカー選手権（U-18）関東大会」、
ノックアウトステージ 2回戦「ジェフユナイテッド市原・千葉U-18 vs川崎フロンターレU-18」が行われました。

この大会は、クラブユースチームの日本一を決める「日本クラブユースサッカー選手権 U-18 2023」、全国大会出場の切符を懸けた試合となっており、今大会の上位11チームまでがこの切符を手にすることができます。昨年は、高校3年生の代にトップチーム昇格を果たした大関友翔、松長根悠仁、高井幸大らを擁し全国大会に挑んだ川崎フロンターレU-18。グループステージを首位突破したものの、ベスト16の戦いで涙を呑む結果となりました。そんな昨年の悔しさを晴らし、全国優勝を成し遂げるためにはこの関東大会の突破は絶対条件。川崎U-18はノックアウトステージから登場し、1回戦のエスペランサSCユース戦を8-0で勝利し、2回戦のジェフユナイテッド市原・千葉U-18戦へと駒を進めました。この2回戦に勝利すると、全国大会行きが決定するという大一番。平日のナイトゲームという条件でありながらも、この日Anker フロンタウン生田には300名を超える両チームのサポーター・選手家族が駆け付けてくださいました。

川崎U-18は先週末5月28日（日）にアウェイでのプレミアリーグ旭川実業戦を戦い、中2日でこの試合に臨むこととなりました。数名の入れ替えはあったものの、旭川実業戦での先発メンバーたちがジェフ千葉U-18戦でも先発メンバーに抜擢されました。

試合の立ち上がり、球際へのスピードと縦へのパスを活かして川崎陣地へと積極的へ攻撃を仕掛ける千葉U-18のプレッシャーを感じる場面が多かったものの、川崎U-18の5土屋櫂大、20山中大輝と2年生CBコンビの堅守が光り決定機を与えず。徐々に主導権を握ると、前半35分には10尾川丈が左足を振り抜き先制に成功しました。

1点をリードし臨んだ後半、56分には2江原叡志のスルーパスから、プレミアEASTで現在得点ランキング首位を走る9岡崎寅太郎が相手GKの頭上を越すループシュートを決め2-0と相手を突き放します。その後も、交代出場した選手たちやこの日ゴールマウスを守った16菊池悠斗が安定感あるプレーを見せ無失点に抑えきり、2-0で勝利を飾りました!!
※この試合の記録やさらに細かなマッチレポート、試合後の監督、選手コメントなどをアカデミーページにて公開しています。こちらよりぜひご覧ください。

球際も激しく1試合を通しハードなゲームとなりましたが、一歩も引くことなく戦い抜いた選手たちが、ご家族やサポーターの皆さんの前で見事に全国大会行きを決めてくれました。昨年、この時期ケガに苦しんだ9岡崎寅太郎選手に試合後声をかけると、「全国大会ではもっともっとゴールを決めます!!」と今から気合十分で頼もしい言葉を、満面の笑顔で返してくれました。

1試合1試合を重ねていくたびに、「川崎フロンターレU-18のサッカー」が確立されていき、かつチーム内でのポジション争いも大変熾烈なものになっています。先日のプレミアEAST旭川実業戦終了後の長橋監督のコメントでも、「今誰が先発メンバーで出ても遜色ないレベルまで上がってきている」という言葉がありました。そんな循環がチームを成長させているんだなと。何よりも、観ている私たちをぐっと惹きこむサッカーで、いつもワクワクさせてくれます。なので、「まだU-18観たことないんだよね」という人にもぜひ、一度足を運んでいただけたらなと思います。

今回出場を決めたクラブユース全国大会は、7月23日（日）からその幕が上がります。
※グループステージの組み合わせなど詳細が決定次第、川崎フロンターレ公式サイトお知らせにてご案内いたします。

全国大会の前にも、プレミアリーグEAST第9節の横浜FMユース戦が6月24日（土）14:00より麻生グラウンドにて行われます。トップチームのアウェイ浦和戦と同日にはなりますが、ぜひトップチームの前にこちらの戦いにもご注目いただけたらと思います!!

全国大会までに、どれだけの成長を見せてくれるか、楽しみな川崎フロンターレU-18。
ぜひ引き続き、熱い応援よろしくお願いします!!