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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

12/24 (火) 2013

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ブルーサンタ①

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広報部

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ひと足早いクリスマスの到来!今年もやってきました、川崎フロンターレ恒例のブルーサンタの季節です。

川崎フロンターレでは毎年この時期に、病院で様々な病気や怪我と闘っている子ども達に少しでも力を与えられればと小児科病棟を慰問させていただいています。

今年まずブルーサンタが訪れたのは、これまでチームドクターとして協力いただいていたこともある昭和大学藤が丘病院。こちらに登場したのはリョータサンタこと大島僚太選手です。リョータサンタは昨年に引き続き2年連続での参加。病気と闘っている子ども達の力になれればと自ら手を挙げて参戦してくれました。

昨年経験しているリョータサンタは控室に入るなり、慣れた様子で数多くのサインを書き綴り、昨年の経験を生かして、どう声掛けしたら子ども達に喜んでもらえるか真剣に考えていました。


病院内には、「ブルーサンタがやってくる!!」の手作りポスターもあり、みんなで楽しみにしてくれていたようです。まずはトナカイに扮したふろん太とスタッフ扮するモミの木が子ども達の待つプレイルームに。今年は全国放送の「モヤさま」にも登場してさらに人気上昇中のふろん太はやっぱりここでも人気者です。

2人が現れると子ども達はみんな笑顔になり、部屋も盛り上がります。ひと足早いクリスマスということで、クリスマスムードを高めるため、みんなで赤鼻のトナカイを歌いました。そしていよいよみんなでリョータサンタを呼び込みます。

「リョータサンター!」

でも、サンタは現れません。あれ?声が届かなかったかな?!もう少し大きな声でもう一度。

「リョータサンターーーー!!!」

ブルーのサンタ衣装を身にまとったリョータブルーサンタの登場です。子ども達、そしてお母さん達の目も輝き、いつもに増して満面の笑みで登場のリョータサンタにお部屋の中はさらに盛り上がり、みんな写真を撮ったりと大忙し。

そして今度はリョータサンタも交えて「あわてん坊のサンタクロース」をみんなで大合唱。
お部屋の中はすっかりクリスマスモード全開です。みんながいい子にしていて、歌も上手に歌えたご褒美に、リョータサンタから、直筆サイン入りフロンターレオリジナルクリスマスカードとトレカ、そしてふわふわクッションボールのプレゼントがありました。一人ひとり名前を呼んでプレゼント。一番前に座っていた子はもらったボールをすごく気に入ったようでずっと離しませんでした。とても気に入ってくれたようで嬉しいです。

そしてその後は、クリスマス会に参加できなかった子ども達の病室も回ります。自分のところまで来てくれたリョータサンタとふろん太トナカイに子ども達の表情は一気に明るくなり、一緒に写真を撮ったりと素敵な時間を過ごすことができました。

リョータサンタから子ども達に、「今日は短い時間だったけど、楽しいクリスマス会ができました。看護師さんや、お父さん、お母さんの言うことを聞いていれば、きっと本物のサンタさんが来てくれると思います。今日は本当にありがとうございました」とメッセージ。

そして、子ども達からはブルーサンタの絵を描いてリョータサンタにプレゼントしてくれました。これにはいつも笑顔が素敵なリョータサンタの顔もますますニッコニコで、「俺、これずっと大事にとっておきます!」ととってもうれしそうなリョータサンタ。

「2年連続でのブルーサンタでしたが、昨年経験したことで子ども達とも早く馴染むことができましたし、自分自身もとても楽しむことができました。僕がプレゼントを渡した時の子ども達の笑顔は忘れられませんし、自分も元気をもらうことができました」と、子ども達からたくさんのパワーをもらっていました。

続いて訪れたのは関東労災病院。チームドクター、等々力でもしもの時のためにいてくれる会場ドクターが勤務しているフロンターレが大変お世話になっている病院です。ここに登場したのは、スタッフのモミの木とトナカイに扮したふろん太。ここまではお馴染みですが、昨年に引き続き「人形だからできるこの地域貢献に我々もぜひ協力したい!」と地元中原区にある「人形劇団 ひとみ座」のみなさんとお馴染みの「フロンタ」「ワルンタ」人形が駆けつけてくれました。そして関東労災病院のサンタは…、ジェシ選手でした!地球の裏側から駆けつけるサンタという設定で子ども達を元気づけるために意気込んでいました。

子ども達の前にまず登場したのはモミの木スタッフとふろん太トナカイ。どこに行ってもそうですが、モミの木スタッフには若干の笑いが送られ、ふろん太トナカイには、大歓声が浴びせられます。続いて、ひとみ座さんのフロンタとワルンタが登場。コミカルな人形の動きと元気いっぱいの声に子ども達の顔に笑顔が生まれます。サンタ登場の前に会場をにぎやかにするためにふろん太が扮するトナカイにちなんで「赤鼻のトナカイ」をみんなで歌いました。クリスマスの雰囲気がぐっと上がったところでいよいよ真打ち、ジェシサンタの登場。本物の選手ということで子ども達も若干緊張気味、そしてジェシサンタも若干緊張していました。一方で看護師さんや保護者のみなさんからはうれしい歓声が上がりました。

今度はジェシサンタを加えた全員勢ぞろいで一緒に歌を歌います。次の曲はサンタが来たということで「あわてんぼうのサンタクロース」をみんなで歌いました。歌の時間で緊張がほぐれた子ども達にもっと楽しいことを!ということで、ここはひとみ座さんにバトンタッチ。フロンタとワルンタからちょっと引っかけも入ったクリスマスクイズを出題。手を挙げてくれた子ども達をジェシサンタが指名して答えるという方法でなんと6問中5問正解と、かなりの高正解率でクイズ大会は終了。そしてクイズ大会を頑張ったみんなにご褒美ということでジェシサンタから子ども達に、おすわりふろん太ぬいぐるみ、サイン入りトレカ、クリスマスカードを1人1人に手渡し。そして受け取った子どもたちからは「オブリガード!(ありがとう!)」と大きな声でお礼を聞くとジェシから満面の笑みがこぼれていました。

その後一緒に記念撮影をしてジェシサンタから一言。「私もこの前膝のケガをして病院に通った。その時は先生達の言うことを聞いて早く治って、今こうしてサッカーができている。みんなも薬は苦いし、注射も痛いが頑張ってほしい。先生や看護師さん、お父さん、お母さんの言うことを聞けばアッという間に元気になるはず。早く退院すれば、クリスマスの時には、本物のサンタさんが頑張ったらみんなにきっと大きなプレゼントをしてくれるはずだよ」と話してくれ、クリスマス会を終了しました。

ジェシ選手は、「子ども達には早く元気になってほしい。今日いた子が無事に退院して等々力に試合を見に来てくれるなら是非事前に知らせてほしい、何かプレゼントを用意してまっているよ!」とジェシらしいとてもハートフルな言葉が飛び出ました。最後に話を聞いた時も「自分の子ども(カイキ)も小さい頃、いろんな病気をした。とても心配したし、ご両親や家族のことを考えるとそのことを思い出してとてもツラかった。でも一生懸命頑張っている姿が見れて元気をもらった気がする。大変だと思うけど、みんなで頑張って乗り越えてほしい」と話してくれました。

クリスマス会に参加していただいたみなさん、そしてブルーサンタの活動にいつもご協力いただいている病院の関係者のみなさん、本当にありがとうございました!今後も継続していきたいと思いますので、今後もよろしくお願いします。

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