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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

9/22 (火) 2009

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等々力が、少しずつ

text by

広報部

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19日の浦和戦のとき、競技場がある等々力緑地のエントランス付近が少し変わっていたこと、お気付きになりましたか?
府中街道から等々力緑地に出入りするところ、つまりシャトルバスの発着がある辺りです。車が入るのも出るのも一方通行になっていますが、出口側の一方通行の道路に置かれている駐車防止用のガードレールがずらされて、普段は1車線なのが2車線になっていました。

これ、交通アクセス改善のためのテスト運用だったんです。
等々力緑地は、競技場があるだけではなく「公園」なので、試合観戦者や他の公園施設利用者のために一般駐車場が設けられていますが、フロンターレの試合がある際は満車。特に試合終了後は、皆が一気に帰路に着くためすごく渋滞してしまいます。
何年も前からいろんな検討を繰り返していたのですが、今回、川崎市も警察も主動をとって考えてくださって、ガードレールだけでなく府中街道の信号も含めて具体的な改善実験がなされたんです。競技場とフロンパーク(プール前の広場)の間にある道路を右折して府中街道に出る車に、左折で多摩川方向に流れてくださるよう呼びかけも行いました(普段はどうしても府中街道に向かわれる車が多いのですが、実際、府中街道に出るまでの大渋滞より、多摩川のほうに向かったほうがスムーズだったりするんです)。

お見かけになった方もいらっしゃると思いますが、6月20日の大分戦のときも交通量調査をやっていました。その詳細な調査結果を踏まえて、浦和戦では行動に出ました。
浦和戦でのガードレール移動等の効果はまた分析して、今後のアクセス向上につなげていきます。

競技場の改修をはじめ、等々力緑地全体の改善が視野に入れられ、川崎市は「等々力緑地再編整備検討委員会」を開いています。いろいろな問題があるので、もちろん一朝一夕にはいきません。しかし、フロンターレだけではできないことも、川崎市や警察、関係各所のご協力を得ながら、少しずつ、動き始めていることは確かです。

川崎市は住宅が密集した街です。スポーツ施設にとって十分な環境を整えることは簡単ではありません。別のどこかいい場所に競技場などを新設するには、土地の買占めから始まり数十年かかってしまうかもしれません。だからこそ、フロンターレも構成団体の一員である「等々力陸上競技場の全面改修を推進する会」では、構造上の問題と老朽化を抱えている等々力陸上競技場を全面改修してもらうことを現実的な最善策と考えて活動しています(等々力緑地内に新競技場を造ることも、建蔽率の問題などがあって無理なんです)。

等々力陸上競技場が、川崎のスポーツ全体のために改善されることが、第一目標です。フロンターレはJリーグの理念に則ってスポーツ全般を応援していますし、また、陸上競技関係の方々も、フロンターレの試合開催のために日頃から本当にすごく尽力してくださっています。
サッカーと陸上競技、スポーツを愛する人たちが一緒になって活動している「推進する会」。皆さん、見守っていてくださいね。

陸上競技と言えば、9月23日(水・祝)は等々力陸上競技場で「スーパー陸上競技大会2009川崎」が開催されますね。男子100メートルで9秒69(!!)の世界歴代2位の記録を持つタイソン・ゲイ(米国)らスーパースターが出場予定。こちらにも注目してみてくださいね。

フロンターレは同日、国立競技場でACL準々決勝第1戦を戦います。フロンターレでは皆、ACLのために120%の力を注ぎますのでスーパー陸上には行けないのですが、スーパー陸上で川崎のスポーツがもっともっと活気づくことを願っています。
23日の夜を、フロンターレも陸上も笑顔で迎えられるように。皆さんのご声援、よろしくお願いします!

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