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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

12/30 (木) 2021

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富士通スタジアム川崎より2021年末のご挨拶

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富士通スタジアム川崎スタッフ

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皆様、こんにちは。富士通スタジアム川崎です。2015年4月1日にスタートした、川崎フロンターレにとって初となる「指定管理業務」、「富士見公園南側」及び「富士通スタジアム川崎」の指定管理者としての7年目(2期目の2年目)が終わろうとしています。

「公園の賑わい」「稼働率向上」「利用者満足度」「アメリカンフットボールを活用したまちづくり」という川崎市が掲げるミッションをフロンターレならではの方法論で推し進め、アメリカンフットボールはもちろんのこと、サッカー、ラクロス、障害者サッカー、プロレス、チアダンス、SPARTAN SGXレーニング、ラグビー、アルティメット、グラウンドゴルフ、ポールウォーキング、かけっこ、ボクシング、新しいところではテックボール、等々、様々な競技大会、スポーツイベントを招致、開催し、多くの競技者、スポーツを愛する市民の皆様にご利用いただいてきました。

そして、この場所を単なるアメフト場、サッカー場、競技場では無い、地域の皆様が集う「場所」であると考え、施設の可能性を広げ、「夏祭り」「防災キャンプ」「ドッグラン」「屋台村」等スポーツに限らないイベント、事業を実施し「地域コミュニティのハブ」という存在を目指してきました。

富士通スタジアム川崎が自ら主催するもの、川崎市・川崎区と共催のもの、様々な団体、会社等が開催し、一緒にアイデアを練って実現させるもの。それぞれ背景、成り立ち、形態は異なりますが、根底にあるのは常に「市民の皆様に楽しんでいただきたい」「多くの市民の皆様に足を運んでいただきたい」という考えです。常にこだわっているのは「富士通スタジアム川崎」ならではの、そして「川崎フロンターレらしい」という部分です。

しかし昨年初旬から今年にかけての新型コロナウイルスの影響により、日本中、世界中で、様々な競技大会、イベントが中止となりました。それは、ここ富士通スタジアム川崎でも同しです。多くの大会、イベントを中止、もしくは制限せざるを得ない状況が続いています。

2021年1/8(金)「緊急事態宣言発令に伴う営業時間変更」のお知らせ
2021年03/22(月)「緊急事態宣言解除に伴う営業時間変更」のお知らせ
2021年3/8(月)「緊急事態宣言再延長に伴う営業時間変更」のお知らせ
2021年5/3(月)「緊急事態宣言解除後における営業時間変更」のお知らせ

しかし同時に多くの関係者の皆様と共に「スポーツを止めない」努力を続けてきたことも事実です。

富士通スタジアム川崎では、毎年、年末年始のフロンターレ日記にて、1年間の活動の「振り返り」をするのが恒例となっています。今回は2021年1月から7月まで、「2021年を振り返る:前半」をお送りします。

まずは1月。富士通スタジアム川崎の2021年のスタートは1/9(土)「スポーツインクルージョンフェスタ2021」です。川崎市は「かわさきパラムーブメント」と銘打ちスポーツを通じたインクルーシブなまちづくりを進めています。その活動を富士通スタジアム川崎流に解釈し、障がい者と健常者が一緒に楽しむことができるコンテンツを用意しました。富士通スタジアム川崎を象徴するイベントといえます。新型コロナの影響を鑑み大幅に規模を縮小しましたが、それでも川崎市市民文化大使であるパンチ佐藤さんによる「親子野球教室」、子どもから大人まで障がいの有無に関わらず楽しめる「eスポーツ体験会」、そして、川崎球場伝説のダブルヘッダー「10.19」の主役の一人、(富士通スタジアム川崎がスタートしたときから最もゲスト参加へのリクエストが多かった)元近鉄バファローズの阿波野秀幸氏によるオンラインでのトークショーなど、1月の時点で出来得るベストの内容だったと考えています。

1/9「スポーツインクルージョンフェスタ2021」開催のお知らせ

2月の富士通スタジアム川崎は、主役といえるアメリカンフットボールをはじめ多くの大型競技大会が中止になりました。そのような状況下でも多くの関係者とチャレンジを続けました。

2/28(日)、「CFL Japan GlobalCombine」が開催されました。2019年に「Xリーグ」が「CFL(カナディアンフットボールリーグ)」とパートナーシップを提携したことで実現しました。この提携の先には日本からNFL選手を、という大きな夢があります。今回のトライアウトには6月開幕予定のCFLのロースター入りを目指し、たくさんのXリーガーが挑戦しました。トライアウトを経てドラフトされた選手達の活躍は、その後の多くのメディアで報じられたので興味がある方は是非、検索してみてください。このような世界に通じるイベントの開催も富士通スタジアム川崎の魅力です。次回は有観客での実施を願っています。

フロンターレ日記「CFL Japan Global Combine」
富士通スタジアム川崎オフィシャルブログ「CFL Japan Global Combine」富士通スタジアム川崎で開催!

3月は引き続き緊急事態宣言を受けての施設使用制限がありました。そんな中でも、これまでの関係性を活かしたイベントを行いました。

3/6(土)には「第10回PKチャンピオンシップ」を開催しました。今大会は過去最高となる220チームの参加、約1,100人の参加がありました。またスペシャルゲストとして、何と‼元サッカー日本代表福西崇史さんとヴェルディなどで活躍した高木義成さんにも参加いただき大会が一気にグレードアップし大いに盛り上がりました。

高木式GKメソッド
「第10回PKチャンピオンシップ」開催のお知らせ
富士通スタジアム川崎オフィシャルブログ「第10回PKチャンピオンシップ」開催!!

3/14(日)には「タグラグビー(ラグビーからタックルを省き代わりにタグを取り合う競技)」の小学6年生による大会「かながわタグラグビー交流会」が初開催されました。毎年開催されているタグラグビーの全国大会が新型コロナの影響で中止となる中で、川崎市内のタグラグビーチームが主催となり、全国大会優勝経験があるチームなど、近隣の強豪12チームによる大会が開催されました。出場した選手達にとっては一生の思い出となったことでしょう。

タグラグビークラブ新百合ヶ丘レックス

3/20(土・祝)「第9回 JAFAフラッグフットボール日本選手権」が開催されました。富士通スタジアム川崎では、旧川崎球場時代からアメリカンフットボールの国内トップリーグであるXリーグ「社会人アメリカンフットボール秋季リーグ戦」からフラッグフットボールまで、小学生から学生・社会人まで幅広い年代で、様々なカテゴリーの大会が開催されています。今大会は全国4ヶ所で開催された地区大会を勝ち抜いた6チーム(シニア4、レディース2)が出場し優勝を争いました。残念ながら非公開となりましたが「アメフトのまち川崎」を象徴する大会となりました。

「第9回 JAFA フラッグフットボール日本選手権」開催のお知らせ

3月21(日)、関東のアメリカンフットボールチームの中学3年生による「関東中学生オールスター戦」が開催されました。元々は「東西のアメリカンフットボールの中学生選手による交流戦」が予定されていましたが、新型コロナの状況を鑑み、東京、神奈川の「中学生3年生」選手のみの大会となりました。観戦も選手の保護者と一部の関係者となりましたが、活動が大きく制限された1年を過ごした選手達にとっては特別な大会となりました。

富士通スタジアム川崎オフィシャルブログ「中学3年生 ラストマッチ」

4月、5月は公園一帯が活気づく季節ですが、施設の使用制限は続き、「アメリカンフットボールの春シーズン」の殆どが中止となりました。

4/26(月) 新型コロナウイルスの影響により中止①
4/26(月) 新型コロナウイルスの影響により中止②

そんな中で行われたのは、4/18(日)富士通スタジアム川崎にて2回目となる高円宮杯JFAU-18サッカープリンスリーグ、「川崎フロンターレU-18 vs 東京ヴェルディユース」です。前回は新型コロナウイルスの影響で「無観客」での実施となりましたが、今回は新型コロナウイルス対策を実施したうえで「有観客」となりました。川崎フロンターレのトップチームのホームゲーム開催日と重なり、来場は480人にとどまりましたが、場外ではキッチンカー、ふろん太のふわふわ、フットダーツ、パラスポーツ体験などのブースを出し、プリンスリーグ目的以外の、近隣の一般市民にも楽しんでもらうことが出来ました。
ご存じの方も多いと思いますが、川崎フロンターレU-18は2022シーズンのプレミアリーグ昇格を果たしました。現在、来シーズンの富士通スタジアム川崎で1試合でも多く公式戦が開催できるよう調整中です。富士通スタジアム川崎の観客席がフロンターレブルーに染まる景色を見たいですね。

U-18を応援しよう!「4/18 東京ヴェルディユース戦」について
富士通スタジアム川崎オフィシャルブログ「川崎フロンターレU-18 vs 東京ヴェルディユース」開催

4/24(土)、「はじめてのラグビー」が開催されました。2019年12月、ラグビーW杯直後に開催し多くの参加者(1,000人)を集めた第1回目に続いての開催です。富士通スタジアム川崎と「川崎市ラグビーフットボール協会」「川崎市ラグビースクール」の三者共催による「年中から中学生」までの未経験者を対象に、新型コロナ対策として参加人数は50名に絞り実施しました。熟練のコーチ達が長い年月をかけて開発した練習メニューはとても楽しく、文字通り初めてラグビーに触れた子ども達の顔には笑顔があふれていました。

「はじめてのラグビーin富士通スタジアム川崎」開催のお知らせ
「はじめてのラグビー!」

5/1(土)、富士通スタジアム川崎の代表的な自主事業である「富士通スタジアム川崎スポーツフェスタ」が開催されました。今回で4回目を迎えます。来場者は何と2,000人。川崎市民が様々なスポーツを楽しむ機会としてすっかり定着しました。富士通スタジアム川崎がこれまで築いてきた多くの競技団体の協力を得たことで全16種類のスポーツを子ども達が体験することが可能となりました。これだけ多くの競技が一堂に会する機会は国内では稀ではないでしょうか。中でも最も注目を集めたのが今話題のeスポーツのひとつである「HADO」です。他にも「世界最新の測定機器」、「㈱キッズライフエンターテイメント」の協力による「大型遊具」等、子ども達が体験し楽しめる場所をたくさん用意しました。このページには書ききれないので、是非、下記リンクをご覧ください。イベント開始時から終了まで「スタジアムの賑わい」は絶えることは無く「コロナ禍」の市民にとって貴重な場となりました。

5/1「富士通スタジアム川崎スポーツフェスタ2021」開催のお知らせ
5/1「富士通スタジアム川崎スポーツフェスタ2021」開催!!!
『スポーツフェスタ2021』開催レポート【前編】
『スポーツフェスタ2021』開催レポート【後編】

5/29(土)、「はぐくみの里」を舞台に「DIYイベント」を開催しました。「市民広場のベンチ」を「はぐくみの里」のボランティアの皆様と一緒に、市内の加工専門工房運営会社「中原工房」の全面協力により作成しました。川崎フロンターレが指定管理者を務めているのは「富士通スタジアム川崎」だけではありません。「市民広場」「こども広場」、そして「はぐくみの里」等、富士見公園南側に広がる広大なエリアを管理しているのです。ベンチの素材は一昨年の大型台風で倒れた倒木の中から「ベンチに適した木」を選定し「中原工房」のスタッフがチェーンソーで切断し「やすり」を掛け、「保護塗料」を塗り完成させました。「廃棄処分される予定の倒木」から富士見公園に新しい「ベンチ」を生み出しました。今後もこのようなワークショップを開催していきたいと考えています。地域コミュニティのハブを目指す我々だからこそ可能なことだと考えています。
丸太でベンチをDIY!

6月。引き続きの使用制限下での時短営業でしたが、施設の回転率はむしろ高まっていました。近隣の他施設が閉鎖する中で営業を続けている施設として「中々予約が取れない人気施設」となりました。富士通スタジアム川崎は「競技をする」ためだけの施設ではありません。様々な用途でのご利用が可能です。この2,3年、多くの登録者を持つYouTuberや著名アスリートのご利用が増えていることも富士通スタジアム川崎の特徴の一つと言えます。

6/17(木)。サッカー元日本代表「福西崇史」さんが公式YouTubeチャンネルにご来場されました。そして昨年現役を引退した「中村憲剛」によるPK対決と対談を行いました。福西崇史さんには定期的にYouTubeの撮影でご利用いただいています。
福西崇史福ちゃんねる

6/26(土)、梅雨の谷間の快晴。はぐくみの里で「親子じゃがいも堀り体験」が行われました。毎年開催している大人気の催しが2年ぶりに復活しました。はぐくみの里でボランティアの皆さんが丹精込めて育てたじゃがいもです。開園前から大勢の方々が行列を作りました。一回に掘る人数を制限するなど感染予防に務めました。今年はじゃがいもの生育状況が良く、大きなじゃがいもを掘り当てた子ども達は嬉しそうにお父さんお母さんに見せていました。過去最高227名の来場者数でした。

ジャガイモ掘るぞー!

以上、2021年1月から7月、「2021年を振り返る:前半」をお送りしました。

「指定管理者」としての7年目が終わろうとしています。限られた条件の中で最善を尽くすのは富士通スタジアム川崎の最も得意とするところです。これまで通り、川崎フロンターレだからこそ可能な、様々な施策、市民満足度向上施策を実施し続けます。将来、振り返ったときに「あの期間が有ったから、今があるんだよね」と言えるように。今年、このような状況でも富士通スタジアム川崎にご来場いただいた皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。スタッフ一同感謝の気持ちで一杯です。来年、2022年も、そしてこの先ずっと、富士見公園が多くの市民の皆様に愛され、たくさんの人々で賑わう公園で有り続けるよう努力を続けていきます。一年間、ありがとうございました。新年が市民の皆様にとって、さらに良い年になりますよう祈念して、本年を締めくくりたいと思います。

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