12日間の綾町キャンプも怪我人もなく、無事に終えて川崎に戻ってきました。
キャンプの最終日には練習試合が行われました。09年初の練習試合は、Vファーレン長崎との30分×4本を実施。別メニュー以外の全選手が初の練習試合をこなしました。
試合はタニのゴールを皮切りに○5-0で快勝。12日間のキャンプの最後とはいえ、選手達ははつらつとしたプレーを見せてくれました。キャンプの後半からは戦術的なトレーニングも行っており、実際にゲームの中でそれを体現できるかというテーマ、また公式戦の90分を戦う体力を少しずつ養っていく為に、一人平均60分というゲーム時間で行った練習試合でしたが、トータル120分を失点ゼロで抑えたのは大きな収穫。また流れの中でゴールが生まれた事もまずまずの成果ではないでしょうか。
練習試合を終え、北朝鮮代表に合流していったテセもキャンプを振り返り、「前半のフィジカルは非常にきつかったけど、体が少しずつ対応してくるようになった。ある程度、体作りは順調に出来ている。これからは戦術的な部分がチームのトレーニングに占めてくる割合が多くなるが、筋持久力的な部分、ダッシュ、ジョグ、ダッシュといった繰り返しの部分をチームの戦術トレーニングの中で養って準備していければいいと思う。俺は代表に行きますが、チームのトレーニングに参加できない分、より実戦の試合で開幕戦に向けての準備をしていきたいと思います。」と話してくれました。
ホテルでの解散式ではタニが代表として自身初となる挨拶を行いました。タニらしく… 恥ずかしながらも感謝の言葉を話し、キャンプは解散となりました。ホテルを出ると空港まであっという間。空港であわててお土産を購入し、羽田に戻ってきました。
また麻生に戻った6日は早速、フィジカルのトレーニングを実施。キャンプの翌日にトレーニングというのはおそらく初めての取り組みになりましたが、選手たちも疲れを見せることなく、積極的に取り組んでいました。これもACLを見据えて、移動、休養、トレーニングといったサイクルを選手達が意識している証拠でしょうか!
トレーニング後に関塚監督は記者とのインタビューで綾町キャップを総括しました。「キャンプでは選手達が意欲的に取り組み、大きな怪我人もなくグループとして、狙い通りの成果が出来ていると思います。キャンプの後半は戦術的なトレーニングに取り組み、最後に練習試合も行いましたが、トライ&エラーで出てきたものを修正しながらこれからみんなで作っていきたい。しっかりチームとしてやるべき事を選手達が頭の中で理解してくれている。監督が指示することを選手達が臨機応変にやってくれればいい。キャンプでは若い選手達の頑張りが目立った。これから練習試合を更に積んで準備していきたい」と話しました。
来週から1週間。麻生グラウンド、等々力でしっかり準備をして2回目の宮崎キャンプに備えて行きますよ。毎年毎年感じていることですが、今年の選手達、意識が違いますよ。非常に楽しみです。
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