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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

7/20 (火) 2010

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多摩川エコラシコ

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広報部

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梅雨が明け、素晴らしい晴天に恵まれた今年の多摩川エコラシコ。

14時という最も暑い時間の陽射しを諸ともせず、受付開始から参加者の皆さんがぞくぞくと多摩川河川敷へ。
今年はチーム対抗形式での多摩川河川敷の清掃ということで、シティボーイ、カントリーボーイ、野生児の3チームに分かれ、みんなで拾ったゴミを競いました。
受付で、「あなたは野生児チーム」と参加チームを言い渡され、戸惑う参加者もいれば自分に合っていると納得される方も。

まずは開会式。選手会主催イベントということで選手会長である井川選手の音頭の下、今回のエコラシコの趣旨が説明されました。そして、俳優の中本賢さんがスペシャルゲストで来ていただきました。

そしていよいよ、3チームに分かれてゴミ拾いがスタートです!
シティボーイは、イガ・クロ・キク。
カントリーボーイは、ヒロキ・タサ・ザワ。
野生児チームは、コミ・ヴィト・中山通訳・社長。

各チームごとに、貴重?なゴミを求める負けられない戦いが始まりました!
河川敷へ下りていくと、ゴミを探してどのチームも川や草むらに入っていきます。選手達も気合が入り、カントリーボーイの3人は「田舎に誇りを持っていますから!」とやる気満々でした。多摩川の河川敷のエリア的にはかなり奥のほうまで行ってゴミを拾っていました。シティボーイのクロとキクは、カントリーボーイのサポーターが見つけた大物ゴミを一緒に掘り起こして、「競争といっても、みんな仲間だから助け合いでしょ」とクロ。みんなで集積場所まで持って行きました。

ゴミ拾い開始からしばらくするとぞくぞくとゴミが集積場所に拾い上げられてきます。
重たいゴミ!!?をみんなで「せーのっ!!」と威勢よく持ち上げてくる参加者達の姿もあり皆さんいい汗をかいていました。またバイクや炊飯器、蛇の脱け殻、さらには財布までも。
いったいだれが捨てたのかはたまた落としたのか。個性的なゴミに参加者も大盛り上がり。
その中から多摩川ゴミ研究家の中本賢さんとイガから各賞が発表されました。

続いて、多摩川の生物観察を行うがさがさ探検隊へ。

選手と共に、ライフジャケットを着用した事前登録で当選したサポーターを中心に川へ移動。
まずは、がさがさ探検の最初のデモンストレーションでは3チームが協力してすることに。川上で川の幅で一列に並び、川下で列を成して待ち構えている網に向かって、ゆっくりバシャバシャ川の水を揺らしながら追い込んでいくと、たくさんの生き物が捕れました!子ども達だけでなく大人達もどんな生き物がいるか興味津々で網をのぞき込んでいました。
参加者の1人がヤゴを捕まえて水辺の学校のスタッフになんの種類か尋ねると、それは絶滅の恐れもあるほど少なくなってしまっているトンボのヤゴだと判明。すると周りの参加者の方達からは感心の声が上がっていました。

その後は各チームに分かれて1人1人が川の端や水草の根元を足などでガサガサ水を揺らし、中にいる生き物を追い出して網で捕るというがさがさ体験でいろんな種類の生き物を捕ることができました。シティボーイチームは、水辺の学校のエノケンさんのはからいで、秘密のスポットへ連れて行ってもらい、大きなモズクガニや大きなおたまじゃくしなど数多くの生き物を捕まえることができました。イガ、クロ、キクは、自分達でも捕りながら、子ども達に生き物を捕らせてあげようと、激しくガサガサしていました。
カントリーボーイチームは、育ちのアドバンテージを生かしてどんどん奥に突き進むタッピーとザワ。同じチームの子ども達が危なくて立ち入れないところまでいってチームの勝利の為に汗をかいていました。一方ヒロキはというと……、知らない間にチームを離れて一人で大物を狙っていました!しかし、まったく大物は捕れずにチームに合流を余儀なくされました。
野生児チームは、子どもが見つけた大きなカエルをゲットするも、ヴィトもコミも怖がってしまって大変。ワイワイ騒ぎながら盛り上がりました。

その後は、講師の中本賢さんよる多摩川講義。
賢さんは集計の繋ぎと仰ってましたが、皆さんは賢さんによる多摩川の説明や豆知識に聞き入っていました。特に「多摩川は元々生活排水が多くて汚かったが、今は下水処理もされて鮎が泳ぐほどキレイになった」という話には、みんな驚いていました。だからこそ、多摩川の清掃活動が意味のあることもわかりました。

そして、集計結果によって、シティボーイが12種類で勝利!
最後は、各チームで獲得した賞品を、各チームのサポーターに還元するため選手とじゃんけん大会。そして、灼熱の多摩川エコラシコは無事終了。

今回の主催である選手会の井川選手からのコメントです。
「今年で3回目の多摩川エコラシコでしたが、今回は中本賢さんとご一緒させてもらって、今までとは一味違うものになったと思います。
その中で川崎の素晴らしいサポーターと同じ時間を過ごせたことは、参加した選手にとっても有意義な時間でしたし、このイベントを通じてサポーターとさらにより良い関係を築けたらと思います。
特に多摩川の生物観察を行うがさがさ探検隊を実際やってみて、童心に帰る貴重な体験でしたし、多摩川にこんなにも多くの生物がいることを知らなかったので驚きと共に僕達も楽しませてもらいました。
今後もエコラシコを通じて、多摩川をキレイにしていければいいし、微力ながら世間に何かを伝えていければと思います。選手会として、社会貢献活動の一環として自分達にできることを考えた時に川崎の源である多摩川をキレイにすることが第一歩なのかなと考えています。今後ともこの活動を続けていきたいと思いますし、他にも何かできることがあれば行なっていきたいです。
最後に、この多摩川エコラシコに協力していただいたとどろき水辺の楽校の鈴木マチコさん、中本賢さん、関係各位、参加していただいたサポーターの皆さん、ありがとうございました」

我が町に流れる川。多摩川について考えるいい機会だったのではないでしょうか。
これからも付き合っていく川のことをいままで以上に考え、皆でキレイにしていきましょう。
選手会のイベントを快く引き受けたくれた中本賢さん、とどろき水辺の楽校始めご協力いただいた皆さん、そして参加していただいたサポーターの皆さん、本当にありがとうございました。そして、暑い中お疲れさまでした。

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