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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

4/12 (月) 2010

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算数ドリル完成!!

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広報部

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2009年4月に日本のプロスポーツチーム初の試みでスタートした『川崎フロンターレ算数ドリル』。昨年度は、川崎市立上丸子小学校(中原区)の6年生のみの対象でしたが、今年は2009年度ナビスコカップで得た賞金の一部を使用して、川崎市内の全113校の市立小学校6年生の児童数分及び、特別支援学校3校分を作成しました。授業をアシストする教材として、川崎市内の各小学校6年生・特別支援学校の算数学習にて使用していただきます。


そして新学期が始まった4月上旬、今年度版の『川崎フロンターレ算数ドリル』が児童に配布され、算数の授業にて使用されると聞き、川崎市立川中島小学校(川崎区)に訪問することになりました。正門には春を彩らせる桜がきれいに咲いており、清々しい天気。算数ドリルを受け取った子供たちからどんな反応が出てくるかドキドキしながら、教室へ!!

我々スタッフがお邪魔させてもらったのは、6年1組、2組の3時間目の算数授業。実は、フロンターレ算数ドリルを配布することは、先生から児童へまだ伝えていません。完全サプライズです!

この日、勉強するのは「公倍数」。まず担任の先生が教科書を使って、公倍数について説明をしていきます。教科書での説明が途切れるたびに、「次、来るか?」「この次か?」とドキドキしてその瞬間を待つフロンターレスタッフを尻目に、児童から見えないところに置いてあるフロンターレ算数ドリルに、先生、なかなか手を伸ばしません…。う~ん、先生、じらし方を分かってます。
そして授業が始まり20分。「もしかして、この授業でドリルは登場しないんじゃないか…」と不安が募ってその時、ついにやってきました!「今日は、君たちにプレゼントがあります!今年、算数の授業で使うフロンターレ算数ドリルです」と先生が袋からドリルを取り出した瞬間、教室から「うおおおスゲー」、「やったー」、「うれしい」「ジュニーニョだ」と歓声が飛び拍手喝采!みんな興味深々にドリルを眺めて、「この格好、面白い!!」、「稲本が自転車乗ってる!」等と教室中に児童の笑顔が広がりました。

その後、フロンターレ算数ドリルを使って授業再開。選手の背番号を使って、この日のテーマ「公倍数」を学びます。「3の公倍数の番号を持つ選手は誰ですか?名前を全員あげてみよう」と先生から問題が出されると、背番号が書かれた選手一覧とにらめっこ。「稲本は…違うな」、「佐原は公倍数だね」と言いながらノートに書いていきます。選手たちと、長い時間接している我々スタッフですが、佐原、田坂、テセ、矢島、横山、相澤、小林、安藤が「3の公倍数仲間」という概念を持ったことがありません!選手背番号がこういうところで児童たちの勉強に役立つ、このドリル、おそるべしです。

授業が終わり、実際にこのドリルを使ってどうだった?と尋ねてみると、「とてもやる気が出て、がんばれそうな気がする!!」、「算数は苦手だけど、楽しそうだからやってみようかな。」、「サッカー好きだからやる!!」、「谷口選手好きだから、がんばろう!!」と児童たちの反応は良く、意欲満々の様子でした。

また、先生方にドリルを使用してみてどうでした?と尋ねてみると、「カラー教材で見やすく、フロンターレの選手が登場することで児童がとても興味を持って開けますし、問題数も適度な感じで、授業のまとめにとても使いやすいですね」と絶賛。非常にありがたいお言葉を頂き、うれしく思いました。

2010『川崎フロンターレ算数ドリル』は、昨年度に引き続き、上丸子小学校内に組織された「フロンターレ算数ドリル作成委員会」の先生方や、算数研究会の皆さんなど多くの皆さんの協力のもと、作成にいたりました。本当にありがとうございました。

このドリルが川崎市内の多くの児童たちの算数学習への意欲向上、そして地元のクラブとしてフロンターレを身近に感じるきっかけになってくれればと思います。

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