12/3に最終節を迎えた2023明治安田生命Ｊ1リーグ。
今シーズンも皆さんの熱い青援と後押しに、選手はもちろん私たちスタッフも大変大きな力をいただきました。今年もたくさんの応援ありがとうございました!

しかし・・・!

皆さんご存じの通り、川崎フロンターレの2023シーズンはまだまだ終わっていません! 12/9（土）、聖地国立競技場で天皇杯王者をかけ、柏レイソルとの闘いが残されています。
今シーズン、リーグ戦では悔しい思いもすることが多かった川崎フロンターレにとっては、是が非でも獲得したいこの“天皇杯”のタイトル。
今回は、今年の天皇杯における川崎フロンターレの軌跡を振り返りながら、9日に行われる決勝戦に向けて皆さんと一緒に気持ちを盛り上げていきたいと思います!

と、その前に。我々川崎フロンターレは2020年の天皇杯王者!!
今年の決勝戦、良いイメージを持って闘いに挑むためにも、まず初めに2020年の天皇杯決勝を少し振り返ってみましょう!!

2020年度の天皇杯決勝はG大阪との対戦でした。
当時のフロンターレは現在海外でも活躍中の田中碧 選手、守田英正 選手、旗手怜央 選手、谷口彰悟 選手、三笘薫 選手などが揃った布陣。世間では今でも、川崎史上最強世代と呼ばれるほどのメンバーでこの一戦に挑みました。
フロンターレは終始持ち前の攻撃力を前面に押し出し相手ゴールに迫る試合運び。すると55分、ダミアンのパスに抜け出したカオルのゴールによって均衡を破ります! その後はG大阪の猛攻を受けますが、ソンリョンのビッグセーブなどもあり最後まで相手にゴールを許さず。クラブ初となる天皇杯優勝を成し遂げました。

ここからは今シーズンの天皇杯の闘いを振り返っていきます!
まずは、フロンターレにとって天皇杯初戦となった２回戦の栃木シティFC戦から!

一発勝負のトーナメント方式で、何が起こるのか分からないのが天皇杯。この試合も、立ち上がりにダイヤのゴールで先制したもののなかなか追加点が取れずに難しい試合展開に。65分には相手に同点弾を決められ試合は振り出しへ。
そんなこの試合でフロンターレを救ったのはまたもダイヤ!同点に追いつかれた6分後の71分、ダイヤの左足によって勝ち越し弾が! 89分にはタイセイが追加点を決め、初戦は3-1で突破!

3回戦の相手はJ2の水戸ホーリーホック。
この試合も天皇杯特有の難しいゲーム展開になりましたが、タツキとタイセイのゴールで辛くも勝利を収めることができました!

続いての4回戦高知戦もなかなかゴールを奪えずフロンターレにとっては難しい試合展開に。
そんなこの試合のヒーローとなったのはアサヒ! 後半80分に決勝ゴールを決め、チームをベスト8に導いてくれました!

準々決勝の相手はJ1リーグ所属のアルビレックス新潟。
この試合を一言で振り返るならば、まさに『激闘』。
120分で決着の付かなかったこのゲームの運命は、PK戦に委ねられることに。このPK戦、我らがフロンターレの守護神ソンリョンが魅せてくれました! ソンリョンが2本のPKストップの末、フロンターレは準決勝進出!
まさに、総力戦となったこのゲームは見ている私たちにとっても皆さんにとっても劇的な試合になりましたね!

準決勝の相手はアビスパ福岡。
この試合はフロンターレにとって今年の天皇杯ベストゲームだったのではないでしょうか! 立ち上がりからゲームを支配しケントのACL蔚山戦に続くゴールなどもあり4得点。危なげない試合を見せてくれました!

いよいよ天皇杯タイトルへ残る試合はあと一つ。
今シーズンの締めくくりを飾るには最高の舞台が私たちには残されています。
ここまでの天皇杯の軌跡を振り返っても、決して簡単にここまで辿り着いたわけではありません。過密日程の中チームが一丸となり、時には泥臭く、勝利に貪欲に戦ってきたことがこの舞台に繋がっていることは間違いないはずです。

でもその思いは柏レイソルも強いはず。お互いの熱いタイトルへの思いがぶつかる最高の試合が聖地国立で繰り広げられることでしょう! 選手を信じ、サポーターを信じ、仲間を信じ、フロンターレを応援してくれるすべての皆さんのために。全員で総力戦で戦います。

スタジアムで、テレビの前で、それぞれの場所からの皆さんからの熱い応援は選手たちの最後の一歩に繋がるはずです!
天皇杯決勝もみなさんの熱いご青援をよろしくおねがいいたします!