先日9月7日（水）に毎年恒例となっている「Jリーグ新人研修」を実施しました。今年の参加選手は長谷川竜也選手。いつもは複数人で実施するのですが、今年は一人。
この研修は、新人選手を対象に、Jリーグでは『社会人としてのモラルやマナーを知ることはもちろん、プロサッカー選手として多くの人々に支えられていることを知ること』を目的に研修を行っています。そして各クラブで、Jリーグ全体で行う研修とは別に、地域ボランティア活動と公式試合の運営業務を行うことが義務付けられています。
今回は『ホームタウンでの地域活動』として、昨年も実施しております試合告知ポスター配布を実施しました。今回のポスターはチョン ソンリョン選手。いつの日か長谷川選手もポスターに!!

まずは、川崎フロンターレ事務所にて、川崎フロンターレOBで特命大使でもある中西哲生さんと藁科社長の講義です。
中西哲生さんからは、選手時代から今のスポーツジャーナリストになるまでの経緯や元Jリーガーだからこそわかる選手にとって大事なことを語ってもらいました。「みんなから愛される、一流の選手になって欲しい」、そして「サッカー選手の前に、一社会人としての立ち振る舞いをして欲しい」という熱い思いを伝えていただきました。

続いては藁科社長からフロンターレがどのように成り立っているのか?収入は?支出は?など、クラブの経営的な話や、フロンターレがいかに地域に密着して活動しているかなどなど、プロサッカークラブとして、競技以外のことを中心に話してもらいました。
長谷川選手も重要なところはしっかりとメモを取っていましたよ。
また、今回は引率者として伊藤宏樹も参加。昨年まではプロモーション部に所属していたので、事務所にいることが当たり前だったのですが、久しぶりに会うと何だか変な感じです。

そんな話はさて置き、中西哲生さんと藁科社長の講義が終わると、『ホームタウンでの地域活動』として平間に移動し、試合告知ポスターの配布を行いました。中西さんから「自分の名前をはっきり言うこと」「相手の目を見て挨拶すること」などを先ほどの講義で教わっていたので、さっそく長谷川選手も実践していした。最初は緊張していたようでしたが、だんだんと大きい声とクシャクシャになる笑顔で挨拶ができるようになると、お店の方も笑顔で応えてくださり、「頑張ってくださいね!」と声を掛けられるようになります。やっぱり自分から積極的に行動することは大切ですね。
最後は、昔から応援していただいている商店会の方からフロンターレと地域のつながりや、J2時代、等々力がガラガラだった時のことなど、商店会がどのようにしてフロンターレを応援してきたのかなどをお話しいただきました。
長谷川選手も改めて地域の方々に応援してもらって、初めてクラブ、チームが成り立っているんだなと実感したようです。

ご協力いただいた皆様、本日はありがとうございました。
これからもフロンターレを、そして長谷川竜也をよろしくお願いします!