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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

4/18 (月) 2022

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「スクールコーチ研修会」

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川崎フロンターレスクール・普及コーチ

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川崎フロンターレスクール・普及部では、ADHDや発達障がいといった多様な子どもたちの理解に向けた見方・考え方を学ぶためのスクールコーチ対象の研修会を2回に渡って行いました。その研修会の様子をお届けしたいと思います。

◇「多様な子どもたちの理解に向けた見方・考え方」

3月25日(金)、ビデオ会議ツールにて日本大学文理学部・体育学科の伊佐野龍司准教授をお招きして、「子どもたちとの接し方の工夫やアイディア」の理解を深める研修会を行いました。研修会は3部構成に。
①発達における特徴 ②子どもたちに対する見方・考え方 ③事例・Q&Aの流れで講義を行っていただきました。

まずは、子どもたちの発育と発達での定義の整理から。伊佐野准教授のお話から、一人ひとりが持っている個性を理解していくことがとても重要な事だと改めて感じることが出来ました。

また、発育発達における特徴に関して、子どもたちに対する見方・考え方を整理し、それぞれの成長段階に応じてサポート、寄り添うことの必要性を学びました。

さらに、保護者の皆さまとのコミュニケーションをとることで、コーチ達が見えていない、子どもたちの深い部分(特徴や性格)を理解することができ、より良いアプローチへ繋がっていくと感じました。

最後に、普段の指導現場で取り組めるような、具体的な事例や解決方法などレクチャーいただきました。目の前の子どもたちの個性・特徴を理解するためのヒントが盛りだくさん。現場に立つコーチたちにとって、大変有意義で学び多き時間となりました!

◇JFA公認指導者研修会「障がい者サッカーコース」

続いて4月8日(金)、JFA公認指導者研修会 「障がい者サッカーコース」を受講しました。
当日は、講師・インストラクターとして上野二郎氏、今泉幸広氏、渡辺篤史氏の3名をお招きし、障がい者サッカーについて理解を深める2部構成(1部:ガイダンス&講義、2部:実技)で研修を行っていただきました。

「いつでも、どこでも、だれでも、いつまでも」をテーマに障がいのある人、ない人が一緒になって気軽にスポーツが楽しめること。また両者が交流できたとき、スポーツを通したノーマライゼーション(共生社会)が実現できる信念がある。様々な取り組みやコミュニケーションの具体的な方法などをご教示いただきました。

また「ともにプレーする考え方」を実践。ピッチレベルで川崎フロンターレスクールコーチが選手役となり、実技研修を行いました。実技を通して、コーチ間で盛んに意見交換(ディスカッション)を行うことができました。

実際の指導現場でも活用できる内容となっており、相手に伝える様々なアプローチ方法が具体的(ホワイトボードの活用や手話、用具の配色や伝える順番)に組み込まれていました。楽しみながら「サッカーでサッカーを学ぶ」をコンセプトに、安心安全に指導現場でも活かしていきたいと思います。

また、この研修会を終えて川崎フロンターレが掲げている「FOOTBALL TOGETHER」の合言葉のもと、クラブのミッションである「スポーツで、人を、この街を、もっと笑顔に」を実行していくため、サッカーファミリーを増やし、一人ひとりのプレーヤーが成長できるように。みんなにたくさんの笑顔を届けられるように、これからもできることからスクールコーチ一同コツコツと取り組んでいきます!

最後になりますが、今回貴重なお時間をいただき、研修会を開催してくださった伊佐野龍司准教授ならびに、上野二郎氏、今泉幸広氏、渡辺篤史氏、関係スタッフの方々へ感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

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