Jリーグ選手会の社会貢献活動の一環として行われているJリーガーズウィーク。毎年6月頃になると、我がホームスタジアム等々力陸上競技場のある等々力緑地の園内清掃を選手・スタッフそしてサポーターの皆さんと力を合わせて行ってきました。

そして今年、ある問題が発生していました。毎年のJリーガーズウィークは、ありがたいことに参加者の方々が増え続け、等々力緑地内だけではすぐに終わってしまうくらいになりました。そろそろ、等々力から一歩踏み出すか。その決意を新たに今回企画されたJリーガーズウィークの記者会見を行いました。

もう皆さん、HPでお知らせをしている通り、知っている方も多いかと思いますが、改めて企画名は「多摩川エコラシコ」。何かひっかかる方もいるかと思いますが、その通りです。多摩川の美化活動に少しでも貢献する一方で、9月20日FC東京との「多摩川クラシコ」のPR活動の一環として、こんな企画名を付けました。早速、記者会見でも「このエコラシコというネーミングはどういった意味が」との質問がありましたが、答えは簡単です。クラシコとエコをもじっただけです。

この記者会見に川崎フロンターレの代表として登場したのは、プレー同様川崎フロンターレの選手会長としても素晴らしい働きをしてくれているヒロキ。いつも見慣れたユニフォーム姿から一転し、スーツ姿での登場に女性スタッフからも「やっぱカッコいいわね」と一言。男性から見ても、スーツ姿のヒロキはカッコよかったですよ。そのヒロキが記者会見前ににらめっこしていたのは、念のために…　と思ってスタッフの用意した挨拶文のカンペ。選手会長として記者会見に参加している手前、個人名やご協力していただいている団体名を間違えるわけにはいきません。集中して覚えようとする目は試合時そのものでした。
「大丈夫かなぁ」とほんの少しだけ心配をしていたスタッフでしたが、さすがに本番には強い。ところどころ、自分の言葉にしっかりと変換しながら記者会見の場で挨拶をし、出席された新聞記者の方々の質問にも丁寧に答え、このイベントを盛り上げるために努力しているヒロキの姿勢には本当に頭が下がりますし、頼りになりました。

記者の方々からの簡単な質疑応答があった後、記者会見は無事に終了。今回のイベントは、川崎市の大事な母なる川である多摩川をサポーターの皆さんと選手が、一致団結して清掃活動に臨み、9月20日の大事な一戦、「多摩川クラシコ」に心ひとつにして臨むことを目的としております。そして、日ごろお世話になっている多摩川に感謝の意味をこめて清掃活動を行うことも目的であります。

アウェイ鹿島でのタイトルに向けた絶対に落とせない激闘の次の日ではあります。選手と同様、力の限り声援を送る皆さんも疲れが残っているかもしれません。でも皆さん。年に一度のイベントです。積極的に清掃活動に参加しましょうよ。選手も今からやる気満々で当日を楽しみにしています。一人でも多くの皆さんの参加を選手はもちろんのこと、スタッフ一同、楽しみにしております。

皆で汗かいて、皆で奥多摩ヤマメを食べて、多摩川クラシコに向けて盛り上げていきましょう!!