3/27 (火) 2007
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代表2選手
text by
広報部
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スポーツ報知の三宅記者より代表レポが届きましたので、お知らせします!!
『日本代表の今年初戦、ペルー戦にフロンターレからGK川島永嗣とMF中村憲剛の2選手が臨んだ。
集合は21日の夜に横浜市内のホテルで。ACLのバンコク・ユニバーシティ大学に引き分けた試合から6時間後だった。ホームで勝点3を奪えず悔しい思いをした同試合だけに、気持ちの切り替えは難しかったのではないだろうか。
憲剛が到着し2階でチェックインしたとき、1階でちょうど中村俊輔選手(セルティック)が大勢の記者に囲まれていた。中央大学時代から横浜F・マリノスでの俊輔選手のプレーを見ており「見ていて楽しい」と話していた憲剛。一緒にピッチに立つのを楽しみにしていた。
2月の練習だけの代表合宿で初招集された川島にとっては、Jリーグの活躍が認められて選ばれた形。川島は「毎回呼ばれることは簡単じゃない。クラブでの練習とか1つ1つのプレーを大切にしなければいけない」と話していた。
翌日の練習は午前は横浜市内で軽めに。午後はなんと千葉県まで高速道路1時間半バスで移動し練習した。フロンターレとともにACLに出場している浦和の選手がオーストラリアから成田空港に帰国しすぐ合流させるためだった。試合形式の練習で憲剛は高原直泰選手や俊輔選手らと同じチームでプレー。俊輔選手とはホテルの部屋の前で偶然会い「フロンターレの試合を見ている」と言われたという。練習も初合流とは思えないほど息の合ったプレーができた様子で「(プレーを)見てくれているという感じがするのでこっちも(パスを)出しやすい」と手ごたえを得ていた。
試合前日の練習で目立ったのは川島だった。どんな練習でもいつも通りの抜群の反応でシュートを止め、試合形式の練習では大きな声を出してDFラインをまとめた。ユース時代から代表経験があったことと親しみやすい性格もあり、すっかり代表のメンバーに溶け込んでいた。
ペルー戦は憲剛も川島もベンチスタート。憲剛は後半15分にオシム監督が一番最初に切った交代のカードだった。憲剛が入ると中盤のパステンポが上がり、前へ前へと行くリズムが明らかに良くなった。俊輔が落としたパスを左足のミドルシュートを放つなど、先発出場はしなかったが、代表には不可欠な選手であることを改めて証明した。
代表の初戦は2-0の白星スタート。川島は出番こそなかったが、3日間という短い時間で、多くの収穫はあったようだ。(文=三宅篤)』
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