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川崎フロンターレ アジアツアー2022日記③

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オフィシャルライター 麻生広郷

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チームは現在「川崎フロンターレ アジアツアー2022」として東南アジア遠征の最中です。

タイでの2戦目は「2022 Jリーグ アジアチャレンジinタイ」に参加しているもうひとつのJクラブ、北海道コンサドーレ札幌との対戦でした。

試合は前半からお互い積極的に前に出るサッカーを展開し、得点の奪い合いになりました。札幌に先手を取られフロンターレが追いかける展開が続きましたが、結局3-3のドロー。タイでの日本チーム同士の対戦、さらに平日夕方キックオフということで観客動員が少々心配でしたが、最終的に7000人以上の方がスタジアムに足を運んでくれました。スコアが動くスリリングな展開だったので、地元の皆さんも楽しんでいただけたのではないでしょうか。

試合終了後、タイでのラストゲームということで、選手たちが積極的にファンサービスを行っていました。スタンド越しではありますが、タイの方々にスパイクや練習着をプレゼントしたり、一緒に写真を撮ったり、グッズやスマホケースにサインを書いたり。国によってルールが違うので何とも言えませんが、これだけ近い距離でファンサービスができたのはひさびさかもしれません。

札幌戦を終え、ここで年長組の選手数名は今シーズンのチーム活動を終了。翌日早朝にタイを出発し、帰路につきました。無事日本に着いたそうです。

次の遠征地のベトナム。ベトナム遠征組は札幌戦翌日の朝にパトゥムターニー県を出発し、スワンナプーム空港へ。約2時間のフライトでベトナム・ホーチミンの空港に到着。選手、スタッフ総動員で荷物を搬出し、空港からバスで約1時間半をかけて滞在地のビンズン省のホテルに到着しました。

ベトナム遠征からアジアツアーに参加する若い選手たちは、すでに当日午前中にベトナム入りしていました。川崎フロンターレU-18所属の高橋悠斗選手、加治佐海選手、八田秀斗選手、田所莉旺選手。アカデミー出身で現在桐蔭横浜大学所属の山田新選手、山内日向汰選手。そしてジェフユナイテッド千葉へ育成型期限付き移籍中の田邉秀斗選手の7名が、ベトナム遠征チームに加わっています。

本来であればベトナム初日の夜からトレーニングを行う予定でしたが、雷雨のため中止(ベトナムならでは)。この日はホテルのトレーニングジムを借りて、入れ替わり制で室内トレーニングを行いました。

そしてベトナム2日目。午前中はビンズンFCとの試合に向けた公式会見が開催され、鬼木監督と橘田健人選手が出席しました。「まだタイから来たばかりで、今の段階ではどの選手がというのは分かりませんが、力のある選手が多くいると思っているので自分のもっている力を全部ぶつけたいです」とケント。ベトナム遠征では年齢的に上の世代になるので、中心としてチームを引っ張ってもらいたいですね。

午後からはビンズンFCとの試合が開催されるビンズンスタジアムにて、地元クラブのビンフックFC U-19と練習試合を行いました。試合形式は20分×3本。結果は9-0。得点者は宮城天、田邉秀斗、山田新(4得点)、山内日向汰(2得点)、八田秀斗でした。

カテゴリーの違いがあり点差がつきましたが、相手チームと年齢的に近い選手が多く出場。蒸し暑い天候のなかハードワークし、積極的に自分の持ち味を出そうとしていました。

今回のベトナム遠征では試合や練習以外に、算数ドリル実践授業や児童養護施設訪問、フロンターレスクール交流会 、ビンズン新都市訪問といった活動が予定されています。スケジュールが詰まっていて選手もスタッフもけっこう忙しいですが、日本では味わえないような経験ができるので、1日1日を楽しみながら実りのある遠征にしてもらいたいですね。

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