いよいよACLグループステージの戦いがスタートし、ウズベキスタン遠征は2週目に入っています。
ACL初戦の大邱FC戦は立ち上がりに先手を取られる苦しい展開でしたが、絶体絶命のPKのピンチでソンリョンがビッグセーブ。
さらにジェジエウの縦パスを受けたダミアンが見事なバイシクルシュートを決め、カオルの突破からのダミアンの2点目。そしてヤストのコーナーキックからジョアンがフロンターレ初ゴールを決めて逆転。
終盤は大邱のパワーに押される時間帯が長くなりましたが、ピッチ上の選手だけではなく帯同メンバー全員でチームを盛り上げ勝利。ACLで白星スタートを切ることができました。
大邱戦翌日、チームは2グループに分かれ、出場がなかった選手たちは先に練習グラウンドに向かい、ボールを使ったトレーニング。
大邱戦に出場したメンバーはリカバリートレーニングで調整を行っていました。
キャプテンのショウゴに話を聞きました。
「大会初戦ということでACLの試合っぽいというか、ちょっと硬くて流れもよくなかったですが、我慢するところでしっかり我慢して勝ち切ったのは大きいと思います。どんな形であれ初戦で勝つことが大事だったので、逆転ということで力強い勝ち方ができたので、次に生かしていかないと」
「第一戦を終えてようやくはじまったなと、みんな感じていると思います。これから中2日で5試合続くのでそれこそ一喜一憂していられないですし、息つくひまもなく次の試合がくるのでチーム全員で準備をしていきたいです。チーム全員できている強みを出して、グループステージを1位で突破する目標に向かって頑張っていきたいと思います」
副キャプテンのヤストはこう話していました。
「やはり大会初戦でしっかり勝つのが一番大事でした。先制されてその後PKもあったり相手に流れを与えてしまったんですが、そこで焦れずに強い意志を持って点を取りにいって逆転して勝てたのはよかったと思います」
「今回のACLはセントラル開催ということで、これまで経験したACLとは違って短いスパンでどんど試合がくる難しさはあります。でもチーム全体で来られているポジティブな部分もあるので、ひとつになって目の前の1試合もそうですし、6試合を戦い抜くことが大切です」
また初戦で出場がなかった選手も、チームメイトがピッチで戦う姿を見ていい刺激を受けたようです。知念選手にも話を聞いています。
「初戦は苦しい試合だったと思いますが、いい勝ち方をしてチーム全体としていい雰囲気だと思います。試合に出ていた選手の気合いが入った姿を見て、その熱い思いが出ていない選手にも伝わってきたので、自分もチャンスが来たら活躍できるよういい準備をしたいと思います」
第2戦の北京FCとの試合は、日本時間の6月29日(火)の深夜25:00(30日の1:00)。現地時間21:00キックオフです。
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