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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

4/ 1 (火) 2014

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算数ドリル上巻完成!

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集客プロモG

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川崎市内小学6年生の皆さん、進級おめでとうございます!そして、お待たせしました!2014年度版「フロンターレ算数ドリル」の上巻がこの程完成し、来週から始まる新学期を前に、川崎市内公立小学校113校の全小学6年生及び特別支援学校3校に配布いたしました。

このフロンターレ算数ドリル、2009年、中原区にある市立上丸子小学校のみで使用されたのがスタートでした。その翌年の2010年には市内の全小学6年生に配布、2011年にはドリルの教育的価値が川崎市にも認められ、制作予算補助を受けて継続し、今年で6年目をむかえます。6年といえば、このドリルがスタートした時にピッカピカの1年生で入った子が、ついにドリルを使用する最終学年になったということです。月日が経つのは早いですねえ…(しみじみ)。

ドリルの作成は、フロンターレのスタッフ、算数教科を専門としている小学校の先生、教材作りの専門家、ページレイアウトをおこなうデザイナーさんで組織する「フロンターレ算数ドリル作成委員会」がおこなってます。その委員会の中でも中心となっているのが、市立上丸子小学校の蟻生先生。選手や川崎市の情報を問題と絡ませて、何とかドリルの問題にしたいというクラブスタッフからの無理難題も、頭をひねらせ、しっかり6年生の算数で学ぶ単元とリンクさせ構成してくれます。

例えば、今シーズン4年ぶりにACL(アジアチャンピオンズリーグ)に出場することを受けて「先生、ACLで対戦する各国の情報と絡めた問題ってできないですか?」と相談すれば、日本、韓国、中国、オーストラリア各国の人口と面積から、人口密度を求める問題が出来上がるわけです。そしてその問題に合う選手のポーズ写真のサンプルモデルも蟻生先生がつとめてくれます。「各国を“喰う”ってことで、ここはそれぞれの国の代表的な料理を食べているポーズでいきましょー。大久保選手は…そうだなあ、ラーメン(中国)をこうガーッと口の中にかき込む感じで…」と、いった具合に先生がモデルとなり、そのポーズを写真におさめ、選手の写真撮影の際の参考にします。
蟻生先生が写真の表情から体の向きまできめ細かくリアルに、そして真剣に表現してくれるので、委員会ではいつも大盛り上がり!楽しい雰囲気の中でいつも打ち合わせは進んでいます。

そんな蟻生先生が身を削って撮影したサンプルポーズの写真ですが、これを生かすためには、選手撮影会をしっかり組むことが重要になります。しかし、今回はこの日程調整がとても大変でした。通常ですと、練習終わりの選手たちと麻生グラウンドの大部屋で撮影を行うのですが、ACL出場の関係で宮崎キャンプ日程が早まり、麻生グラウンドでの撮影日を確保できなくなってしまったんです。かといって、キャンプ終了後まで待っていては、ドリルデータの入稿に間に合わなくなってしまう…。と言うことで、今回の撮影はキャンプ地の宮崎で撮影することになりました。

撮影で使用する備品は結構あり、かさばるものも多いので、チーム荷物を載せたトラックがキャンプ地へむかうのに合わせて算数ドリル撮影備品も載せてもらうことにしました。備品の漏れがないようリストを作成し、入念にチェックをした後、送り出したトラック。翌日、無事にキャンプ地に到着した連絡を受け、あとはこれで担当スタッフが撮影日に現地入りして備品の整理をすれば準備万端!っと思っていると、撮影備品の中でも超重要な「等身大のカツオ」パネルが紛失していることが判明!現地スタッフに何度も確認してもらったのですが、やはり、ナイ…。「あんなに目立つカツオがなくなるなんて…」と途方にくれていると、荷物を運んだトラックに積みっぱなしで、現在、福岡にあるという情報が入ってきました。なんでも、カツオパネルが傷つかぬよう、ダンボールに挟み込んでトラックに載せたのですが、ダンボールに何も表記しなかったため、撮影備品だと気づかず、そのままトラックと共に旅を続けていました…。

気がついたのが早かったため、カツオながらサケの遡上のように、撮影日までにキャンプ地へ戻してもらったため、支障をきたさずにすみました。

撮影は、対象となる選手たちに倉庫を改造した撮影場所に集まってもらい決行。ドリルの撮影が初めてではない大久保選手や西部選手、ジェシ選手、レナト選手などは奇抜なポーズでもスイスイ撮影していきましたが、今季加入した選手達は、大いに戸惑い、四苦八苦(毎年恒例)。特に可児選手は、フロンターレU-18出身ながら、「フロンターレらしい」と言われるこの撮影に下部組織出身の利はなく、悪戦苦闘。さして暑くない撮影現場ながら、大汗(冷汗?)を掻きまくりながら頑張ってましたよ。

このように選手も一生懸命、気持ちを入れて撮影した写真も見所である算数ドリルですが、この他にも、フロンターレと「川崎F・Fパートナー」を結ぶ藤子F・不二雄ミュージアムの協力でドラえもん、パーマンが登場する問題や、東日本大震災の活動を通じて親交のある陸前高田に関わる問題など、フロンターレ、サッカーだけでなく、地域や地域外での活動などをドリル問題として出題しているところも大きな見所です。

2014フロンターレ算数ドリル上巻の作成には、新たに市立登戸小学校の足立先生、古川小学校の恩田先生という若い先生方にも参加、協力いただきました。今年の10月から使用するドリル下巻にむけて、早くも準備をはじめています。ドリルを使用する子どもたちが「算数大好き!」「川崎大好き!」そして「フロンターレ大好き!」となるよう内容充実目指して作成していきますので、どうぞご期待ください!

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