11/26(火)、フロンターレはタイ・ブリーラムに遠征しACLEリーグステージ5戦目でブリーラム・ユナイテッドと対戦しました。
11/22(金)に19:00キックオフで浦和レッズとの45分間の再開試合を行い、遠征メンバーはそのまま羽田空港に移動というかなりタイトなスケジュール。
また今回の移動は乗り継ぎのタイの国内便にチームの荷物が飛行機に乗り切らないため、タイに着いてから荷物の一部を陸路でバンコクからブリーラムに搬送。スタッフ数名の荷物隊は11/22(金)の夕方に練習器具や備品といったチーム荷物を飛行機に積み入れ、浦和戦がスタートする頃には羽田を出発し現地時間の深夜にスワンナプーム国際空港に到着。そこからトラックに荷物を積み込み陸路で約6時間かけてブリーラムに移動という超ハードスケジュールでした。
浦和戦を終えた遠征メンバーは20:45には埼玉スタジアムを出て、22:00頃に羽田空港に到着。深夜便のフライトで早朝にタイ・スワンナプーム国際空港に到着し、国内便乗り継ぎのためドンムアン国際空港近くのホテルに移動し数時間の休憩&食事。国内線の移動は1時間程度ですがちょうどいい時間帯の便がないため、結局ブリーラムのホテルに着いたのは11/23(土)の夜。ほぼ丸一日かけての移動ということで、選手、スタッフともさすがにお疲れの様子でした。
11/24(日)。昨日は長時間の移動ということもあって、選手たちは午前中は部屋でゆっくりしたり、マッサージを受けたり、気分転換で散歩に出かけたりと、思い思いの時間を過ごしコンディション調整に努めました。
この時期のタイは雨季が終わり乾季に入っていますが、ブリーラムはバンコクと比べると気温が2度ぐらい低く、日中は気温30度前後。日本と比べるとやはり暑いですが朝晩はわりと過ごしやすい気候です。
そして諸般の事情により午後から宿泊ホテルのお引越し(今回の遠征は移動多め)。お昼すぎに荷物をトラックに積み込みブリーラム圏内を移動。夕方から夜にかけてブリーラム・ユナイテッドのスタジアムの敷地内のグラウンドでトレーニングを行いました。
グラウンドでは入念なウォーミングアップ、ボール回し、パートごとに分かれ攻撃陣はシュート、守備陣はロングボールやクロス対応といったトレーニングが行われました。そして浦和戦のスタメン組らは各々のコンディションに合わせて軽めの調整。タイに来てから移動と回復の繰り返しでしたが、ボールを使ったトレーニングでひと汗かいて少しずつ動ける体に仕上げていきます。
11/25(月)。朝の散歩グループはスタジアムがある施設内にあるチャーン・インターナショナル・サーキットを見学。国際レースが行われるレース場ということで、かなり広大な施設でした。この日たまたま貸し切りで現地の方がチューニングカーを走らせている光景を見ることができました。この日の散歩隊はラッキーでしたね。
そして午後から行われたACLE公式会見は鬼木監督と三浦選手が出席。三浦選手は昨年、甲府でブリーラムと対戦してアウェイで勝利しており、スタジアムの雰囲気もなんとなくわかっているとのこと。ちなみに三浦選手はブリーラムへの移動中に天皇杯の前回大会決勝、川崎フロンターレ対柏レイソルの激闘をスマホでチェックしていたそうです。
夕方からACLE公式トレーニングがスタート。スタジアムの芝の状態はまずまずの様子ですが、その下の土が粘り気があって滑りやすいとのこと。選手たちはグラウンドの状態を確かめながらブリーラム戦のシミュレーションを行いました。
11/26(火)、ブリーラム戦当日。結果は皆さんご存知かと思います。主導権を握りながらも得点を奪えず緊迫した展開が続くなか、後半に三浦選手の見事なボレーシュートで先制点を奪うと、終盤に遠野選手が追加点。さらにアディショナルタイムに出場したフロンターレデビュー戦の神田選手がデビュー戦で初ゴールを記録。ハードな連戦のなかで総力戦で挑み、チームに勢いがつくような形で勝利を収めることができました。
11/27(水)、選手たちは早朝にブリーラムを出発。行きと同じ行程で帰路につきました(移動と休憩を含めてトータル約20時間)。そして荷物隊は昼前にブリーラムを出発して陸路でバンコク〜スワンナプーム国際空港、羽田空港というルートで無事帰国しました。
今回のブリーラム遠征は交通の便の関係で予想以上に大変な移動になりましたが、そういったハードな遠征だからこそ、勝利を収めたときの喜びがより大きくチームに一体感が生まれます。
チームは勢いに乗り次戦の年内最後のACLEリーグステージ、ホームでの山東泰山戦でも4-0の勝利。まだ来年の2試合が残っていますが、4勝目を挙げリーグステージ突破に向けて大きく前進しました。
ACLE次戦は約3ヶ月後。2025年の2/11(火・祝)、年をまたぎ新チームで挑むアウェイ浦項スティーラーズ戦です。現時点では2025年のフロンターレがどんなチームになるのかはわかりませんが、2024年のチームがいい形でつないだバトンを受けて次のステップに向かって加速してもらいたいですね。
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