3/30 (火) 2010
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メルボルン2日目
text by
オフィシャルライター 麻生広郷
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オーストラリア・メルボルンに到着して2日目。昨日は長距離の移動、すぐにトレーニングというスケジュールで選手たちに少し疲れの色が見えましたが、夜ぐっすり眠れたようで、1日明けてみんな元気そうです。
この日は午前中はフリーということで、部屋でゆっくりしたり、ホテルの周りを散歩したりと、それぞれ自由に過ごしていました。日本はかなり寒いそうですが、メルボルンは天気にも恵まれて非常に過ごしやすい気候です。
昼には試合前公式会見が行われ、高畠監督と谷口選手が出席しました。「メルボルンさんのホームですし、難しい試合になると思いますが、何とか勝点3を持って帰りたいです」と高畠監督。会見後はフィールドに出てピッチ状態を細かく観察していました。タニも「日本にはない雰囲気のスタジアムだけど、フロンターレらしいサッカーをして勝点3を取りたい」と意気込みを語っていました。
今回はテセが出場停止。怪我人が多いため19人目の予備メンバーがおらず、遠征メンバーは18人ぴったりです。当日は一体どんなメンバー構成で試合に臨むのでしょうか。厳しいチーム状況ではありますが、若い選手にとっては存在をアピールする絶好のチャンスですね。
試合会場のドックランズ・スタジアム(エティハドスタジアム)は、メルボルン市街地のなかにある収容人数5万人規模のドーム型スタジアム。地元で人気のあるプロスポーツ、クリケットやオーストラリアン・フットボールで利用するため、フィールドが楕円形で日本人からするとちょっと不思議な感じ。野球のスタジアムの形状に少し似ています。
さらに開閉式の屋根もついており、試合当日は屋根を閉めて開催されるとのこと。前日公式練習では選手たちは芝の状態や屋根、ライトの角度など、スタジアムの感覚を確かめながらトレーニングを行っていました。
練習後は等々力でのメルボルン戦の映像を観ながら夕食。イメージトレーニングもばっちりの様子。あとは本番に向けてコンディションを整えていくだけですね。
第1戦ではフロンターレが4-0で勝利しましたが、メルボルンもホームでは簡単に負けられないはずです。厳しい試合になるかもしれませんが、しっかりと勝点を取ってグループリーグ突破に望みをつなげてほしいですね!
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