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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

9/13 (火) 2022

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等々力ホームゲームにて「フードドライブ」実施中‼

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SDGs担当

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川崎フロンターレでは、今年6月から「川崎フロンターレSDGs」の取り組みの一環として、ホームゲーム開催時に「フードドライブ」という取り組みを実施しています。今日は、この取り組みをより多くの人に知っていただくために、フードドライブの現状と川崎フロンターレの取り組みについて紹介します。

そもそも「フードドライブ」とは、ご家庭で不要となった食品を、経済的な理由や持病などにより生活に苦しむ人や福祉施設等へ届ける取り組みのことです。アメリカで始まったといわれているこの活動ですが、近年ではSDGsに対する注目度の高まりから日本でも盛んになっており、様々な企業やNPO法人などが実施しています。

「もったいない」を「ありがとう」へ。これはフードドライブの理念ともいえる言葉です。農林水産省によると、日本の食品ロスの量は年間522万トン(国民1人当たり41㎏)にものぼり、そのおよそ半数が家庭から発生しています。そんな各家庭で生まれた「もったいない」食品を、本当に必要とする人のもとへ届けることで「ありがとう」に変えることが出来る。これこそがフードドライブの本質です。

さらに、フードドライブはSDGsの達成に向けても大きな意義を持ちます。目標1「貧困をなくそう」、目標2「飢餓をゼロに」、目標12「つくる責任つかう責任」など、フードドライブが関連する目標は多くあります。持続可能な地球環境と社会の実現のためにも、重要な活動といえるのではないでしょうか。

さて、川崎フロンターレが取り組むフードドライブですが、ファン・サポーターの皆様のご支援もあり、少しずつ寄付していただける食品の数が増えています。毎試合50~60点の寄付を頂いており、中には毎試合寄付してくださる方もいらっしゃいます。これまでご協力いただいた皆様、改めましてありがとうございます。川崎フロンターレが協働・連携している「かわさきこども食堂ネットワーク」への支援とは異なり、フードドライブでは障害を含めいろいろな理由で外出が困難な方や、様々な世代の貧困に苦しむ方をも救うことができます。より多くの人の力になるべく、「かわさきこども食堂ネットワーク」への支援と合わせて、今後も活動を続けていきます。まだ寄付したことがない方も是非ご参加ください。

皆さんからいただいた食品は、フードバンクかわさきさんに寄付しています。フードバンクかわさきでは、各家庭の事情に合わせるためにオーダーを聞いたうえで、寄付を受けた食品を利用者のもとに直接届けていただいています。配送スタッフが直接訪問し、利用者の様子を伺うことで、少しでも力になれるように工夫されています。現在月に合計120世帯程に食品等をお届けしていただいています。下記の図(フードバンクかわさきHPより)の通り、フードバンクかわさきの活動は、単なる食品の提供だけでなく、生活に苦しむ世帯に対する包括的なケアにより自立を支援しようとする活動なのです。

このように、フードバンクかわさきの活動は、単なる食品の提供にとどまらない社会貢献活動であるといえます。これはスポーツの力を通じて「持続可能なよりよい世の中の実現への貢献」を目指す川崎フロンターレSDGsの理念と共通しているのではないでしょうか。だからこそ、川崎フロンターレは今後もフードバンクかわさきを力強く支援し、フードドライブの取り組みを続けていきたいと考えています。そのためにもファン・サポーターの皆様やスタジアムの近くに住む住民の皆様の寄付が非常に重要です。どうか、ご家庭に不要な食品がございましたら、ホームゲームの際に寄付していただきたいと思います。ご協力よろしくお願いします‼

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