お聞きになった人もたくさんいるのではないでしょうか?
先日、フロンターレではお馴染みのラジオ番組　FMヨコハマ「モーニングステップス」にテセが出演しました。
朝鮮民主主義人民共和国代表にも選出されたテセ。昨年も早朝から2時間にわたり出演させて頂いた経験があり、今回も朝からテセのスタジオトークが炸裂していましたよ。

今回、テセが出演することになった経緯は、Jリーグキャリアサポートセンター主催のインターンシップに参加することがきっかけでした。
昨年のオフにFMヨコハマさんにDJとして2時間の出演をさせて頂いて以来、DJの虜になったテセ。インターンシップという形で、ラジオの番組作りを2日間かけて参加させて頂き、学んだようです。

朝の4時からスタジオ入りして、番組の準備をしていたテセ。「実はホテルに泊まって昨日から準備した」そうです。
「こんなに早起きしたことはない!めちゃ眠かったけど、夢がかなってめちゃくちゃ興奮しています」と早朝から異常にハイテンション。5時からの番組にDJの栗原治久さんと一緒に参加させてもらいました。最初はぎこちなかったけど、時間の経過と共にプロ顔負け!の喋り手として、意外な能力を発揮していました。

栗原さんによるとテセのDJの素質について「DJの基本である音楽が好き」、「声の質が低音で落ち着いている」という二つのポイントをしっかり押さえているから素質は十分あるとのこと。現役を引退したら、スポーツDJみたいなジャンルがお勧めだそうです。スポーツの事を話せる話し手はいるんだけど、そこに音楽をあわせて話していける人はなかなか少ないそうで、テセにお勧めしていました。あまりにも褒めて頂いたので、まだまだなところはどこでしょう?駄目だしを!と尋ねてみると、しばし考えられた後に「曲を紹介したいあまりに、紹介の時の声が早口になる…」との事。ホントに音楽が好きなテセらしいですよね…　そこの部分を聞いてみると、テセは「自分が選んだ曲を電波を通じて流したい」という強い野望（気持ち）があるので、どうしても曲紹介の時がたまらない至福の時だったようで、ついつい1秒でも早くリスナーに聞いてもらいたくて早口になってしまっているようです。

今日は4時間…　の長丁場だったようですが、「だんだん自分が乗ってくる」のが肌で感じていたようで、「またやりたい!」とすっかりDJ業に夢中でした。

しかし今回のインターンシップは番組を作るところから学ぶということで、裏方さんの作業があってこそのDJが生きてくることも学んだようです。「裏方さんの秒単位の緻密な作業があってこその番組!おれらがサッカーをやっていることにも共通しているね。表舞台で動いている人もいれば、裏で支えている人もいる。もっとも裏で支えている人があってこその表舞台ですよね。常に感謝しないと!」と感想を述べていました。

スタジオは聖域です。「自分のお勧めを魂をこめてお届けした。最高に楽しかったし、いい経験をさせてもらいました」と笑顔でスタジオを後にしたテセ。今回の企画に快くご協力いただきましたJリーグキャリアサポート、FMヨコハマさん、モーニングステップスのスタッフの皆さん、大変お世話になりました。