10/24清水戦で「ワクチン・検査パッケージ」を使用したチケットの追加販売を行いました。
このフロンターレ日記では、「ワクチン・検査パッケージ」対象チケットの当日の運用について、そして、ご来場の皆さんが回答してくださったアンケートの一部をご紹介したいと思います。

「ワクチン・検査パッケージ」とはワクチン接種歴または検査のいずれかを確認することで、感染対策のための制限の緩和措置を対象とするものです。
スポーツに限らず、音楽ライブなどエンタメ全体で「ワクチン・検査パッケージ」の技術実証が増えてきて、ニュースでもよく聞くようになりましたよね。
フロンターレではこの技術実証に取り組むことで、収容人数を増やせるようになり、チケット完売後に約1,800席を追加販売することになりました。チケットを買いたい人が買えていない状況でこの収容人数の緩和はとてもありがたかったです。

販売した席種は“立ち見可”のゴール裏1階北と南。
緩やか～に売れていき、無事完売。本当に良かった...!
（予想より緩やかで完売しないんじゃないかって毎日ドキドキしていました）

対象チケットを持った方は入場ゲートの前に確認作業があるため、メインスタンド前広場にある確認ブースに立ち寄っていただきます。

手指の消毒後、まずは対象チケットを機械にかざします。対象チケット以外はここではじかれて、これ以上先には進めません。

その後、「ワクチン接種記録証」または「PCR検査陰性証明」と本人確認書類をご提示いただきます。
ほとんどの方が「ワクチン接種記録証」での確認でした。大事な証明書なので、原本以外にもコピーしたものやスマホで撮った写真でもOKとしています。ワクチン2回接種後14日間経過されていることが観戦条件となりますが、経過日数が足りずご入場出来なかった方が数名いらっしゃいました。
確認時間は1分、長くても2分ほどだったかと思います。ここのブースはキックオフ1時間前から込み始めました。

清水戦では技術実証にご協力いただいた皆さんにオリジナルレジャーシートをプレゼント。
すべての確認が出来た方には当日のみ有効なリストバンドをお渡しします。

今回は確認ブースから3分ほど歩いた先にある8番ゲートが対象チケットを持っている方々の”専用”ゲートとなり、リストバンドを身に着けている方だけが入場出来ました。
南の席をご購入された方はゲートから座席までの距離が遠くなり申し訳ございませんでした。

「ワクチン・検査パッケージ」を使用したチケットの販売が初めてだったので、ご来場の皆さんがどういったことを感じられたのか、不安はなかったか等お声を聞かせていただきたく、試合後にアンケートを行ったのでいくつか抜粋してご紹介します。アンケートにご回答いただきました皆さん、ありがとうございました!

自由記述では「専用トイレの案内が不十分」「立見席のため隣席との距離が近い」「せっかくの「ワクチン・検査パッケージ」なのでアルコールOKやマスクを外してもOKにしてほしい」など。
一般席が買えず「ワクチン・検査パッケージ」のチケットを買った方が多かったため、立ち見に対する不満、ご意見が多い結果となりました。
また、ワクチンを接種した・陰性を証明したからといって100％感染していないとは言えないが、「ワクチン・検査パッケージ」対象外チケットをお持ちのお客様とコンコースや売店が同じであること、「ワクチン・検査パッケージ」エリアにワクチン未接種の12歳未満のお客様がいることへのご意見も多く集まりました。

他にもいくつか質問をさせていただきましたが、10/24清水戦「ワクチン・検査パッケージ」シートは全体的に好意的に受け止めていただけたと言える結果になりました。いただいたご意見で対応出来るものは11/3浦和戦より改善しています。

今シーズン最後のホームゲーム11/27G大阪戦では、メインスタンド全席種を「ワクチン・検査パッケージ」対象として販売します。
https://www.frontale.co.jp/info/2021/1103_2.html
https://www.frontale.co.jp/info/2021/1103_1.html

（2020年2月22日に行われたサガン鳥栖戦の写真です）

メインスタンドが100％収容になるのは、2020年2月ぶりですね。
みんなでルールを守って、今シーズン最後のホームゲームを戦う選手達へたくさんの拍手を送って応援しましょう!ご来場お待ちしております!