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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

6/23 (木) 2011

カテゴリー:

新人研修

text by

広報部

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Jリーグの新人研修の一環として、實藤友紀選手・棗佑喜選手・福森晃斗選手・田中雄大選手・大島僚太選手・谷尾昂也選手の6人が参加しました。この新人研修の目的は、社会に出た一人の人間としてのモラルやマナー、プロサッカー選手としての心構え等を学ぶために実施されています。特に所属クラブに場を移すことで、ホームタウンがあってこそのクラブ。ということを体験することができる非常に貴重な時間なのです。

この日のプログラムは第一部が武田社長と特命大使である中西哲生さんからの講義。第二部は地域ボランティア活動として試合告知ポスターの配布を行いました。

第一部はクラブ事務所にて行われたのですが、到着した選手たちはどこか神妙な面持ちでよそよそしい感じが…。社長とテツさんの講義を直々に聞くというのと、なかなか選手たちがクラブ事務所に来る機会はないので慣れないのは当たり前ですよね。
昼食をとり、まずは社長の講義がスタート。Jリーグの理念やフロンターレがホームタウンである川崎で取り組んできたこと、取り組んでいくことを歴史や将来のビジョンを含めて話していただきました。そのような背景からクラブが選手に望むことなど社長の口から直接、話を聞き選手たちは座っているだけではなく、一生懸命メモをとっていました。新人研修前日に、麻生グランドに行ってサインをもらっていたのですが、突然フクが「このメモ帳、あまりありますか?明日の研修用に欲しいんです!」と。予備を持っていたのでフクのそんな普段とのギャップに感心し、明日忘れないという約束をして渡しました。フクはそのメモ帳にしっかり、メモってました。

社長の講義が終わると、次は特命大使テツさんによる講義です。フロンターレでプレーしていたこと、現役を引退されて解説者、スポーツジャーナリストなど多方面で活躍しているテツさん。そんなテツさんから自らの体験なども含め、6人に語りかけていました。彼らのプレーの特徴を引き合いに出したり、当時の映像なども交え、非常に説得力のある内容で社長とテツさんの講義を受講している彼らの姿勢から引き込まれているのが伝わりました。終わってから話を聞くと、「ホント、講義を受けることができてよかったです。ためになりました」とナツメとリョータ。第二部のポスター配布を前にやる気が漲っていました。

さて、座学の講義が終わり、次は実践ということで車に乗り込み、テツさんに見送られ一同は第二部の試合告知ポスター配布場所である平間を目指します。普段はスタッフがそれぞれ担当の区に分かれて、年4回張り替えている活動を新人選手が行います。2つのグループに分かれ、今回は第3弾のコーセイバージョンを持って平間を練り歩きました。しっかりと「川崎フロンターレ、新人の―です!!新しいポスター出来たので貼り替えさせてください!!」と挨拶をし、ユーダイもマルも慣れない手つきでポスターを貼り替えていましたよ。商店街の皆さんの反応は営業中にも関わらず、非常に温かく「頑張ってね!」、「応援してるから!!」、「平間にくる選手は大物になるのよ!!」と激励や彼らのために手土産を用意してくれたりと商店街の方に支えられているのを肌で感じていました。さらには、帰宅途中の子やサネファンの小学生など、彼ら自身も楽しみながら研修を行うことができました。

締めくくりとして商店街の会長からは、「フロンターレができた当初は観客も集まらなった。チームも勝てなかった」発足当初やJ2時代、さらには昇降格をクラブと共に過ごしてきたからこそ話せる深いい話を直接聞くことができました。「成績ではなく、川崎にあるチーム、フロンターレだから応援しているんだ」ということを身をもって知ることができたのではないでしょうか。最後はサポートショップでもある商店街のお寿司やさんでお寿司を振る舞って頂きました。気付けばもう夕方で座学も実践も受けた選手たちは空腹だったようです。

プレーだけでなく、今後の彼らの姿勢にも注目していきたいですね。彼らの活躍に期待がかかります。時間の関係上、平間周辺すべてを回ることはできませんでしたが、対応して頂いた平間の皆様ありがとうございました。

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