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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

9/28 (土) 2024

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AFCチャンピオンズリーグエリート ~蔚山HD遠征編~

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広報担当

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9/18(水)、AFCチャンピオンズリーグエリート初戦。フロンターレはアウェイで蔚山HD(韓国)と対戦しました。

新方式が導入され「AFCチャンピオンズリーグエリート」に名称が変更されたクラブチームによる大陸選手権大会。リーグステージでは各チームがホーム4試合、アウェイ4試合を行い異なる地域のチームと対戦し、上位8チームがノックアウトステージへ進出という方式となっています。

9/13(金)のリーグ鳥栖戦翌日に先発隊のスタッフ数名や平田太圭龍シェフが韓国に渡り、遠征メンバーの選手、スタッフは9/15(日)朝に集合。成田国際空港から約2時間半のフライトで釜山、金海国際空港へ。遠征メンバー全員で荷物をバスに積み込み、バスで約1時間かけて蔚山広域市に到着しました。

移動初日ははチーム全体のトレーニングはなく、各自コンディション調整。トレーニングジムで体を動かしたり、部屋でゆっくり過ごしたり、近所を散歩したりと、思い思いの過ごし方をして体とメンタルのバランスを整えていました。


9/16(月)、韓国遠征2日目。
この日の蔚山広域市は朝から昼すぎまで雨模様。気温は30℃以下で関東と比べるとやや涼しく感じる気候でした。

選手たちは午前中にジムや散歩、治療などで各自コンディション調整。午後にミーティングを行いホテルから練習グラウンドに出発。蔚山現代のクラブハウス敷地内のグラウンドでトレーニングを行いました。


事前に情報は入っていましたが韓国は気象の影響により全国的にスタジアムの芝の状態が悪く、練習グラウンドも決していいコンディションとは言えない状況でした。ただ試合が行われるスタジアムのピッチコンディションを考えれば、ある意味いいシミュレーションになったと思います。選手たちはボール回しやシュート、戦術面のチェックといったメニューで体を動かしました。


9/17(火)韓国遠征3日目。
この日は午前にACLE公式会見が行われました。フロンターレからは鬼木監督と脇坂泰斗選手が出席。ACLE初戦に向けた意気込みを語りました。

「いよいよACLが始まるなという気持ちが強いです。アウェイ蔚山という難しい戦いからのスタートになりますが自分たちの悲願でもあるACLチャンピオンに到達するためにも自分たちの持っている力を存分に出して勝ちたいです」(鬼木監督)

「監督がおっしゃったように、いよいよACLが始まるなという気持ちで韓国に乗り込んできました。明日は難しいゲームになると思いますが覚悟をもって、チーム全員で遠征に来ていない選手、スタッフの思い、サポーターの思いも背負って戦いたいです」(脇坂泰斗)


そしてチームは夕方前から試合前日の公式練習を行いました。通常は試合が行われるピッチで公式練習が行われるのですが、ピッチコンディションがよくないため芝の確認のみ。スタジアム横のサブグラウンドでのトレーニングでした。あまり使われていないピッチなのか日当たりの関係なのかサブグラウンドのほうが芝の状態がよかったので、両極端な環境でボールフィーリングを確認できたことを前向きにとらえましょう。

グラウンドではウォーミングアップ、ボール回し、ハーフコート大を使った戦術面やフォーメーションの確認、セットプレー、パートごとに分かれ攻撃陣はシュート、守備陣はロングボールやクロス対応といった最終調整が行われていました。


9/18(水)、蔚山戦当日。
選手たちは午前中からお昼すぎまで思い思いの時間を過ごし、試合前のミーティングを行い、ホテルを出発しました。

試合は皆さんご存知かと思いますが、ピッチコンディションを頭に入れた試合運びで我慢強く戦いながら、後半マルちゃんが見事なシュートを決めて先制。攻守で集中力を切らさず総力戦で蔚山の反撃をしのぎきり1-0で勝利。蔚山まで駆けつけてくれたサポーターの皆さんの応援の力も借り、2024年のACLEは白星スタートとなりました。


「ACL初戦という難しさ、気候、ピッチ、相手の圧力と非常にタフな戦いでした。そのなかで選手は狙いをもって戦ってくれましたしアグレッシブに最後まで体を張ってくれました。得点を取れたこともすばらしいですし、最後まで(失点)ゼロで抑えた姿勢は評価されるべきものです。ACLの初戦で勝てたことをうれしく思っています」(鬼木監督)

「個人としてもゴールを狙っていたが、こういうピッチでの試合は守備が大事になる。その点では周りと連携しながら守備のタスクをこなせたんじゃないかなと。頭を切り替えて狙いを変え、全員で割り切ってプレーできたのがよかった」(小林悠)

ピッチコンディションの影響もあって、テンポよくパスがつながりゴールに迫るようなプレーは少なかったかもしれません。でも選手1人ひとりがハードワークして相手のパスコースを限定し、前線から最終ラインまで連動しながら隙を見せない試合運びができたのではないでしょうか。先発出場した選手だけではなく途中からピッチに入った選手、ベンチから声を出し続けた選手を含めて、それぞれがこの環境でできることを出し切ったナイスゲームだったと思います。


9/19(木)韓国遠征4日目。
チームは前日深夜にホテルに戻り、早朝に蔚山広域市を出発。帰路もハードスケジュールで選手もスタッフも疲れの色は隠せないですが、試合で勝って日本に帰ることができるので気分的にはだいぶ楽だと思います。選手たちは予定どおりに夕方前に成田空港に到着。無事麻生グラウンドに帰ってきました。


ACLE初戦はいい形で、アウェイで勝つことができました。ぎりぎりの勝負を1つひとつ乗り越えていくことで、チームは成長したくましくなっていくと思います。ただし、まだ1戦終わっただけで、リーグステージの戦いは年をまたぎ7試合残っています。

ACLE次戦はホームゲーム、10/1(火)光州FC(韓国)との対戦です。

光州はACLE初戦のホームゲームで横浜FM相手に7-3で勝利しており、非常に勢いに乗っているチームだと思います。そう簡単にはいかないかもしれませんが、次は等々力陸上競技場での試合です。リーグステージで連勝すれば今後の戦いを優位に進められるので、なんとしてでもホームで勝点3を積み上げたいところです。

ACLEは連戦の平日ナイターで行われることが多いのでサポーターの皆さんも都合を合わせるのが大変かもしれませんが、Jリーグとはまた違った勝負が繰り広げられるACLEの戦いをスタジアムで体感していただきたいです。そして熱い声援と拍手で選手の背中を押してください。どうか応援をよろしくお願いします。

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