11/3（祝・水）富士通スタジアム川崎にて、川崎区大人の文化祭「アオハル祭り」を初開催しました!

このイベントは、川崎の街に暮らす人、働く人など、コロナ禍で普段なかなか会うことの出来ない仲間が集まり、川崎の魅力や文化を、イベントを通して発信していくことを目的に開催されました。
また、名前に「大人の文化祭」とついているように、来場いただくお客様はもちろん、ステージの演者さんや屋台・ワークショップの出店者の皆さまにとっても学生のときに文化祭を創っていくワクワク感を感じていただくこともイベントの大きな目的のひとつでした。
クラスメイトと一緒に装飾を作ったり。何を作ろうか?何のメニューを作ろうか?と考えたり、一生懸命ダンスやお芝居の練習をしたり。当日とてつもなく緊張したり。きっと皆さんもそんなを経験をされてきているのではないでしょうか?

今回のイベントは「文化祭」の名のとおり、「食」「文化」「スポーツ」さまざまなコンテンツが用意され、川崎の魅力や文化を、イベントを通して発信していました。

それではイベントの様子を紹介していきたいと思います!

当日フィールドのオープン開始である14:00に先駆けて、10:00からフィールド前の場外エリアで「屋台」「ワークショップ」が多数出店!
屋台では、クラフトビールやとんかつにタイ料理、牛もつ煮込みや沖縄そばなど、どれを買おうか迷ってしまうほどの、食べ物がたくさんあり来場者は何度も同じ店の前を通る方の姿が多くみられました!中でも飴細工販売の「飴善」では、物珍しさに子供達が行列を作っていました!

飴細工は90℃程まで熱してやわらかくした飴を、素手と握りバサミ一本を使って美しく造形する日本の伝統文化の一つで、飴細工職人は現在全国で13人程しかいないそうですよ!
そんな貴重な伝統工芸に子供達は興味津々でした!
他の店舗も大盛況でイベントが終了する18:30には、全店舗完売!出店店舗の皆さんは予想を超える来場者に驚いていました!
今回来場できなかった方は、実際の店舗などで美味しい料理を食べてみてください!

〇クラフトビール＆アパレル販売「KANPAI」
〇チヂミ販売「おむすびカフェさらら」
〇飴細工販売「飴善」
〇お料理酒場「いものや」
〇琉球&イタリアンバル「F.B」
〇馬刺しとおでん「型無味都」
〇クラフトビール販売「TABA〜TAMAGAWA ALL BREWERIES ALLIANCETABA」
〇豚肉料理専門店「KIWAMI」
〇タイ料理「サバイタイタイ」
〇沖縄風おみそ汁「キナリノワ」
〇酵素ジュース「ぱにぱにジュース」
〇沖縄物産販売「おきなわ物産センター」

続いて、ワークショップ。
川崎区盛り上げ隊の皆さんにご協力いただき、キッズマルシェ、ママ達のハンドメイド販売、5つのワークショップブース、癒しブース、パンと焼き菓子販売などが出店。
川崎区盛り上げ隊の皆さんは、川崎に住むママたちが得意とする手仕事を活かし、川崎を明るく魅力的な街にしたいと活動している団体です!

今回川崎区盛り上げ隊の皆さんのお陰でこのようなたくさんのブースを出店していただく事が出来ました!本当にありがとうございます。
来場者の皆さんはもちろん、出店者の皆さんも終始笑顔で、その笑顔を見て我々主催者もこのイベントを開催出来て心からよかったと思いました!

そして、14時から待ちに待ったフィールドエリアがオープン!
フィールドエリアでは、「大型アトラクション」「スポーツ体験」「ステージ」の３つのエリアが皆さんをお迎えしました。

まずは「大型アトラクション」。
今回ふろん太ふわふわ、アスレチックラン、UFOスライダー、リトルビルダーの4種類の大型アトラクションを準備。場外には開場前から大型アトラクションを楽しみにしていた子供達が待機しており、開場と同時に大行列が出来ました!
今回大型アトラクションに並んでいる方達は、このためだけに来たという方がほとんどで、お祭りなどのイベントが相次いで中止となる中、このようなイベントがあるのはうれしいと言っていただく方が多くいらっしゃいました!

続いてパラスポーツ体験。
こちらでは、「神奈川県フライングディスク協会」の皆さんにご協力いただき実施したフライングディスク体験と共生社会の実現に向け活動されている「上智大学　Go Beyond」、皆さんのご協力によりパラスポーツ体験を実施しました。
フライングディスク体験では、ストラックアウトや、ディスクゴルフを体験でき、手軽に参加できることからたくさんの子供や大人の方までご参加いただきました。
ちなみにきっと皆さんはフライングディスクの事を「フリスビー」と呼んでいる方も多いかと思いますが、「フリスビー」は商標名なので、「フライングディスク」という言葉が総称として使われています!皆さん知っていましたか?

上智大学 Go Beyondの皆さんには、ボッチャ体験、ゴールボール体験、パラスポーツVR体験の3種類ご用意いたしました。
ボッチャはジャックボールと呼ばれる白いボールにより近づけたチームが勝ちとなるカーリングのような競技です!年齢や性別、障がいの有無や運動の得意・不得意に関わらず、誰もが楽しむことができるスポーツとなっています!
ゴールボールは、今年のパラリンピックでも銅メダルを取った事で知っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、音や凸凹した紐を頼りに、的となるペットボトルを倒すゲームを実施しました!
パラスポーツVR体験は車いすテニスや車いすバスケをはじめ、様々なパラスポーツをパラアスリートと同じ目線で疑似体験できます!VR（360°）映像でパラスポーツの迫力や面白さを体感でき多くの子供達が体験していました!

最後にステージについてです!
子どもから大人まで、川崎にゆかりのある幅広い年代の出演者の皆さんがステージを最高に盛り上げてくれました!
日頃富士通スタジアム川崎主催の教室にて練習を重ねている「ジュニアHipHop」や「エンジョイフラ」の皆さん。
健康づくり・介護予防のために、区民とともに作成した川崎区のオリジナル体操を広めるために活動している「ほほえみ元気体操」の皆さん。
市民団体と川崎区が、東海道川崎宿が三角おむすび発祥の地との伝承を知ってもらおうと活動している「川崎おむすび音頭」の皆さん
川崎市高津区にあるダンススタジオ「groove DANCE STUDIO」からは合計5チームのパフォーマンスを披露していただきました!
あるステージの出演グループの中には「子どもたちが一生懸命練習を積み重ねてきていたけれど、どうしてもここ1～2年は披露する場もなかなか作ってあげられず...本当に子どもたちにとってもつらい時間が続いていた。今日心から楽しかったという子どもたちの声を聞いて、涙が出ました」という指導者の方もいらっしゃったとのことです!

富士通スタジアム川崎を川崎フロンターレが指定管理者として運営を開始してから掲げている「地域コミュニティのハブになる」という命題を今回イベントを通して少しは体現できたのではと思います。
これからも地域の人と人を繋ぐコミュニティの発信地である富士通スタジアム川崎だからこそできること。富士通スタジアム川崎にしかできないことをスタッフ一同考え、富士通スタジアム川崎があることにより、周辺が今よりもっと豊かになる取り組みをしていければと思っております。

これからもぜひ富士通スタジアム川崎の取り組みを楽しみにしていてください!