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FRONTALE DIARYフロンターレ日記

2/17 (日) 2013

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プレシーズンマッチ

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オフィシャルライター 麻生広郷

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2月16日(土)、栃木県グリーンスタジアムにて栃木SCとプレシーズンマッチが行われました。試合形式は公式戦を想定した45分×2本、その後にメンバーを変えて45分×1本。

宮崎市内で2次キャンプを行なっていたチームは前日羽田空港に到着し、そのままバスに乗り込み栃木県に移動。かなりタイトなスケジュールでしたが、「この状況の中で正確性、精度というものをどこまで突き詰めて出来るのかなというところ」(風間監督)という狙いがあったようです。

当日は地元の方も「今日は寒いね」というほどの冷え込みぶりでしたが、川崎からもたくさんのサポーターが栃木グリーンスタジアムに駆けつけてくれました。

試合の方はホームの栃木の出足が鋭く、立ち上がりからプレッシャーをかけられリズムを作れない時間帯が続き、ようやく慣れてきたところでPKを取られ失点。後半にもPKで失点を喫し、0-2でタイムアップ。3本目の45分も先制点を奪われてしまいましたが、コーナーキックをジェシがヘッドで豪快に合わせて1点を返し、1-1で終了となりました。

「今日はみんな少し体が重たそうだったね」と試合後に話していたのはヨシト。欲を言えば得点が欲しかったところですが、「相手のプレッシャーをかいくぐれば大チャンスになる。それはキャンプでの練習試合でも分かっているので心配していない。サポーターも今日の試合を見たら心配になるかもしれないけれど、大丈夫。心配ない」と話していました。

「個人的にはボールを取られる回数が多かったし、今までやってきたことが出せなかったのが一番の印象」と反省していたのはケンタロウ。新加入ながらたくさんボールに触ってチームのリズムを作り出そうとしていた姿が印象的でした。「日々の練習からもっとしっかりやって、うまくなれるように」と開幕に向けての意気込みを語っていました。

「結果はついてこなかったけど、やっていることは間違いではないし、今日出た課題をシーズンに生かしていきたい」とイナ。「前半は相手のプレッシャーに捕まることが多かったですけど、後半はある程度守ることができた。でもPKでの失点ということで、いい教訓になった」と反省点を述べつつ、改めて気を引き締めている様子でした。

また怪我や体調不良といった理由で少し休んでいたパトリックとケンゴも出場。2人とも少し実戦から離れていたためテンポを合わせるのに苦労していたようですが、「まだ開幕まで時間があるので、しっかり調整していきたい」(パトリック)、「サッカーをするのは約1週間ぶりだけど、40分やれた。チームとしては全体的に重い感じはありましたけど、この時期にこういう相手とアウェイでやれたことをポジティブにとらえていきたい」(ケンゴ)と、前向きにとらえていました。

「疲れの中でやるということは、ひとつ大きな意義があったと思います」とは、試合後の風間監督。シーズンに入れば、コンディションや準備を万全に整えられない状態で試合に臨むことも出てくるかもしれません。そういった意味でも、この日に出た課題を克服していくことが長いシーズンを乗り切るためのひとつのポイントと言えそうです。

シーズン開幕まであと2週間。選手はいったんリフレッシュしてキャンプの疲れを癒し、チーム間でのコンビネーションや共通意識を高めながら開幕戦に向けて準備をしていきます。

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