1/30 (土) 2010
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11対11
text by
広報部
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キャンプも後半に入り、ボールを使った戦術的な練習が増えてきました。
フルコートを使って初の11対11が行われました。
フィジカルではおとなしかった選手達でしたが、やっぱりボールを使うと眼の色が変わります。疲労が蓄積しているとはいえ、声を出し、ボールを要求して動いていきます。
高畠監督もピッチの中に入り。ワンプレーワンプレーごとに指示を出していきます。
大きな声を出す高畠監督の声がピッチに響いています。ピッチの中で要求しあう選手達よりもさらに大きな声で… 声、枯れちゃわないかな〜って思うほど熱い指導です。
プレーが止まるごとに、選手達も各ポジションでプレーの確認をしていました。
実践的なトレーニングに選手が生き生きとしてきましたよ。
キャンプ初日にはミーティングを実施し、また全選手がキャンプ中に高畠監督との個人面談を行っています。
高畠監督は「自分がどう変わるかが大事だと思っています。選手みんなに同じ事を言っても伝わる事が人によって違う。漠然としてプレーをするのか、監督やコーチからのアドバイスを受けて意識してプレーするのか。まず、自分でイメージして意識を変えていく。それが大事だと思っています」
また「今までのままじゃうちはタイトルは取れない。取る事は出来ない。サッカー以外の面からも選手達にいろいろとアプローチをしていこうと思っています。それが意識。『自分で何か変わらなければいけない』と考えさせる事をさせていきたい」と話してくれました。
練習後にヒロキは「ボールを使ったトレーニングは新鮮だね。まだまだ自分達もツトさんの要求するサッカーが出来ていないけど。2次キャンプ、開幕に向けて準備していきたいと思います」と話し、監督の印象については「ツトさんの色がすごく出ていると思う。攻撃的というかね。ディフェンスもオフェンスも攻めの意識が強いかな。新しいツトさんのスタイルがしっかりチームに浸透していけばいいサッカーが出来ると思う。問題点が出れば細かく指示も出してくれているし、いい雰囲気でチームが出来あがっていくのを感じています」と話してくれました。
午前の練習が終了し、高畠監督は「みんな意識高くトレーニングに取り組んでいる。キャンプの最初に話した通り、しっかり各自が考えながら集中してトレーニングが出来ている。今日は初めてボールを使ってフルコートで戦術的なトレーニングを行ったが、それぞれ局面の中で問題点が出てきていたと思う。今出ている問題点を一つ一つ潰してクリアーしていこう。またチームみんなで問題を共有して解決していこう。いいトレーニングが出来ている。継続してやっていこう」と話し、トレーニングを締めました。
綾町もキャンプも残すところあとわずか。チームのスタイルが少しずつ出てきています。最終日の練習試合が楽しみになってきました。
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