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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

11/19 (土) 2022

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子ども食堂訪問①

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SDGs担当

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川崎フロンターレでは、今年の8月から本格的に「かわさきこども食堂ネットワーク」への支援を本格化させました。その一環として、10月から11月にかけてネットワークに加盟する子ども食堂のうちのいくつかに、クラブスタッフが訪問させていただきました。今回はそれぞれの子ども食堂の様子を2回に分けてたっぷりお伝えします。

そもそも今回なぜ子ども食堂を訪問することになったかというと、かわさきこども食堂ネットワークを支援するうえで、まずは「川崎市内の子ども食堂の現状が知りたい」と考えたことがきっかけです。市内の子ども食堂に寄り添った支援を続けるためには、子ども食堂の現状を知ったうえで、取り組みを発信し、そして支援の輪を広げることが大切だと考え、今回の訪問に至りました。

第1弾の今回は、宮前区の「ホッとスペース・和」、多摩区の「えんくる食堂」、高津区の「菜の花ダイニング」を特集します。

最初に訪問させていただいたのが、宮前区の「ホッとスペース・和」です。こちらは昨年8月から開始したこども食堂で、菅生・稗原地区を中心に月2回活動されています。毎回50食程度が提供されており、小学生はもちろん、部活帰りの中学生もやってくる賑やかな食堂です。この日は蔵敷自治会館で開催されており、雨にもかかわらず多くの子どもたちが集まっていました。スタッフが訪問すると、「フロンターレだ‼知ってる‼」と子どもたちに元気に迎え入れてもらいました。選手が来てほしかった、と残念がっている子もいました(笑)
食事の時間になると、秋を感じるさつまいもご飯など、おいしそうなメニューがずらりと並び、皆さん笑顔で美味しそうに食べていました。中でもロッテさんからご提供いただいたコアラのマーチは大人気でした‼また、親子で食事されている方も多く、学校の話や家族の話で盛り上がっていました。家族内のコミュニケーションの時間としても大事な役割を果たしているそうです。

続いてご紹介するのが、多摩区の「えんくる食堂」。こちらは、「認定NPO法人フリースペースたまりば」が運営するまちのひろば「コミュニスペースえんくる」で開催されており、おしゃれで落ち着いた空間が特徴的な子ども食堂です。月3回、毎回50食ほどが提供されています。そのうち40食ほどは持ち帰りとのこと。障がいなど様々な理由から外出が難しい人たちにとって、テイクアウトはコロナ禍かどうかに関係なく必要不可欠だそうです。そこで、出来上がった弁当を渡すだけでなく、企業や各家庭の寄付を受けた食品を必要な人へ届ける、フードパントリーの活動も行っています。地域の身近な相談窓口としての役割も担う、素敵な食堂だと感じました。また、この日は、フロンターレのパートナー企業であるマルコメさんよりご提供いただいた健康みそ汁を使った豆乳スープが提供されており、大変好評でした。

そして、今回最後にご紹介するのが、高津区の「菜の花ダイニング」です。毎月第3水曜日に区内のプラザ橘で開催されています。現在はコロナ禍の影響もあってすべて持ち帰りでの提供とのこと。こ毎回季節感や栄養を考慮したメニューとなるように心がけられています。毎回、その日のメニューのレシピや使用されている食材について書かれたチラシを渡しているとのことでした。料理の参考になる上に、苦手な食材を克服するきっかけにもなる、素晴らしい取り組みだと感じました。丁寧にパック詰めされた美味しいお弁当と、フロンターレのパートナー企業さんから提供されたいっぱいのお菓子やお味噌を、皆さん笑顔で持ち帰っていました。当日利用していた人の中には、なんと、フロンターレのスクール生の姿も!練習後に来てくれたようで、お腹ペコペコの中、憧れの選手のトレカをもらって喜んでいました。

このように子ども食堂は地域に合わせて、様々な形で運営されています。そして、フロンターレのパートナー企業の皆様がかわさきこども食堂ネットワークを通じて提供している食品はいずれも大好評で、確実に支援が役に立っていると実感しました。明日の第2弾でも子ども食堂の様子をたっぷりお伝えします。お楽しみに‼

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