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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

富士通スタジアム川崎より新年のご挨拶

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富士通スタジアム川崎スタッフ

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新年あけましておめでとうございます。富士通スタジアム川崎です。
昨年末の「日記」でもお伝えしましたが、2015年4月1日にスタートした、川崎フロンターレにとって初めての経験、「富士見公園南側」及び「富士通スタジアム川崎」の「指定管理業務」が2019年、いよいよ5年目、ラストイヤーを迎えました。

「公園の賑わい」「稼働率向上」「利用者満足度」「アメリカンフットボールを活用したまちづくり」というミッションを「地域コミュニティのハブ機能を持ったスタジアム」という基本方針に沿って、この場所を単なるアメフト場、サッカー場では無い、地域の皆様が集う「場所」であると考え、アメリカンフットボールはもちろんのこと、様々なスポーツイベント、複数の競技大会を招致、開催し、各種スポーツ団体の皆様にご利用いただくと同時に、自主事業としても多くのイベント、各種スポーツのクリニック等を開催してきました。

年末の「日記」では富士通スタジアム川崎の4年目、2018年の「振り返り」の第1弾、「充実の4年目!新しいチャレンジは続く!!」編をお送りしましたが、いかがでしたでしょうか。第2弾、第3弾は次回以降のこちらの「日記」に掲載予定です。
楽しみにしていてください。

今日は富士通スタジアム川崎として、新年一発目の告知があります!
富士通スタジアム川崎を語る上で外せない・・・「川崎球場の歴史を振り返るイベント」を今年もやります!!

富士通スタジアム川崎はかつて「川崎球場」として1952年から1992年までプロ野球チームの本拠地として約2,500もの試合が実施された日本スポーツ史上の歴史的遺産と言える場所です。王選手の700号ホームラン、張本選手の3000本安打、等、多くの名場面の舞台となりました。

1988年10月19日に行われた「ロッテオリオンズvs近鉄バファローズ」
伝説のダブルヘッダーは30年近く経った今でも「10.19」と呼ばれ、プロ野球ファンに語り継がれ、毎年10月19日には多くの野球ファン、スポーツファンが聖地巡礼に訪れます。
この川崎市の誇るべき歴史を、もちろん、野球以外でも多くの貴重な歴史を持っている、国宝とも言えるこの場所を、後世に伝えるべく、そしてリアルタイムで知らない若い世代にも語り継ぎ、新たな歴史を積み重ねていくべく、指定管理期間がスタートした2015年以降、数々のイベントを開催してきました。

2016年3月5日(土)「川崎球場10.19~あれから10,000日~

2017年1月28日(土)「10.19を中心に川崎球場の歴史を振り返る

2017年1月30日(火)「川崎球場の歴史を振り返る

2018年2月3日(土)「かわさき球場、今から見るか?昔から見るか?

2018年2月7日(水)「かわさき球場に想いを馳せる1日

2018年10月19日(金)「10.19から30周年イベント

2015年10月19日 ブログ「10.19

2016年10月20日 ブログ「10.19

2017年10月19日 ブログ「今日は10.19

これらのイベントでは川崎球場に縁がある多くのゲストにご来場いただきました。
元ロッテ、10.19の主役と言える高沢秀昭さん、10.19の年に入団した堀幸一さん、神奈川が生んだ甲子園優勝投手、愛甲猛さん、抜群の人気を誇った前田幸長さん、近鉄側から10.19を見ていた村田辰美さん、生きる伝説である元大洋ホエールズ土井淳さん、中塚政幸さん・・・。
生き証人達が語る話は、全てが貴重で重みがあり、かつユーモアにもあふれ、毎回、トークショーの会場は当時を知る人達とゲストにより、まるで同窓会のような雰囲気に包まれ、また来場した当時を知らない若い人達にも、その素晴らしさを伝えようという、アットホームな空気に満ち溢れています。

スタジアムツアーでは初めて出会った人達同士が、長年の友人のように話に花を咲かせている姿を何度も見ました。
このイベントは野球に興味がない人にも、一度来ていただきたい、本当に素晴らしいイベントなのです。

昨年、2018年の10月19日には「純パの会」の皆様と共催で今から30年前の、この日、この場所で何があったのか? 今日ここに集まった人たちは、あのとき何を想い、なぜ今日ここにいるのか? をテーマに当時の関係者達による座談会を行いました。

会場は当時さながら立ち見で溢れかえり、大いに盛り上がりました。DVD映像で試合展開を時系列で追いながら、当時を振り返ったのですが、当日のTwitterトレンドワードの上位には「10.19」が顔を出す程でした。

このように多くの人々に愛されている「川崎球場の歴史を振り返る」イベントですが「次はいつやるのですか?」という問い合わせがが絶えません。

そして…ついに日程が決まりました。

2019年2月2日です。

イベントの詳細は近日中に発表となりますが、定番である「スタジアムツアー」「川崎球場お宝ギャラリー」「名物肉うどん販売」「フィールド解放」に加え、新しい試みとして、野球に関する知識、日本最高峰の団体である「慶應義塾大学・プロ野球ファンサークルSphere」の皆様のご協力により「川崎球場リアル謎解きゲーム」を開催します。

どんな難問が並ぶのか、我々主催者側も今から楽しみです。

そして恒例の「松本秀夫さんによるトークショー」のゲストが決まりました。村田兆治さんです!!

まだ一般的ではなかった腱の移植手術から奇跡の復活を遂げた、1985年にカムバック賞を受賞。開幕からの11連勝は「サンデー兆治」と呼ばれ一種の社会現象といえるものでした。
1989年の200勝達成を目指した川崎球場での一戦は、川崎球場の歴史上屈指の来場者で溢れ、テレビの地上波でも放送され国民的な注目を集めました。

(※結局、川崎での200勝は果たせずに山形での達成となりました。)

69歳になられた今も当時と変わらない剛速球を投げる、という都市伝説がありますが、イベント当日にそれが証明される機会はあるのでしょうか? 当日のお楽しみです。

いつものようにプロ野球ファンだけでなく、誰もが楽しめるイベントとなっております。
詳細は順次、ツイッター、ブログ等で発表予定です。
是非、ご家族でご来場いただき、川崎球場の「今」と「昔」をご堪能ください。皆様のご来場お待ちしております。

富士通スタジアム川崎は、この場所を、これからも、この場所で紡がれた歴史を大切にしつつ、新たな歴史を積み重ねながら、「世代と世代を繋ぐ場所」になることを目指しています。

先日の日記にも書きましたが、1960年に大洋ホエールズがプロ野球のセリーグに優勝し、そして2017年、2018年に川崎フロンターレがJリーグに優勝し、そのどちらもパレードを行った「市役所通り」は富士通スタジアム川崎のすぐ横にあります。

川崎の「今」を眺めながら遠い「59年前」にも思いを馳せることが出来る。そして家族3世代で語り合える。父親の少年時代の熱気を子どもに伝える。富士通スタジアム川崎で出会った知らないオジサンとすっかり打ち解けて楽しい昔話を教えてもらう。

そんな素敵な一日を体験していただけたらとても嬉しいです。
2019年も富士通スタジアム川崎にご期待ください!

5年間の指定管理期間ラストイヤーとなる2019年も“川崎フロンターレだからこそ可能”な「賑わい」、「市民の皆様への還元」を目指し走り続けます。

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